フィレンツェ シニョリーア広場

イタリア旅行記(18) 3月7日(水)
 フィレンツェ共和国の政治の中心地であったシニョリーア広場にやってきました。
 広場の中心付近から写した写真です。左の大きな建物がヴェッキオ宮で、右手のアーチ型の建物がランツィのロッジア、その中間に少し見えるのがウフィッツィ美術館です。
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◆ヴェッキオ宮はかつてのフィレンツェ共和国政庁舎として1314年完成。後にメディチ家の宮殿となり、ベッキオ宮といわれる。現在はフィレンツェ市庁舎。塔の先端まで94m。
◆ランツィのロッジアは、共和国の時代、雨でも市民による政治集会が行えるよう1382年に建設。現在は、古代とルネッサンス彫刻のギャラリーとして利用。

 ヴェッキオ宮の前の彫刻。左はミケランジェロ作「ダヴィデ像」(コピー。オリジナルはアカデミア美術館)、右はバッチョ・バンディネッリ作「ヘラクレス像」(ミケランジェロに張り合って作ったものの、不出来と酷評された)。
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 ランツィのロッジアはさながら屋外美術館。
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 ヴェッキオ宮に向かって左手にはネプチューンの噴水(1575年完成)、更に、メディチ家のコジモ1世騎馬像(1594年完成)が続きます。ネプチューン像の背後の建物はグッチ博物館。
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 広場の北側。中央の建物の1階右側がシャネル、左側に有名なカフェ・リヴォワールがある。
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 ヴェッキオ宮の中庭。中央にイルカを持つ天使(コピー)の噴水があります。
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 イルカを持つ天使(コピー)。       メディチ家の紋章。
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 歩いてサンタクローチェ広場へ戻ります。
 (つつく)


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我が家の花

プルモナリア(咲き始め赤紫だが、すぐに青くなる)

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ムラサキ科プルモナリア属の耐寒性常緑宿根草。
原産はヨーロッパ~西アジア。

シロヤマブキの一番花
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この記事へのコメント

  • なおさん

    普通の広角レンズで写すと、建物が上すぼまりになってしまいますが、シフトレンズなどは専門のひとでもないと使いませんから、仕方ないですよねえ。広々とした広場には、立派な彫刻が沢山ですが、オールヌード?の像は寒そうですし、昔からの芸術品だから良いですが、いまのひとがマネして立ってみたら、つかまってしまいますねえ。

     冴えた青色のプルモナリアは花が大きそうで良いですね。ホタルカズラより花がずいぶん立派で見事です。花色が変わるというのも変化が楽しめますね。
     
     シロヤマブキが咲いてきましたか。うちでも種子から育てたのがもうじき咲いてきそうです。ヤマブキと2色咲くのもいいですね。
    2013年04月07日 04:45
  • あいべん

    お早うございます(^^)
    京都余り低気圧の影響を受ける事無く
    無事通過した様子です。
    今はまだ雨は残っていますが昨夜の雷雨
    からすると大人しい雨です。
    遊歩道でもヤマブキの花が見られる季節に
    なりました(^^)。
    2013年04月07日 05:23
  • 信徳

    屋外にも像が沢山あって街中どこでも美術館、博物館にいるようですね。頑丈な造りの建物は大砲の1~2発では崩れませんね。
    2013年04月07日 07:35
  • ポン太

    イタリアはどの町にも立派な彫刻が多いですね。しかも屋外でも。ダンテ像とヘラクレス像並んで立っていますがいわれを聴いて面白いです。
    写真がどれもきれいでもうイタリアに行かなくてもいいです。昨日からの雨、奈良はあまり大したことありませんでした。桜は散ったでしょう。でもまだ吉野山が楽しめます。
    2013年04月07日 07:41
  • 寿々木

    シロヤマブキがもう咲きましたか、ヤマブキより開花が遅く当方はまだ咲いていません。モミジ葉ゼラニュウムもお持ちなんですね。
    2013年04月07日 08:01
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    建物が大きいので、広角レンズでないと入らないから止むを得ないですね。
    イタリアにも彫刻のパフォーマーがいましたが、流石に裸はいませんでした。
    プルモナリアは花径が2cm位です。丈夫なので、年々花の数が増えています。シロヤマブキ、近所でもかなり咲いてきました。
    2013年04月07日 08:02
  • 長さん

    あいべんさん、コメントありがとうございます。
    こちらは深夜に雨が強まったようですが、大事にはならず、今朝は台風一過のような快晴です。
    白と黄色の山吹のコラボが撮れないかと探しているんですが、中々見つかりません。
    2013年04月07日 08:05
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    ローマ、フィレンツェ共に、あちこちで見事な彫刻を見ることができました。石造りの建物は頑丈ですから、1000年、2000年と残るでしょう。
    2013年04月07日 08:12
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    古代ローマ時代から彫刻の歴史が長いし、ルネッサンス期には優秀な彫刻家も多かったので、置き場所に困るほどなんでしょう(笑)。雨や曇りで写真の色がイマイチなんです。本当は、もっと綺麗なんですよ。
    こちらも雨、風とも警戒したほどではありませんでした。
    2013年04月07日 08:19
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    シロヤマブキ、こちらでは3月から咲き始めました。黒い実が残っているのも面白いです。
    我が家のモミジバゼラニウム、花付きは悪いのですが、葉は綺麗です。
    2013年04月07日 08:23
  • mori-sanpo

