ピサからフィレンツェに戻り、フリータイムの人たちとの昼食です。サラダがでました。野菜に飢えていたので美味しかったです。メインは骨付き鶏肉とジャガイモ。大きなバットから大きなトングでサービスされたので、見てくれは良くありません。これに、パンとケーキが付きました。
午後は、オプションでシエナの歴史地区(世界遺産)に行くことにしました。
シエナはフィレンツェと並び称されるトスカーナ地方の古都です(13世紀から14世紀にかけてが最盛期)。
シエナでもバスは入都市税を徴収されました(左下)。ここでも現地ガイドが義務づけられており、サン・ドメニコ教会の前で待ち合わせ。藤田まこと似のパウロさんは日本語がダメなので。フィレンツェの女性現地ガイドが通訳することに(右下)。
サン・ドメニコ教会付近から見たシエナの中心部方向です。地中海松の間に見える尖塔は、プッブリコ宮(市庁舎)の鐘楼(マンジャの塔)、右手の大きな建物はドゥオーモ(クーポラの後ろに鐘楼が見える)。
一度谷を下り、再び丘を登ってドゥオーモ(シエナ大聖堂)を目指します。
左下、細い路地の上にいくつものアーチ状構造物が…建物がお互いに倒れないよう支え合っているのだそうです。右下、宝飾店の店頭に置かれたミモザの鉢植え。この日は「ミモザの日」(=国際女性デーで、イタリアでは女性にミモザを送る習慣がある)。
左下、聖女カテリーナの生家。尼僧カテリーナは没後女性として初めて教会博士の称号を贈られた。右下、現地ガイドと待ち合わせたサン・ドメニコ教会(裏側)。
左下、ドゥオーモには裏側(洗礼堂)から近づきます(左手の階段を上った奥にドゥオーモ広場がある)。階段を上るとドゥオーモ付属美術館の入口がある。このあたりは増築途中で建築が断念された部分。
左下、ドゥオーモの側面(白と黒の大理石による縞模様が特徴)。右下、ドゥオーモと並ぶ県庁。
イタリアン・ゴシックの代表的な建築、ドゥオーモの正面です。息を呑む美しさです。12世紀末に元となる部分が着工され、一応の完成は14世紀だと言います。鐘楼は1313年完成。手前がドゥオーモ広場。
(つづく)
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
弘法山公園で見た花たち(2)
タチイヌノフグリ(オオバコ科クワガタソウ属の雑草)
ミツバツチグリ(三葉土栗、バラ科キジムシロ属の多年草)
ヤマツツジ(山躑躅、ツツジ科ツツジ属の半落葉低木)
新緑の樹の下で咲くムラサキハナナとセイヨウタンポポ
ミツバツチグリ(三葉土栗、バラ科キジムシロ属の多年草)
ヤマツツジ(山躑躅、ツツジ科ツツジ属の半落葉低木)
新緑の樹の下で咲くムラサキハナナとセイヨウタンポポ
(つづく)
この記事へのコメント
hanasaku
必殺仕事人だ!
サン・ドメニコ教会とても美しいです。
懐かしいような気持ちになる所ですね。
ドゥオーモは裏側も凄いです!
