1月18日から20日まで開催された第67回JOGA洋らん展でみた花たちです。
今回は小さな蘭に注目してみました。
デンドロビウム・トレッサエ(Dendrobium toressae 'Hiromi') 出品者:伊藤忠夫氏
オーストラリア北東部に分布する極小型着生ランで、花は数ミリ。栽培は容易だそうですが、これほどの株にするのは大変だと思います。
それこそ、米粒みたいに小さいです。傍らにシート状のルーペが置いてありました。これはコンデジで数センチの距離から撮ったものをトリミング。
メディオカラカ・デコラツム(Mediocalcar decoratum 'J&L') 出品者:山崎光子氏
ニューギニア島の標高が高いところに分布する着生らんです。壺型の花で直径は5~6mmほど。
イサベリア・プルケラ(Isabelia pulchella fma. alba 'White Clauds') 出品者:やまはる園芸
ブラジル南部に分布する小型の着生らん。花の大きさは2㎝くらい。和蘭を思わせます。原種はピンク。
レプトテス・ビカラー(Leptotes bicolor fma. alba 'Silk Angel') 出品者:上野幹雄氏
南米に分布する着生蘭で、カトレアの近縁種です。リップだけがピンクのものがある。花径は5cmほど。
レプトテス・ビカラー(Leptotes bicolor 'Akane') 出品者:草月園
ビカラーの仲間。花径は5cmほど。
レプトテス・テヌイス(Leptotes tenuis 'M-1'). 出品者:上野幹雄氏
ビカラーの仲間とは思えないくらいしっかり自己主張しています。花径は3cmほど。
1月19日撮影。
(つづく)
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この記事へのコメント
あいべん
凡人なので蘭の花のイメージは高価な花、
何かのお祝いに送る特別な花のイメージを
もっていましたがこんなに小さな蘭の花
も有るのですね。
なおさん
場所をあまりとらずにいろいろ楽しめるのはいいですね。
あうら
小さくて可愛い蘭がいっぱいですね。華やかな蘭のイメージかまたまた変わり広がりました。
メディオカラカ・デコラツムの壺型のランが変わっていて~可愛いです☆
寿々木
ケン坊
蘭には”胡蝶蘭やカトレア”といった優雅&豪華なイメージが付いて回るが、こんな小さな蘭もあるんですね。
最初の蘭は、コレが蘭ですか? って感じです。
愛好家には堪らない喜びなんでしょうね...
bunko
長さん
ランは実に多様な品種があります。カトレアのようなゴージャスで大きな花が咲くものから、ルーペで見ないと花の形さえ分からないものまで。こんなに幅が広い種は他にないのではないかと思います。
長さん
これでも蘭?と思うような種類がありますね。素人は目向きもしないような蘭にはまる人もいるんですね。
長さん
蘭のイメージが変わりましたか。実に変化が多様で幅広いです。
壺型の花が咲く蘭も珍しい方でしょうね。
長さん
最初のランはこれでもデンドロビウム?と思っちゃいますね。
野菜の鍋に見えましたか。それは面白い。まだ、火を通す前の状態ですね(笑)。
長さん
最初の画像は蘭らしからぬ蘭ですね。別の種類の花だと言われても信じちゃいうほどですね。どの世界の愛好家も他人の手掛けないようなものを集める人がいるようです。
長さん
欄の世界は幅広いですね。見に行くたびに驚かされる品種が展示されているので、面白いです。
nobara
小さいもの好きですが・・
これほどちっちゃいと大変かも。
レプトテス・ビカラーの類は気になりました。
これでカトレアの近縁種なんですね~
長さん
小さい蘭といっても、こんなに小さい蘭は見るだけでも一苦労ですねー。
レプトテスの仲間が4種類も見られたのは良かったです。
信徳
小型のランは室内の飾り付に最適ですね。
ポン太
大きな花を育てている人もこんな小さな花を育てている人も花に対する情熱に変わりはないのですね~~。
長さん
つくば植物園でルーペを使わないと見えない原種を見たことがありますが、それに匹敵する大きさでしたよ。
小型の蘭で、栽培しやすいのなら素人でも始められるでしょうか。
長さん
小さい蘭だからと言ってバカにできない可愛らしさですね。これだから、蘭にはまる人が多いのでしょう。
shuuter
木の上の方に着生するものを見てみたいものですね。
マレーシアへ仕事ででかけたことありますが、熱帯雨林
の中を歩いてみたいと思いました。
日曜日にジャングルへ連れて行ってやると工場長が言うのでこころときめかしたのですが、河の泳げる場所で
水遊びをしたのみでした。
無門
ミリ単位の着生蘭など
一丁前に蘭の花の形で
根性を感じ大好きですよ
hanasaku
可愛い~!
もうメロメロになってます(笑)
メディオカラカ・デコラツムって舌噛みそうな名前のお花が一番好きです!
何とも言えない可愛い色なんですね。
米粒蘭も好きです!
張り付いて離れられなくなっちゃいます。
珍しい蘭を見せて頂いてありがとうございます
eko
レプトテス・テヌイヌ 名前は覚えられそうにありませんが、可愛くて一番好きです。
花咲か爺
長さん
マレーシアに自生する着生蘭も数が多いでしょうね。沖縄の亜熱帯植物園・ビオスの丘では模擬的に自生の様子で展示していますが、実際の様子を見てみたいものです。
長さん
前回ご紹介した3mmの蘭と言い、今回の米粒のような蘭と言い、しっかり自己主張していますね。
長さん
メディオカラカ・デコラツムは小さいながら鮮やかな色で見る人を魅了しますね。“米粒蘭”も小さいのにしっかり蘭の花です。hanasakuさんが蘭展に行ったら、一日楽しめますよ。
長さん
大きい蘭はより大きく、小さい蘭はより小さく咲かせてみるのも面白いのでしょうね。
レプトテス・テヌイス、優しい色合いで可愛いですね。
長さん
蘭の品種は原種だけでも膨大な数ですから、まだ日本に紹介されていないものも多数あるのではないでしょうか。
交配した新種に、人のファーストネームを付ける例は多いようです。