キバナオモダカ、ヤナギニガナなど

つくば植物園にて(9)
 12月27日に訪れたつくば植物園の報告、最終回です。
 今回は、水生植物温室で見た花(前半2種)と、最近展示場となった多目的温室で見た花(後半2種)です。

キバナオモダカ(黄花面高)
オモダカ科(←キバナオモダカ科)キバナオモダカ属の多年草。
原産は西インド諸島~熱帯アメリカ。別名ヌマオオバコ(沼大葉子)。
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ミヤコジマソウ(宮古島草)
キツネノマゴ科イセハナビ属の常緑多年草。絶滅危惧種。
原産は東南アジア~宮古島(北限、海岸の砂地など)。
一日花。別名ヒロハサギゴケ(広葉鷺苔)。
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ヤナギニガナ(柳苦菜)
キク科ニガナ属の多年草。絶滅危惧種。
日本では九州南部から琉球列島に分布。
葉は少々厚手で、波針形。別名アツバニガナ(厚葉苦菜)。
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キバナイソマツ(黄花磯松)
イソマツ科イソマツ属の多年草。絶滅危惧種。
日本では琉球列島に分布。別名ウコンイソマツ(鬱金磯松)。
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 つくば植物園シリーズ(了)

 次回から七福神巡りの報告です。

この記事へのコメント

  • なおさん 

    さすがはつくばの植物園、見たことのない珍しい植物が、たくさん展示されているのですね。絶滅が心配されているものも、多く集められていて、繁殖の研究などもしているのでしょうね。
     はじめのは、日本のオモダカ類とはずいぶん雰囲気が違いますが、花を見ると仲間だというのが判りますね。

     七福神めぐりの報告も楽しみです。
    2013年01月11日 05:19
  • ケン坊

    おはようございます。
    黄色のオモダカは初めて見るかも? これまで田んぼで見たオモダカは白しか無かったような気がします。
    これも外国原産なんですね。名前からすると国内かと思ってました...全くの素人です>恥^^;<
    2013年01月11日 06:11
  • 寿々木

    キバナオモダカ、初めてです。オモダカにしては葉が丸いです。
    ミヤコジマソウ、初めてです。ランプの妖精の面影があります。
    2013年01月11日 08:10
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    正式名が筑波実験植物園であるように、絶滅危惧種の栽培も研究・実験の対象なのでしょうね。
    葉が丸いので、オモダカと言われると面食らいますね。
    2013年01月11日 08:32
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    日本に自生しているオモダカは白い花ですね。
    キバナオモダカと和名がついているので、日本原産かと思われましたか。
    2013年01月11日 08:37
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    日本のオモダカは葉が尖っていますね。サジバオモダカも丸っこい葉ですが、先端は尖っています。
    ミヤコジマソウ、小さい花なので望遠ズームで撮りました。
    2013年01月11日 08:41
  • nobara

    ヌマオオバコってそのまんまの名前ですね~
    そのように見えますね。
    ミヤコジマソウは大阪の花博公園の「咲くやこの花館」で何度か写真に残しています。私が撮ったのはうっすらクリーム色でした。
    2013年01月11日 08:55
  • 信徳

    つくば植物園は珍しい草花を集めているのですね。この時期花が少ないですが温室の中など初めて見るものが多いでした。有難うございます。
    2013年01月11日 09:41
  • あいべん

    お早う御座います~(^^)
    今年は昨年とは一味違う七福神めぐりになりそうですね。
    やはり秘密兵器の単焦点なら昨年見えなかった
    別な表情が見えてきますよ。
    2013年01月11日 10:22
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    オオバコは兎のえさになりますが、ヌマオオバコも葉を食用や家畜の飼料として利用されるようです。
    ここのミヤコジマソウは、写真では若干白飛びしていますが、うっすらとした紫色のように感じました。
    2013年01月11日 10:54
  • 無門

    こんにちは

    キバナニガナ
    苦菜と言うのは
    苦いんだよね
    誰かと一緒で
    口に入れて確かめたに
    違いない
    2013年01月11日 10:55
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    昨年は11月末に行ったんですが、1ヶ月遅いだけで、初めて見た花がいくつもありました。
    2013年01月11日 10:55
  • 長さん

