オヒルギ、ベニヒモノキ

川口グリーンセンターにて(2)
 オヒルギの花を初めて見ました。オヒルギ(雄漂木)はヒルギ科オヒルギ属の常緑高木です。マングローブ樹種のひとつで、湾曲した呼吸根を多数出します。アフリカ~太平洋諸島に分布。漂木は蛭木とも書くようです。
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 赤い部分は萼で、別名アカバナヒルギ(赤花漂木)、ベニガクヒルギ(紅萼漂木)の由来になっています。
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 下から覗いてみましたが、萼の中にある花弁はよく分かりません。濃い赤の部分は雄蘂だと思います。
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 温室展示の定番、ベニヒモノキです。ベニヒモノキ(紅紐の木)は、トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木で、マレー半島からインドネシア、ニューギニアに分布しています。雑草のエノキグサ(こちら)と同属とは思えませんね。
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 葉の付け根から長い花穂を垂らしますが、花弁は退化して、ありません。白い花穂の品種もあるらしいです。
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 12月15日撮影。

この記事へのコメント

  • あいべん

    お早う御座います~(^^)
    もし、私がこの温室に居ても素通りするような
    花でも植物に詳しい人には眼に止る。
    やはり、赤い花、白い花、では温室の花に
    失礼ですよね(笑)。
    2012年12月19日 05:01
  • なおさん

    南国の島にはなかなか行けないのですが、埼玉の温室でもみられるというのがいいですよね。タコやイソギンチャクのような足に見えるのも、海辺の木らしい??面白さですよね。

     ベニヒモノキはあちこちの温室で見るおなじみのものです。クリスマスのモールにしても面白そうな形で、もこもこしているのがあたたかそうですねえ。
    2012年12月19日 05:48
  • 長さん

    あいべんさん、コメントありがとうございます。
    やはり興味の対象が異なるのでしょうね。
    初めて見る花には俄然好奇心が湧きます。
    2012年12月19日 07:31
  • 寿々木

    オヒルギの花が咲いていますね。私も西表島のマングローブの中で撮りました。動く船の中からですから、旨くピントが合いわず、これほど綺麗ではありませんが・・
    2012年12月19日 07:39
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    オヒルギの花は実に面白いです。タコ、イソギンチャク、その通りですね。
    ベニヒモノキの花穂は20cm以上になるようですね。白い花穂のものを見て見たいです。
    2012年12月19日 07:40
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    オヒルギは南西諸島なら普通に見られる木ですね。小さな花ですから、足場がしっかりしていないと撮影は難しいです。
    2012年12月19日 07:42
  • 信徳

    朝方ブログのつながりがおかしくてオヒルドになって漸く落ち着いてきました。どうしたのでしょうか?オヒルギのはなもおかしいですね(笑)。初めて見ました。
    2012年12月19日 12:38
  • nobara

    オヒルギ、面白いですね~~
    何かに似てる・・と思いながら見ていました。
    真横からはヒメザクロみたいな質感がありますね~
    ベニヒモノキも雌花はかなり地味なようですね?
    この立派なのは雄花らしいですよ。面白すぎ~
    2012年12月19日 17:47
  • hanasaku

    こんばんは
    オヒルギの花はとても不思議な形しているのですね。
    艶のある顎がとても美しいです。
    見惚れてしまいます。
    ベニヒモノキも美しい紅色をしています本当にエノキグサとは同属と思えないけれど南国に咲く花の感じです。
    もしゃもしゃの美しいヒモ大好きです。
    2012年12月19日 18:50
  • shuuter

    オヒルギ マングローブは水中に生える樹木ですよね。
    この写真も水中に生えているのですか。


    面白い花の形ですね。
    2012年12月19日 19:05
  • ケン坊

    こんばんは。
    オヒルギって初めて見る花ですね。イメージはザクロの変形したような雰囲気。
    ベニヒモノキは割合と出会う機会が多いような...真岡でも見たような気がします。
    2012年12月19日 20:48
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    インターネットの繋がりが悪くて‘オヒル(す)ギ’になったんですね。面白いですね。
    2012年12月19日 21:01
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    あー、なるほど。ヒメザクロの萼もこんな形でしたよね。
    ベニヒモノキの雌花は長い花補の雄花の付け根にモワモワとした花を咲かせるらしいですね。いつも見逃しています。
    2012年12月19日 21:03
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    オヒルギの花はツヤツヤの蛸みたいで、面白いですね。
    一方のベニヒモノキはもじゃもじゃの赤い髭。
    共に花弁がないか目立たないという共通項があり、温かいところの花も興味がわきます。
    2012年12月19日 21:10
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    ここのオヒルギの木は熱帯スイレンの水槽の脇に植えてあります。水中ではないですが水分は多い土のようです。
    2012年12月19日 21:12
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    オヒルギは、ザクロの花弁をとったらこんな形になりますね。
    ベニヒモノキは温室展示の定番ですから、目にする機会は多いですね。
    2012年12月19日 21:14
  • eko

    オヒルギ、初めて見ました。不思議な形の花ですね。
    表面がつやつやしてますね。
    ベニヒモノキ、こちらも面白いです。長い花穂が立派ですね。赤いおひげのようなフワフワ感がいいですね。
    2012年12月19日 22:07
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    オヒルギの花、面白いですね。蛸の足が内側にカールしているのが可愛い。
    ベニヒモノキの雄花は毛糸の太い紐みたいですね。
    2012年12月19日 22:16

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