イタリア旅行記(9) 3月6日(火)
15時半頃、ナヴォーナ広場にやってきました。雨はまだ降り続いています。車が入れないこの広場には北側から入りました。
広場は南北に細長い形をしていますが、古代ローマ時代に戦車競技が行われていた名残だそうです。
広場には3つの噴水があります。先ずは北側の噴水、「ネプチューンの噴水」(16世紀デッラ・ポルタ作の水盤に19世紀末の彫刻を配したもの)。広場の中央に面して建つ教会は、サンタニェーゼ・イン・アゴスティーノ教会(1652年完成)。
中央は「四大河の噴水」(バロックの巨匠・ベルニーニ作、1651年完成)。オベリスクの根元に、ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川を擬人化した大理石像を配したものです。
南側はベルニーニ作「ムーア人の噴水」(1653年に完成)です。ムーア人とは、北アフリカのベルベル人のことだそうです。
少し自由時間があったので、広場に面していくつかあるカフェで一休みして、ジェラートを食べました。ローマで一番美しいと言われる広場も、雨で残念。
中央は火柱を吹き上げる石油式?ストーブ。
歩いてパンテオンに向かいます。途中、マダーマ宮(イタリア上院)の前を通りました。
(つづく)
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この記事へのコメント
hanasaku
広~いですね!
噴水が3個もあるって凄いです。
みんな迫力のある彫刻なんですね。
こうあの…美人とか優しい姿とかの彫刻があったらほっと出来るのに。
なんて贅沢な事を考えちゃいました。
美しい建物がいっぱいなんですもん。
あうら
彫刻が迫力あります。
迫力あり過ぎるくらいです(笑)
寒い中のジェラートはいかがでしたか?
なおさん
ストーブの燃えるなか、つめたいものを食べるというのもゼイタクですよね。
あいべん
町全体が歴史美術館ですね(^^)。
長さん
大理石をふんだんに使ったバロック芸術の粋を見てきました。
美人とか優しい姿ですか。石像も良いですが、生の方がいいです(笑)。
寿々木
長さん
雨で寒いです。青空の下で芸術を楽しみたかったのですが。
ジェラートは美味しかったですよ。ミルクから違うようです。
長さん
水が豊富なローマはこうした噴水が似合います。日本なら博物館級の彫刻ですから、駅前の噴水と比べないでください(笑)。
冬のジェラートも美味しかったですよ。
長さん
まさに街中美術館ですね。ローマの歴史地区、芸術品が溢れています。
長さん
イタリアは比較的英語が通じるようです。フランス人は自国語に誇りを持っているとかで、わかっていても英語で返事をしない人がいますね。
nobara
なんていってみても晴れて欲しかったですねー
topの画像で 先日歩いた英国大使館を思いました。
重厚な感じですね~
旅先のカフェ、体験が一番の楽しみです。
shuuter
長年かかってブログの輪を大きくされてきた賜物ですね。
皆さんに喜ばれるブログ目指して先輩の跡を追いかけてみたいと思います。
何事にも詳しく調べて投稿される姿勢見習わなければと思います。
ローマの噴水 みどころがありますね。
長さん
もう行けない場所かも知れないので、やっぱり旅行は晴れて欲しかった。
英国大使館もこんな雰囲気ですか。
イタリアでは冬でも外でお茶する習慣があるのだそうです。
長さん
ブログの先輩が多い中、なぜ私のが「おすすめブログ」になったのでしょうね。たまたま事務局の目にとまったのかなー。
調べるのは趣味みたいなものですから、時間はかかるけれど、あまり苦にならないんでです。
信徳
無門
イタリアは歩いてこそ
魅力が増しますね
でも冬の雨はちょっとつらい
eko
雨降りで残念でしたね。
ジェラートは如何でしたか。美味しかったでしょうね。
ケン坊
四大河の噴水の彫刻には何度も見入ってしまいました。それが理由でコメが遅れた訳ではありませんが>笑<
もちろん、ネプチューンの噴水も素晴しいですが、周囲の建物も彫刻にマッチしてます。
雨もまた良し...モノは考えようですよね!
りりい
彫刻はローマの文化ですね。ヨーロッパは石の文化ですから、彫刻も当然ということでしょう。
雨のローマも写真で見るとなかなか趣があります。
ポン太
今まで持っていた噴水のイメージとずいぶん違います。
あの大きな川をイメージして彫刻するなんてなかなかできない発想ですね。
雨でも写真きれいに撮れていますね。
長さん
雨で寒かったですよ。この日、私は、コーデュロイパンツの下にタイツをはいていました。
長さん
フリータイムは歩いて回ろうかと思ったのですが、雨が降るし、寒いし。オプション参加と日和っちゃいました。
長さん
芸術品が噴水に使われているというのが日本ではあり得ない話で、凄いですね。
イタリアはミルクの質が良いのか、ジェラートは美味しかったでしょ。
長さん
大きなオベリスクをこの噴水の土台で支えているのですが、オベリスクの下の部分が空間で、そこの馬がはめ込まれているという重力工学的にも考えられているものなのです。
長さん
当時の超一流の芸術家が造った作品がこうして今も残されているということは素晴らしいことです。大理石は硬くて変化しないのが良いですね。
長さん
芸術的な3つの噴水を配したイタリア自慢の広場なんです。
雨で光量が少ないですから、全体的に暗く写ってしまいます。掲載した写真は明るくなるようレタッチ(修正)してあるんです。