新穂高ロープウェイの西穂高口駅の北側には、「千石園地」という一周1.5Km程の散策路があります。ここには何種類もの高山植物が植えられています。今回から、その花たちを紹介します。
最初に目に飛び込んできたのはズダヤクシュ((喘息薬種、ユキノシタ科)でした。ずだは信州の方言で喘息のことだそうです。
とても小さい花なんです。舟のように飛び出しているのは蒴果になりつつある雌しべです。
もう、実ができはじめていました。
ユキザサ(雪笹、ユリ科)の実 マイヅルソウ(舞鶴草、ユリ科)の実
(つづく)
昭和18年生まれの後期高齢者です。
2003年5月からのリタイア生活の中で、やったこと、見たこと、感じたこと、行った所、などなどを記録しています。
でも、最近は花をテーマにすることが多いです。
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この記事へのコメント
あいべん
楽しい旅楽しめましたか?
長さんなら事前に色々調べて予備知識をインプット
してからの旅と思われますので色々な写真を
見せて頂けるでしょうね。
何時の間にか「旅行ブログ」になったり・・(笑)。
風景写真楽しみにしてます。
長さん
今回の海外旅行では、行く前の野暮用が色々あり、ガイドブックをチラ見しただけで出かけました。でも、要所は押さえたつもりなんです。さて、どんな写真が登場するでしょうか。お眼鏡にかなうものがあるかな-。
eko
紅葉を見に行ったんです。西穂高の風景はきれいでした。
千石園地は行っていません。
小さな可愛い花が咲いていますね。綺麗に撮れています。
hanasaku
懐かしいスダヤクシュです。
ゴゼンタチバナ不思議な花ですね!
いっぱい咲いてぼたん雪が落ちたみたいに見えます。
実ができてすっかり秋の準備なのですね。
何となく寂しげな雰囲気です。
長さん
このロープウェイは一度に120人も運送できるから凄いですね。しかも早い。冬は厳しいかも知れませんが、春から秋、いつ行っても素晴らしい眺めでしょうね。但し、晴れていることが条件ですね。
長さん
ズダヤクシュはhanasakuさんのブログで拝見していましたので、すぐ分りましたよ。
高度2000mでは、花の期間が短く、秋が早く来ます。結実を早めないと子孫を残せないのでしょうね。
shuuter
千石園地という散策路があるのですか、知りませんでした。
色々な高山植物があるのですね。
憶えておきます。
長さん
私も山登りをしている頃は花に全く興味がなかったのです。千石園地や、後にご紹介するしらかば平でも色々な花が見られましたよ。
小梨
ズダヤクシュ名前は聞いたことがありますが、初めてです。
ゴゼンタチバナが7月末に咲いているんですね。 ユキザサの実、私は誤認していました。
なおさん
ユキザサやマイヅルソウはもう少しすると実が色付いて楽しめますね。
ケン坊
ズダヤクシュは単独だと見過ごしてしまいますが、群落しているとツイツイ見入ってしまいます。
ゴゼンタチバナの白い花弁に見える部分が総萼片だとは数年前に知りました。
”花弁のようで花弁でない それは何かと訪ねれば 萼片! 萼片!” そんな件の落語が...>笑<
無門
これからの季節は
草花の実も楽しめる
野山歩きには
一番楽しい季節ですね
信徳
寿々木
長さん
ズダヤクシュ、初めて見ました。実になりかける雌しべの形が船みたいで面白いです。
ゴゼンタチバナは、昨年7月14日、白駒の池で見ましたが、標高が高いと開花も遅れるのですね。
長さん
ズダヤクシュは、ヒューケラのように花が小さいですが、蒴果が目立ちますね。ゴゼンタチバナは信州の白駒の池や池ノ平湿原でも目にしました。
長さん
朝から冴えていますね。座布団2枚差し上げます(笑)。
ズダヤクシュ、初めて目にしましたが、ケン坊さんにはおなじみでしたか。ゴゼンタチバナはハナミズキやヤマボウシの仲間と言われると、花の構造にも納得しますね。
長さん
ユキザサやマイヅルソウの実を見てから1ヶ月以上経ちました。今頃は色づいているでしょうね。
長さん
ズダヤクシュ、できかけの蒴果が目立ちます。小さな花はルーペが必要なくらいですね。
長さん
ズダヤクシュは蒴果が落ちて群落を形成するんですね。クロクモソウは畳平でご覧になりましたか。
千石園地はロープウェイの駅を出てすぐです。これを抜けると西穂に向かう登山道となります。
目黒のおじいちゃん
長さん
続報があるのですが、登山道に咲いていた花の名前が分らず、四苦八苦しています。おまけに海外旅行の写真の整理ですから、当分忙しそうです。なのに、時差ボケで午前11時頃から2時間ほど寝ないと体が持ちません。