大きな葉の間に赤いモノが見えますが、サンゴアブラギリ(珊瑚油桐)の花序です。
サンゴアブラギリはトウダイグサ科ヤトロファ属(タイワンアブラギリ属)の非耐寒性落葉低木です。原産は西インド諸島、中米。
今回は、タイミングが悪かったのか、花後とつぼみしか見ることができませんでした。
赤い花が咲き、中央に黄色いしべが見られる綺麗なものです(下の写真は、今年3月、つくば植物園で撮影したもの)。花序全体が赤く色づくので‘珊瑚’のように見えますね。
大きな落ち葉と実です。桐の葉ほどは大きくありませんが・・・。
別名:徳利油桐(幹の中央が膨らんでくるから)、芋珊瑚(根塊ができるから)。
12月15日撮影。
寿々木さんのブログでもホコバテイキンザクラとして紹介されていました(こちら)。
この記事へのコメント
シグまろX
本当に名前の通り、さんごの様ですね。
いつも、いろいろな花を紹介していただいてありがとうございます。
またまた帰ってきました。最近の飛行機はエコノミーでもだいぶ快適になりましたね。(プレエコでしたが、、)
長さんにメリークリスマス!!
なおさん
テイキンザクラも温室でよく見るものですが、こちらも紅で気持ちが暖かくなりますね。
長さん
年末・年始は日本でお過ごしですか。それとも、またトンボ帰り。国際ビジネスマンは忙しいですね。
プレミアムエコノミーは快適でしたか。またご利用ください。
無門
珊瑚アブラギリの花は
綺麗ですね
かつて伊豆一周歩いた時
井田~戸田間の山中に
アブラギリの群生地と出会いました
同じトウダイグサ科ですが
属が違うみたいですね
この種からも油がとれるのかな
長さん
温室は非日常の世界。面白い植物と出会えます。
サンゴアブラギリはサンゴジュなどよりずっと珊瑚らしい形ですね。
サンゴアブラギリとテイキンザクラ、同属の植物とは思えませんね。
長さん
伊豆にアブラギリの群生地がありますか。そのアブラギリに似ているから付けられた名前とのことです。サンゴアブラギリの種からも油が採れるそうですが、木の成長は遅いらしいです。
寿々木
長さん
サンゴアブラギリの葉は大きいですが、低木ですから大きくならないでしょう。
「花夢ギャラリー」によると、中南米室に展示されているようですよ。
信徳
shuuter
花開くと姿が変わりますね。
ポン太
サンゴアブラギリ、本当にサンゴのようですね。別名も面白いです。
沖縄の東南植物園、閉鎖したのですか?
長さん
タイワンアブラギリ(ナンヨウアブラギリ)も同属の植物ですね。同じような花が咲くようですね。最近、バイオジーゼルの原料となると注目を浴びているそうです。
長さん
長さん
珊瑚にそっくりな色や形をしているなんて、面白い植物があるものですよね。
沖縄の東南植物楽園、ご存じですか。経営難らしく、閉鎖されてしまったのです。
りりい
あいべん
これだけ多くあると名前は勿論生息地の
整理も(写真撮って)大変そうですね。
利点は一度行けば数日分のUP写真が稼げる(笑)。
性格ですね。 私には絶対無理な事だと
思います。 ご苦労様です(笑)。
長さん
珊瑚そっくりな形をしていて、いかにも暖かいところが原産の植物だなと感じます。葉が大きいところは桐に似ていますが、全く種類が違うんですよ。
長さん
一度いけば数日分所どころか一週間分以上は稼げます(笑)。毎日足で稼ぐあいべんさんには敵いません。
植物園の花は大抵、ネットで情報を仕入れることができるので、名前が分かれば簡単なんです。
hanasaku
本当にサンゴそっくりです。
海に沈めてあげたくなってしまいます。
赤いサンゴ・・・動いたりしないですよね!
長さん
珊瑚に似ているからと言って、海に沈めないでください、死んじゃいますから(笑)。つぼみが生長し、花が咲きますから、動いているといえますね。
nobara
お花は黄色いのですか?
我が家のジュズサンゴは立ちながらにドライに。
サンゴと冠した植物、意外と多いですねー
テイキンザクラと同属が意外ですね。
長さん
色と言い、形と言い、海の珊瑚によく似ていますね。
赤い花が咲き、黄色いしべが目立ちます。
テイキンザクラが同属とはね。調べてびっくりでした。
ケン坊
この”サンゴ”という名前は的を得た名前ですね。形も色もそっくりですよね。
それにしても葉が大きいですね。それで”桐”の名前が付いたんですね...きっと。
長さん
タマサンゴ、ジュズサンゴなど、珊瑚の名が付いた植物は色々ありますが、これほど珊瑚に似ている植物は他にないでしょうね。葉が大きいアブラギリに似ているのも名前の由来でしょうね。