クロアチア旅行記(37) 9月1日(その3)
スプリットのホテルプレジデントを10時の予定より少し早く出発しました。アドリア海を右手に見て、ドブロヴニクまではノンストップでも4時間程度かかります。
途中のオミシュという町です。岩山が迫るかと思うと、穏やかなアドリア海の港に観光用の帆船が泊まっていたりします。車窓から。
青い海に、白い壁と赤い屋根の家が延々と続きます。車窓から。
マカルスカという町の辺りでトイレ休憩です。見晴らしの良いテラスでジュース(だったかな)を飲みました。
この辺りはビオコヴォ自然公園となっており、背後の山(クロアチアで2番目に高い山・ビオコヴォ山を含む)から見下ろすアドリア海が美しく、天気が良ければイタリア半島まで見渡せると言います。
テラスの付近で咲いていた黄色い花です。アカバナ科でしょうが、名前が分かりません。右下はマツ科でしょうが…。
バイクを積んだ車を牽引する乗用車を発見。車とバイクの両方で旅を楽しむのでしょうか。右下は、ドライバーのアントニオ君です。携帯電話で話し込んでいます。彼、何歳に見えますか?
15分程休憩して、ドブロヴニクへ向かいます。
クロアチアの海岸沿いでは珍しい平地がありました。ここはネトレヴァ川(*)のデルタ地帯で、一部では流れを整備して果樹の栽培が盛んだと言います。車窓から。
(*)ネトレヴァ川=ディナル・アルプスを源流として、ボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアを流れる総延長230kmの川で、プロチェという町の南でアドリア海に注ぐ。クロアチアの重要な淡水資源となっている。
小さな浜辺ですが、こんなところでのんびりしてみたいものです。車窓から。
上の写真で、海の向こうに写っているのは島ではなく、ペリェシャツ半島で、その向こう側にはコルチュラ島があります。コルチェラ島は「東方見聞録」を書いたマルコ・ポーロの出身地としても知られています。
貸切バスは間もなくボスニア・ヘルツェゴヴィナとの国境を通過します。
(つづく)
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この記事へのコメント
hanasaku
マカルスカの街に行ってみたいです!
すごく綺麗な街並みに見とれてます。
平地で栽培されているのはオリーブかなぶどうでしょうか。
オリーブが良いな~。
アントニオ君の年齢ですか?40歳くらいかな?
もっと若かったりして・・・
shuuter
素敵ですね。
なおさん
この辺でいいますと、西伊豆から南伊豆あたりの半島をめぐるような感覚かなあ、と勝手に想像しています。だいぶスケールは違いますよね。
長さん
マカルスカの辺りはいいですよ。ビオコヴォ自然公園には1500種類を超える動植物に出会えるそうですから、花好きの人にも良いでしょうね。
ネトレヴァ川のデルタ地帯で作られているのは、レモン、オレンジ、ミカン、イチジク、オリーブ、ブドウなどだそうです。
アントニオ君、額が広いから老けて見えますが、母親はまだ40代だそうです。
長さん
風光明媚なアドリア海沿岸、寝ている暇などありませんでしたよ。
長さん
どこまで行っても美しい光景が続きます。
海岸線はかなり曲線を描いており、道は起伏に富んでいます。西伊豆辺りを大きくしたらこんな海岸線になるかも知れませんね。
ケン坊
何処へ行っても赤い屋根と白い壁の家並みが続いてますね。地方毎に特徴とかは無いんでしょうか?
海との景観が美しく飽きないで良いですね。
>珍しく平坦な土地...
結構、起伏に富んでいるんですか?
車窓からの写真も多いですが疲れませんか? 常にシャッターチャンスを待ち構えているって...ケン坊はダメですね。運転なら疲れませんが>笑<
長さん
日本から比べたら狭い国ですから、ひとまとめでに地方で良いんじゃないですか。
アドリア海沿岸でこんなに広い平地は他にないのではないかと思います。それだけ起伏に富んでいるんです。
写真になりそうな風景の時だけカメラを構えましたから、そう疲れませんでしたよ。
eko
オレンジ色の屋根と白い壁の家と海の青が、いいですね。
果樹園はオリーブの栽培ですか?