    シニョーリア広場、石の建造物と彫刻群、数百年前のルネッサンスが、ほぼそのままの姿で見えるんですね。
    2013年04月07日 08:52
  • nobara

    ミケランジェロ作「ダヴィデ像とバッチョ・バンディネッリ作「ヘラクレス像」、面白いですが、これはどっちか一つでいいような((((^Q^)/
    も少し離して設置してあるとお互いの良さが引きだされたでしょうにね。
    それにしても彫刻好きには堪りませんね。
    石の建物に雨が似合ってると思いまーす。
    プルモナリア、いいですね~
    同属のアンチューサ好きですがこれもヨカー
    シロヤマブキ、清楚ですねー
    葉っぱがメリハリがあって好きです。
    2013年04月07日 10:08
  • りりい

    さすがイタリア彫刻の宝庫ですね。
    前にイタリアの歴史を勉強しようと思い、塩野七生さんの小説を何編か買って読み始めました。かじっただけで途中から途切れてしまいましたが、また時間を作って読もうかなという気になりました。
    長さんのイタリア旅行記を読んでいたら、そんな気分になりました。
    2013年04月07日 10:21
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    シニョーリア広場はドゥオーモと並んでフィレンツェの2大観光スポットです。建物群や彫刻がならび、さながら中世にやってきた感じがします。
    2013年04月07日 10:22
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ダヴィデ像とヘラクレス像、どちらかといわれれば、やはりダヴィデ像でしょうね。ロッジアの彫刻もゆっくり見て回りたいところです。
    アンチューサは知りませんでした。プルモナリアとワスレナグサを足して2で割った感じでしょうか。
    シロヤマブキの葉のしわしわ感も良いです。
    2013年04月07日 10:26
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    イタリアの彫刻を勉強されましたか。見事なものがたくさんあるので、見飽きないですね。読書で研究し、更に実地で見られると良いですね。
    2013年04月07日 10:28
  • eko

    どこを見ても立派な建物と彫刻がありますね。見応えがあります。ダビデ像、こちらにもあるんですね。対抗して造ったというヘラクレス像も面白いですね。
    春の嵐、思ったほどではなく過ぎ去ってくれたようです。でも青空というわけにはいかず、ぱらぱらと雨が降っています。
    プルモナリアの花色が素敵ですね。シロヤマブキも咲き始めましたね。
    2013年04月07日 16:42
  • ケン坊

    こんにちは。
    長さんの行くトコ行くトコ、まさに”彫刻の森”って感じですね。長さんの目が輝いている姿が浮かびます。
    流石に長さんの家にはいろんな花がありますね~
    我が家のは手入れしないのでどんどん衰退してます。
    少し見習わないといけませんね。
    2013年04月07日 17:31
  • 無門

    こんにちは

    この広場大好きです
    彫刻達に囲まれて
    幸せな気分になりますね
    2013年04月07日 18:33
  • hanasaku

    こんばんは
    もう圧倒されてます。
    彫刻が沢山なのですね!
    ヴェッキオ宮の中庭がとても美しいです。
    壁面の絵も柱の彫刻も美しいです!

    可愛いお花を見てほっとしています(笑)
    色が変わるの楽しいですね。
    もうシロヤマブキが咲いていてびっくりしました。
    2013年04月07日 20:32
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    フィレンツェにはダヴィデ像のコピーが2つあります。さすがにミケランジェロの代表作だけのことはあります。
    雨はこちらも大事に至らずに通過しました。今朝は快晴だったのですが風が強く、夕方には一時雷雨がありました。
    プルモナリアは何も世話をしなくても丈夫です。
    2013年04月07日 22:41
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    フィレンツェには彫刻が多く、ルネッサンス芸術の中心地だけのことはあります。
    我が家の花で何年も続けて咲いてくれる数少ない花がプルモナリアなんです。我が家も面倒見が良くないので、宿根草が一年草になっています。
    2013年04月07日 22:44
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    この広場で彫刻を見たり、有名ブランド店を冷やかしたり、カフェでお茶したりで、のんびりしたいところですね。
    2013年04月07日 22:45
  • shuuter

    こんばんは
    美術館 博物館がいたるところにあり屋外美術館んもあり
    アートが身近なのですね。
    環境が国民に与える影響 凄いものがあるようですね。

    ブルモナリアの青色 素晴らしい色です。
    2013年04月07日 22:48
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    日本にはこれだけの彫刻が並ぶ都市はないでしょうね。
    ヴェッキオ宮の中庭も見所の一つです。壁や天井のフレスコ画や柱の彫刻模様の他にも彫刻があるのです。
    プルモナリア、赤紫から青に変わるのはムラサキ科の特徴ですね。シロヤマブキ、近所でもかなり咲いていますよ。
    2013年04月07日 22:50
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    フィレンツェには美術館・博物館が10あります。その他にもこのような屋外のものや、教会などにもたくさんありますから、ここの住民は芸術を身近に感じているでしょうね。
    プルモナリア、小さな花ですが、3週間ほど目を楽しませてくれます。
    2013年04月07日 22:55

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