白鳥が飛来する時期だけ田んぼに水を張り、「ねぐら」を作っています。水をくみ上げる井戸やポンプを「本埜白鳥を守る会」が設置したそうです。
水面で休む白鳥たちの写真に一文字で題を付けてみました。
小(コハクチョウ、嘴の黒が付け根まである)
集(えさを探しに行った白鳥たちが次々に集まります)
若(黒っぽい白鳥は昨年シベリアで生まれた若鳥です)
喰(白鳥の食事は田んぼの落ち穂やひこばえ、小さな生き物など。えさはくず米や雑穀など)
争(おとなしそうな白鳥ですが、時には争いが起こります)
立(白鳥は足で立ったまま寝ます・・・意外でした)
水面に浮かんで寝ると風で畦に吹き寄せられ、野犬などに襲われてしまうからだそうです。従って、足が届かないほどの深さがある池や沼では寝ることができません。
庭花さんによると、オオハクチョウは最後から一番目の写真と二番目の写真に一羽ずつ居るとのことです。
違いについては、庭花さんのブログをご覧ください。
オオハクチョウ http://teika.at.webry.info/200701/article_5.html
コハクチョウ http://teika.at.webry.info/200711/article_7.html
本埜の白鳥は3月中旬頃まで見られるそうです。ここの地図を貼り付けておきます。
次回は着水編を投稿します。(つづく)
この記事へのコメント
あいべん
野鳥撮影案外面白いでしょう。
私も時々カメラ向けてみますが
特に争う姿が(彼らは真剣)面白くて好きですね。
山科にも色々渡り鳥飛来しますが沼地が
無くなり住宅に・・。
種類も数も昔と比べて激減してるそうです。
(日本野鳥の会)会員の話です。
なおさん
浅い水深でないと寝られない、というのもご苦労なことですよねえ。
長さん
今回は野鳥撮影の初回ですから、こんなものかと思いますが、長い玉を持っていたら面白そうですね。
次回は着水するところ、その次は飛翔している姿を投稿しようと思います。
長さん
白鳥は湖というイメージが定着していますね。足が立たない湖は休むことが出来ても寝ぐらにならないというのは初めて知りました。ですから、人口的に浅いところを作っているんですね。水はり、餌やりと大変なことです。
無門
人間のこれからの生き方を
示唆してくれているようですね
人口減少の日本も
もう一で原点に返ってみたいですね
中国やシベリヤでは当たり前の自然が
日本では努力しないと現出しないのかも
長さん
土地開発や休耕田、廃田などで、大型の野鳥の留まる環境が激減しているそうですね。自然を大切にしないと、人間が住む場所も少なくなってしまうかも。
信徳
寿々木
fujisan
長さん
鳥インフルの騒ぎがありましたが、白鳥が安心して冬越しできる場所が減っているので、こうした守る会の活動は良いことだと思います。
長さん
ここに飛来した白鳥、日中は近くの田んぼへ飛んでいって、落ち穂や稲のひこばえなどを食べ、夕方戻ってきます。
しかし、食料としては不足なので、えさを播いているそうです。
長さん
朝や夕方は白鳥の数が最も多い時間帯ですから、撮影も楽しいと思います。ただ、民家が近いので、背景が良いとは言えませんから、写真にするにはアップや飛翔が良いようです。
shuuter
維持管理するほうも大変ですね。
白鳥 うっかり寝込んでいると 野犬におそわれるのですか、野生の世界も厳しいのですね。
長さん
10月から3月まで約半年間、毎日えさやりを続け、水の管理などをするのですから大変ですよね、
白鳥は飛べるとは言え、寝込みを襲われたらたまりませんね。
ケン坊
田んぼに水を引いて...ハクチョウが去った後は水田に早代わりになるのでしょうか?
被写体として興味はありますが、ケン坊には技術で最初から諦めています>笑<
仮に撮っても、情報として位置づけて掲載するのが関の山です...でも一度はマグレでも良いから撮ってみたいですね~
コレだけの数が飛来しているのであれば行った甲斐はありましたね。凄いです!
eko
管理されている方の努力に感謝です。今年はインフルエンザで騒がれることもなくて白鳥たちも良かったでしょう。
眠るのは立ったままですか、白鳥たちの世界も厳しいですね。
nobara
やっぱり幼鳥は灰色なんですね~♪
フラミンゴみたいに立っておねむ??
だけどアンヨが短いから少しは楽チンかしら。
ヨガで片足で立つのに
nobaさんは短いから楽でしょ?
なんて言われていますから~((+_+))
hanasaku
白鳥がいっぱい~!
凄い光景ですね。
立って寝るの知りませんでした。
白鳥は気が強いです!
靴をかじられた事があります。
何にもしてないのにいきなりパクッでした。
庭花
見分け方は、黒い部分に注目するのではなく、黄色い基部の部分に注目すると宜しいです。
コハクチョウは、
http://teika.at.webry.info/200701/article_5.html
オオハクチョウは、
http://teika.at.webry.info/200711/article_7.html
を参照してください。
庭花
アドレスが逆でした。
オオハクチョウは、
http://teika.at.webry.info/200701/article_5.html
コハクチョウは、
http://teika.at.webry.info/200711/article_7.html
でした。
ポン太
立ったまま眠るのですか。これも大変だな~。
水に白鳥、絵になる景色ですが、保護されている地元の方やボランティアさんは大変ですね。
長さん
白鳥が北に帰るのは3月中ですから、田植えには十分間に合います。
最近のカメラは優秀ですから、私みたいに技術がなくても撮れると思いますよ。ただ、望遠レンズが必要ですね。
長さん
日没近くになると、この3倍以上がここに集まるそうですから、大変な数ですね。それを見守り、えさを与えている人たちは大変だと思います。
長さん
幼鳥は灰色で、嘴にも黄色が出てきていないようです。
立ったまま眠る白鳥は足がしっかりしているようですよ。
ヨガで片足で立つのは足が短いから楽だなんて、酷いことを言われていますね。
長さん
1300羽というとまだまだこんなものではないようです。もっと帰ってくるまで待ちたかったのですが、寒くて辛抱できませんでした。
白鳥に靴をかじられましたか。ハクチョウじゃなく、アクチョウですね(笑)。
長さん
ご無沙汰しています。さすがに、見慣れているだけあって、違いが良く分かっていらっしゃるんです。ご教示ありがとうございます。
私は初めてなので、近くの倉庫らしき建物に貼ってある写真でしか判断できませんでした。
長さん
シベリアを出発するときの幼鳥ってどの位の大きさなんでしょうね。水面に浮かんでいられますから、ずっと飛飛びっぱなしではないでしょうが、大変な移動距離ですよね。
立ったまま寝るなんて意外でしたよ。
りりい
立って寝るというところに、やはり驚きました。
知人に鹿児島県出水の出身者がいますが、天然記念物のナベヅルの越冬地で、地元の方は、保護や餌やり、フン害など大変なご苦労があると聞きました。
長さん
バレーの「白鳥の湖」を連想すると、現実はちょっと違うものがあります。鳴き声も結構うるさいですし・・・。
立って寝るとは意外でしたねー。
天然記念物のナベヅルだと、もっとご苦労が多いでしょうね。