アントニオ君、額が広いですが、肌が若々しく見えるので30代でしょうか。↑母親が40代なら、20代ですか。
長さん
どこまで行っても同じ風景だと、見飽きてしまいそうですが、クロアチアは違いましたよ。
果樹園は柑橘類が中心らしいです。
アントニオ君、何と28歳ですって。
shizuo
車窓じゃないわたし、
長さん、目を瞑ったらPCの前のわたしにも、
いつかテレビで観たあの素晴らしい風景が。
アドリア海って聞くけれど
ここがその沿岸なんですね~。
まぁ普通に考えれば、母親より越える年齢はないから…。
そうですか、28歳ね~。
長さん
テレビでクロアチアのアドリア海沿岸をご覧になりましたか。今、テレビ朝日系で、平日夜8時54分から「世界の街道をゆく」という短い連続番組がありますが、アドリア海沿岸の風景を放送しています。今夜を含めてあと3回です。
彼は額が広いし、刈上げていますから老けて見えますね。
寿々木
信徳
無門
素晴らしい車窓観光
どこでもいいから
ちょっと長逗留したい
ところばかりですね
この海が
荒れることなど
信じられないような・・
長さん
どこまで行っても同じような風景ですが、起伏に富んでいるので、見飽きることはありません。
長さん
車窓からだと、スモークガラスのために色が良くありません。調整はしたんですが、青も緑も、もっときれいなんですよ。
長さん
小さな浜辺でもいいから、一か所でのんびりしたいような風景が沢山ありました。クロアチアのアドリア海沿岸は細長い島が外洋との自然の防波堤になっているので、波も静かでした。
あいべん
時間をかけてのんびり過ごす場所の様ですね。
さすがに花の写真は何処であろうと長さん
お手の物ですね。
長さん
この海岸地帯はツアー客の殆どが素通りする町ですが、安いアパートなども多く、長期に滞在してのんびりするには良さそうですよ。
tomi
いよいよ クロアチアに行かれるんですね、アドリア海の
宝石 と呼ばれる ”ドブロクニク”山の上から見ると素晴しいです、クロアチアは案外と チトー政権崩壊後は余り問題なく復興したようですが、セルビア・モンテネグロ、ヘルツゴビナ 辺りは長い事内戦が続いたようですね
今は何とか平和を保って要るようですが、一時期 共産圏でも一番貧しい アルバニアから イタリアにボートピープルが沢山流れて来て イタリア政府も手を焼いて居ましたの昨日の事の様に思います、平和は何物にも換えがたいです、この ドブロニク は2005年に行きました時にこの綺麗な町並みは築25年と説明されて私は内戦でやられたのか思ったら物凄い地震が襲って街全体を崩壊されたと説明されました。
nobara
そういう景色が広がっていますね~~
車窓を撮るって難しい。
よさそうなショットを狙っても2度と
同じ景色は出てこないから~
私は失敗ばかりしますよ((+_+))
外国人の男性って老けてみえますね~
20代だろうと思ってました(笑)質問が匂いました。
ポン太
マルコポーロってこのあたりの出身だったのですね。
長さん
後日投稿しますが、ドブロヴニクの旧市街をスルジ山から見下ろした風景、感動しましたよ。独立戦争による戦禍を修復し終えたのは1994年ですから、tomiさんが行かれたのはその11年後ですね。大地震による崩壊はずっと古く、1667年のことです。
長さん
どこまでいっても異国…確かに(笑)。
時速80キロで飛ばす車の中からの撮影は難しいです。ISO感度を上げ、高速シャッターで撮りましたが、失敗が多数でした。
アントニオ君の年齢、質問の意図がばれましたか(笑)。
長さん
バスの最後尾に位置を占めて、風景を見ながら右へ行ったり左へ行ったり、それこそ席を温めている暇がありませんでした(笑)。