サンジソウ

近所の花

 先日、マツバギクのような花を見つけました。マツバギクにしてはちょっと雰囲気が異なるので、そのうち名前を調べようと思っていたのです。
画像

 15日に、Tatehikoさんのブログに、この花と同じような写真が載っており、三時草と書かれていました(こちら)。これは助かりました。
 サンジソウ(三時草)はハマミズナ科(←ツルナ科)ベルゲランツス属の多年草(多肉植物)で、その名は丁度午後3時頃開花することに由来するそうです。和名はテルナミ(照波)。原産は南アフリカ。
 上の写真を撮ったのは14時過ぎ、やや左よりの上下に開花途中のものが写っています。
画像
ハゼラン(爆蘭)も午後3時頃咲くので、サンジソウの別名がある。


 同じ多肉植物つながりで、サボテンの花です。種名は不明。
画像


 オボロヅキ(朧月、ベンケイソウ科グラプトペタルム属の多年草)。メキシコ原産の多肉植物。上の写真にもちょっと写っています。別名グラプトぺタルム・パラグアエンセ、グラパラリーフ。
画像
画像


都心の花

 先日、所用で霞が関へ。桜田通りの中央分離帯で咲いていた花です。

ヒルガオ(昼顔、ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草)。
画像

コバンソウ(小判草、イネ科コバンソウ属の雑草)。
ヨーロッパ原産の帰化植物。別名タワラムギ(俵麦)。
ふつう見かけるものの2倍以上の大きさでした。
画像
画像

この記事へのコメント

  • なおさん

    ハゼランの3時草はこちらでもおなじみなのですが、この3時草は初めて見ました。光に輝く波のようというので照波というのでしょうか。それも良いですね。多肉植物もいろいろ面白いです。マツバギクも咲いているところがありますね。サボテンの紅い花やオボロヅキというのも面白いです。月という名ですが、花は星の形ですね。

     ヒルガオもあちこちで咲いているのを見るようになりました。可愛らしい花ですよね。万葉のいにしえには、かほばなと呼ばれました。
     コバンソウも可愛らしいです。乾燥させても長く楽しめますね。新宿御苑へ向かう道端にも咲いていました。
    2013年05月18日 06:27
  • 信徳

    開花時間がネーミングされるのは面白いですね。ヒツジソウってのが有りましたね。確か午後二時(未の刻)に咲くのでその名が付いたとか。尾瀬ももうじきです。
    2013年05月18日 06:47
  • 寿々木

    多肉植物ユーフォルビアの仲間は変化が多いですが、皆咲き出しているのですね。コバンソウ、当地でも咲いています。風に吹かれてサラサラと風情がありますね。
    2013年05月18日 06:59
  • mori-sanpo

    3時に咲く花とは面白いですね。午前中だけしか歩かない人は見ることができないですね。
     コバンソウはこちらでも見かけるようになりました。
    2013年05月18日 07:48
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    マツバギクの仲間ですが、茎がないのが特徴みたいで、葉は三角錐みたいでした。
    オボロヅキの花は星型ですが、ぼんやりした感じが朧月なんですかね。
    ヒルガオの古名がかほばなですか。顔花ですね。
    我が家にも本物の小判が沢山あると良いのですが(笑)。
    2013年05月18日 08:23
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    そうそう、ヒツジグサというのがありましたね。
    オシロイバナは午後4時頃咲くそうですが、四時草とは言わないようです。
    そろそろ尾瀬のシーズンですね。
    2013年05月18日 08:30
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    多肉植物は種類が多く、花も変化に富んでいますね。
    小判草は空き地や道端でよく見る植物です。姫小判草というのもあるんですが、ご覧になったことはおありですか?
    2013年05月18日 08:35
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    午前中ではサンジソウの咲く瞬間は見ることができませんが、開花したら開いたままですから、午前中でも花は楽しめます。
    2013年05月18日 08:39
  • 無門

    こんにちは

    栄養状態がいいのかな
    小判が大判に化けそうですね
    2013年05月18日 15:36
  • りりい

    サンジソウ、ヒツジグサなどいろいろな名前のつけ方があるものですね。これをたどっていくだけでも、面白いです。
    コバンソウは、こちらでも群生しているところがあります。
    2013年05月18日 16:16
  • nobara

    サンジソウとはちょっとなじみがないですね~
    サボテンじゃなくツルナ科でしたか・・・
    色と葉は違いますがハナツルソウのような?
    オボロヅキも多しか挿し芽したのですが?
    どっか行っちゃいましたね~((+_+))
    コバンソウ、その色だとムッシッシみたいで
    ギョギョギョとしちゃいますね。
    わたしも散歩道でいっぱい見ましたよ。
    2013年05月18日 16:48
  • eko