全体が芸術品なのですね。
圧倒されています。
タチイヌノフグリが咲いていたのですね。
なかなか開いてくれない花なのに良かったです。
でも小さすぎですね。
弘法山公園は春の始まりの一番美しい時を迎えているみたいです。
なおさん
弘法山公園でもいろいろ咲いていて、楽しめますね。キジムシロとあるのは、葉の感じがどちらかというとミツバツチグリのように見えるのですが、どうでしょうね。
昨日武蔵丘陵森林公園に行きましたが、ヤマツツジも咲いていましたが、見頃はもう少しあとになりそうです。
長さん
歴史地区はこれらの建物を引っ括めて世界遺産なのです。ドゥオーモには圧倒されました。
タチイヌノフグリ、小さすぎてコンデジのマクロでは失敗しました。桜の代わりにいろいろ見ることができて良かったです。
長さん
シエナは14世紀にペストや飢饉などで打撃を受けたこともあり、大聖堂を拡大することができなかったそうです。
やはり、ミツバツチグリの方でしたか。ご教示、ドゥオーモありがとうございます。ヤマツツジは咲き始めでした。
あいべん
よく見てみると葉っぱが三つ葉ですね(笑)。
ツツジ見たらほっとする・・・。
自信もって花の名前が言えるから(爆笑)。
今日は昨日の快晴が・・もう薄曇りです。
shuuter
ミツバツチグリ 似た様な黄色の花が多いですよね。
まだ区別がつきかねています。
おさらいをする必要があります。
eko
広場からのドゥオーモ、建物はもちろん素晴らしいですが、写真が綺麗です。見飽きませんね~。
ミツバツチグリ、去年見たのを思い出しました。咲いているか見にいかなくては…。
小さなタチイヌノフグリも可愛いですが、小さすぎですね。
新緑が綺麗ですね~。
花咲か爺
無門
浅学の頭に予備知識のなかったシエナ
それ故に一番印象深かった街でした
街そのものが
一つの生き物の様に感じました
ケン坊
ドゥオーモの正面...目が釘付けになっちゃいました。素晴しいとしか言いようが無いですね。
イタリアには素晴しい建築物の宝庫ですね。コレを観て回る長さんはどんどん知識を吸収しちゃって...頭の中は知識の泉ですね。
ポン太
イタリアってこんな町だったんだ。行ってみたいな
りりい
いろいろな野草の名前もよくご存じですね。
これだけ名前が分かると、ウォーキングしていても楽しいでしょうね。それと写真を撮るのに忙しい?
長さん
花は全く同じで、葉が五枚だとキジムシロ、三枚だとミツバツチグリ、見分けが難しいです。
ツツジも実は色々な種類があって、これまた見分けが難しい。
関東はこれから一週間、お日様マークが出ています。写真を撮りに行きたいのですが、何かと忙しく…。
長さん
日本には木の花を女性に贈るという習慣はないようですね。まさにお国柄でしょう。
キジムシロ属の花はよく似ていますね。困ります(笑)。
長さん
イタリアは野菜が高いと言うことはないでしょうが、主に夕食で食べているのでしょうか。朝や昼は少ないようです。
今回の旅行は雨で暗いせいもあったのか、失敗写真を量産してしまいました。その中で、何とか見られそうなものを選んでいるんです。
タチイヌノフグリ、数ミリの花でこれも失敗しました。
長さん
ツアーには全食事がセットされているので、文句は言えませんが、野菜が不足しますね。
今回、桜には遅すぎたし、足下を見ながらの山道ですから、否が応でも野草が目に入ります。
長さん
シエナに行って良かったです。私もろくに勉強せずにいた口ですが、しっとりと落ち着いた、雰囲気のある町でしたよ。
nobara
凄く美味しかったことと思います。
そうですか、ミモザはそういういわれのあるお花?
先日getしたミモザはそのままドライになり
今も美しいです((((^Q^)/
我が家のほったらかしガーデンにも
タチイヌノフグリが咲いています。
それとミツバツチグリにも似たヤブヘビイチゴも(笑)
長さん
13世紀から14世紀、シエナの町が一番繁栄した時期の教会建築ですから、素晴らしいです。さすがは世界遺産!!
どんどん吸収するのは良いのですが、どんどん忘れます(笑)。後になって旅行記を書くのは記憶を呼び起こす作用がありますよね。
長さん
ローマを中心とした古代建築や、各都市国家が繁栄した中世の建築が随所に残されており、イタリアは歴史や芸術を学ぶことも出来ますから、お薦めの旅行先です。でも、遠いですね。
長さん
妻がシエナは良いところだというのでオプションを申し込みましたが、やはり行って良かったと思います。後編もお楽しみに。
今回の山野草は見たことがあるものが殆どだったので、楽でした。ミツバツチグリは間違っちゃいましたけれど。写真を撮っていると、皆さんから遅れますので、追いつくのが大変なんです。
長さん
野菜に飢えてましたから美味しかったです。オリーブオイルを少々振って食べました。
ミモザはドライフラワーになりますか。すぐにダメになると思っていましたよ。
タチイヌノフグリ、小さいですね。コンデジではピントが合わず失敗です。
キジムシロ属は素人泣かせで困ります。
あうら
ドゥオーモ、本当に美しい!
2世紀に渡って作られたのですね。
長さん
全食事付きの格安ツアーですから、メニューに文句も付けられませんが、やはり野菜は毎日食べたいです。
各地でドゥオーモ(大聖堂)を見ましたが、この時代、どこでも張り合って立派なものを造ったのではないかと思いました。