    あいべんさん、コメントありがとうございます。
    期待を裏切って、申し訳ありません。単焦点をつけて持っていったんですが、新しく入手したサブカメラ用のコンデジのテストに終始してしまいました。
    2013年01月11日 11:00
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    ニガナは苦菜と書くように苦みが強いそうです。昔の人はどんな草でも味わって確かめたんでしょうね。
    2013年01月11日 11:03
  • あいべん

    コンデジ馬鹿にできませんね(笑)。
    長さんコンデジ使うんだ~(笑)。
    2013年01月11日 14:33
  • ポン太

    ヤナギニガナ、葉は別としてこんな感じの花はわりとよく目にするような気もするけれど絶滅危惧種なんですね。
    私にとってはキク科の黄色い花はみな同じように思ってしまう無知で鈍感な人間です。
    2013年01月11日 14:36
  • 長さん

    あいべんさん、コンデジはかさばらないから外出時は持ち歩くようにしています。
    仰るとおり、なかなかよくできたコンデジが登場していますね。
    2013年01月11日 15:44
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    キク科の黄色い花で花弁の先端がぎざぎざしたものは、ニガナやオニタビラコなど、似た花が多くありますよ。キク科は種類が多すぎて覚えきれないのが困ったものです。
    2013年01月11日 15:49
  • shuuter

    キバナオモダカ 黄色の花 オモダカの形していますね。別名のヌマオオバコ 葉のかんじがオオバコに似ていますね。

    ヤナギニガナ 絶滅危惧種ですか、いいものおいていますね。
    2013年01月11日 17:13
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    キバナオモダカは食用になるそうです。食用と言えば、オモダカの栽培変種がお正月に食べるクワイだそうです。
    この植物園は絶滅危惧種を多く保護しています。
    2013年01月11日 19:08
  • hanasaku

    こんばんは
    キバナオモダカ小さくて可愛い花を咲かせるのですね。
    大好きになりました。
    ミヤコジマソウも可憐な花です。
    一日花なんてもったいないです。
    ヤナギニガナの花はニガナにそっくりだけど絶滅危惧種なのですね。
    キバナイソマツも変わった花なのですね。
    色々なお花を見せて頂いて楽しかったです。
    ありがとうございました!
    2013年01月11日 19:28
  • shizuo

    ありますね~、
    水生植物いろいろと。
    西インド諸島、熱帯アメリカへ行けば、見られるんですね。
    あっ、わざわざ行かなくてもつくば植物園へ行けばいいんですよね^^。

    さぁて、次は今年を占う七福神巡り。
    長さんについて行くことにしましょう~♪
    2013年01月11日 19:39
  • eko

    きょうの花は、全部初対面のお花です。寒い時期の温室は暖かくて、しかも珍しい花を見られていいですね。ヤナギニガナ、花は普通に見るニガナと同じですね。
    珍しい花を楽しませていただきました。
    七福神めぐりも楽しみにしています。
    2013年01月11日 21:41
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    hanasakuさんの大好きな花がどんどん増えていきますね(笑)。野の花も魅力的ですが、温室の花もなかなかのものだったでしょう?そんな花たちを人間の世界が絶滅に追い込んでいると思うと、ちょっと悲しいですね。
    2013年01月11日 22:09
  • 長さん

    shizuoさん、コメントありがとうございます。
    国内にいながらにして、世界の珍しい花を見ることができるのは植物園の良いところですね。年に何度も通ってしまいます。
    2013年01月11日 22:11
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    動物の世界も広いですが、植物の世界も広いですね。それが環境の違いで様々な発展を遂げるのですから、面白いです。
    ヤナギニガナにしても、花はニガナそのものですが、葉の形が全く違うのです。
    2013年01月11日 22:14
  • りりい

    花の名前が片仮名のあとに漢字で表記してくださり、名前の意味が分かって、なんだかすっきりというか、命名の意味が伝わってきました。
    例えば、ヤナギニガナ(柳苦菜)などは文字通りなんでしょうね。食べたらきっと本当に苦いのでしょうね。
    ふざけているわけではありません。
    2013年01月11日 22:37
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    和名が付けられている植物には大抵漢字表記がありますから、なるべくそれを記載することにしています。やはりカタカナより漢字の方がその植物の性質・形態などを的確に表しているようですね。
    ニガナは確かに苦いそうですよ。
    2013年01月12日 00:31

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