    三時頃に咲くからサンジソウですか。多肉植物なんですね。マツバギクにも似ていますね。
    我が家のサボテンも名前の分からないのが毎年咲いていますが、花色が原色のきつい色であまり好きではないので、そのまま写真も撮らず、世話もしないのですが、消えもせず、元気です。そういえば、今、花が咲いていますね(笑)
    ヒルガオが、もう咲いているんですね。花色が優しくて良いですね。
    コバンソウ、虫がいっぱいのようで、ちょっと気味が悪そうに見えますね。
    2013年05月18日 18:07
  • shizuo

    えっ!見たところマツバギク。
    “サンジソウ”って言うんですね。

    長さん、分かり易いかも、
    「咲いたから、そろそろおやつの時間にしようか~」って^^。
    テルナミもいいけど、調べて見ると面白いですね、そのネーミング。
    2013年05月18日 18:18
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    広い道路の中央ですから日の光をさえぎるものは何もなし。土の栄養が多少不足していたって、大きく育つのでしょう。
    2013年05月18日 18:41
  • shuuter

    オボロヅキ ベンケイソウ科の植物ですね。
    多肉植物ですね、面白いものが多いです。

    私のブログのタイトルの下に貼り付けているツメレンゲも
    ベンケイソウ科の植物です。
    ユニーくな植物がありますね。
    2013年05月18日 18:44
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    開花する時刻が名の由来になっているのはこの2種類以外に思いつきません。朝顔、夕顔、夜顔、宵待草なんていうのもありますけれど…。
    ヒメコバンソウやオオバンソウというのもあるんです。
    2013年05月18日 18:46
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    サンジソウみたいな花が咲くサボテンがありそうな気もします。マツバギクもツルナ科(ハマミズナ科)ですから近い親戚ですね。
    朧月の前を毎日のように通るんですが、特に世話をしている様子は見えません。根付いてしまえば強い植物らしいです。
    コバンソウは昆虫なんかのお腹の形ですね。
    2013年05月18日 18:58
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    世話無しサボテン(笑)、お宅でも咲いていますか。
    サンジソウの花はサボテンの花とマツバギクの花を足して2で割ったような感じです。
    ヒルガオも雑草扱いですが、花は綺麗な色ですね。コバンソウの方はよく見ると気色悪い(笑)。
    2013年05月18日 19:02
  • 長さん

    shizuoさん、コメントありがとうございます。
    おやつの時間を知るには都合が良い花かも。咲かない日もあるから困りますけれど。
    多肉植物の名は色々面白いものがありますね。サボテンなどは「何とか丸」なんて名が付いているのがあります。
    2013年05月18日 19:04
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    ツメレンゲ、昨年見つけましたが、あれもベンケイソウ科ですね。多肉植物は色々面白いものがあり、変化も大きいですね。
    2013年05月18日 19:09
  • hanasaku

    こんばんは
    サンジソウとても花びらが繊細なのですね。
    華やかな黄色の花が美しいです。
    サボテンの花が眩しく咲いてます。
    オボロヅキって素敵な名前です。
    可憐なお花が咲くのですね。
    コバンソウは虫のお腹みたいでちょっと怖いです。
    普通の2倍ですか!
    2013年05月18日 19:11
  • あうら

    こんばんは。
    サボテンの花が・・・白い雪の上に赤いハート♪に見えました。
    コバンソウも面白いです。小判がザクザクありますね~(笑)
    2013年05月18日 19:15
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    天気が良い日だったので、黄色い花は露出オーバーになっちゃいますから、マイナス補正しました。
    オボロヅキは肉厚の葉がバラの花のようです。それに比べて花はちょっと地味。
    コバンソウを乾燥させてお財布の中に入れておくとお金が貯まる(なんてのは悪い冗談ですね)。
    2013年05月18日 19:18
  • 長さん

    あうらさん、コメントありがとうございます。
    白い雪に赤いハート、なるほど言われてみれば見えますね。
    これ、全部本物の小判なら良いのですが(笑)。
    2013年05月18日 19:20
  • ケン坊

    こんばんは。
    ”サンジソウ”ってどんな字かなと思ったら「そのまんま東」でしたか? 珍しい花なんだと思いますが...知らないのはケン坊だけかもね。
    オボロヅキの花も何かの花に似ているんですが思い出せません>苦<
    2013年05月18日 20:11
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    三時草(テルナミ)は多肉植物に詳しい人以外はあまり知られていない植物だと思います。
    オボロヅキの花はベンケイソウ科のミセバヤとか、カネノナルキの花によく似ています。
    2013年05月18日 21:37
  • だるま

    こんばんは

    お花の名前には外国の女優さんの様な長~~い名前がありますが(笑)サンジソウは分かりやすくていいですね(^^)午後三時に咲くところを見てみたいです。
    小判草にはご利益を期待してしまう
    2013年05月18日 21:37
  • 長さん

    だるまさん、コメントありがとうございます。
    ラテン語の花の名前ときたら長たらしいのがあるし、覚えられないものが殆どです。
    その点、三時草なんてそのまんまの名前で、覚えやすいですね。照波なんて和名よりずっと分かりやすい。
    コバンソウ、金の粒に化けませんかねー(笑)。
    2013年05月18日 21:50

この記事へのトラックバック