川口グリーンセンターにて(2)
オヒルギの花を初めて見ました。オヒルギ(雄漂木)はヒルギ科オヒルギ属の常緑高木です。マングローブ樹種のひとつで、湾曲した呼吸根を多数出します。アフリカ~太平洋諸島に分布。漂木は蛭木とも書くようです。
赤い部分は萼で、別名アカバナヒルギ(赤花漂木)、ベニガクヒルギ(紅萼漂木)の由来になっています。
下から覗いてみましたが、萼の中にある花弁はよく分かりません。濃い赤の部分は雄蘂だと思います。
温室展示の定番、ベニヒモノキです。ベニヒモノキ(紅紐の木)は、トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木で、マレー半島からインドネシア、ニューギニアに分布しています。雑草のエノキグサ(こちら)と同属とは思えませんね。
葉の付け根から長い花穂を垂らしますが、花弁は退化して、ありません。白い花穂の品種もあるらしいです。
12月15日撮影。
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この記事へのコメント
あいべん
もし、私がこの温室に居ても素通りするような
花でも植物に詳しい人には眼に止る。
やはり、赤い花、白い花、では温室の花に
失礼ですよね(笑)。
なおさん
ベニヒモノキはあちこちの温室で見るおなじみのものです。クリスマスのモールにしても面白そうな形で、もこもこしているのがあたたかそうですねえ。
長さん
やはり興味の対象が異なるのでしょうね。
初めて見る花には俄然好奇心が湧きます。
寿々木
長さん
オヒルギの花は実に面白いです。タコ、イソギンチャク、その通りですね。
ベニヒモノキの花穂は20cm以上になるようですね。白い花穂のものを見て見たいです。
長さん
オヒルギは南西諸島なら普通に見られる木ですね。小さな花ですから、足場がしっかりしていないと撮影は難しいです。
信徳
nobara
何かに似てる・・と思いながら見ていました。
真横からはヒメザクロみたいな質感がありますね~
ベニヒモノキも雌花はかなり地味なようですね?
この立派なのは雄花らしいですよ。面白すぎ~
hanasaku
オヒルギの花はとても不思議な形しているのですね。
艶のある顎がとても美しいです。
見惚れてしまいます。
ベニヒモノキも美しい紅色をしています本当にエノキグサとは同属と思えないけれど南国に咲く花の感じです。
もしゃもしゃの美しいヒモ大好きです。
shuuter
この写真も水中に生えているのですか。
面白い花の形ですね。
ケン坊
オヒルギって初めて見る花ですね。イメージはザクロの変形したような雰囲気。
ベニヒモノキは割合と出会う機会が多いような...真岡でも見たような気がします。
長さん
インターネットの繋がりが悪くて‘オヒル(す)ギ’になったんですね。面白いですね。
長さん
あー、なるほど。ヒメザクロの萼もこんな形でしたよね。
ベニヒモノキの雌花は長い花補の雄花の付け根にモワモワとした花を咲かせるらしいですね。いつも見逃しています。
長さん
オヒルギの花はツヤツヤの蛸みたいで、面白いですね。
一方のベニヒモノキはもじゃもじゃの赤い髭。
共に花弁がないか目立たないという共通項があり、温かいところの花も興味がわきます。
長さん
ここのオヒルギの木は熱帯スイレンの水槽の脇に植えてあります。水中ではないですが水分は多い土のようです。
長さん
オヒルギは、ザクロの花弁をとったらこんな形になりますね。
ベニヒモノキは温室展示の定番ですから、目にする機会は多いですね。
eko
表面がつやつやしてますね。
ベニヒモノキ、こちらも面白いです。長い花穂が立派ですね。赤いおひげのようなフワフワ感がいいですね。
長さん
オヒルギの花、面白いですね。蛸の足が内側にカールしているのが可愛い。
ベニヒモノキの雄花は毛糸の太い紐みたいですね。