旅行2日目の夕食です。研さんが、日本で偶然見つけたという「ISTRA 100%」という店は‘ザグレブでは一番評判がよいイストラ料理専門店’とのことです。
ISTRA 100%は以前、日本のTVでも紹介されたそうで、昔は「Kod Pavera」という名だったそうです。お店のHPはこちら。私たちは、ミロゴイ墓地からタクシーで行きましたが、ザグレブからは車で10分ほどだとか。
クロアチアの西にあるイストラ地方はトリュフの有名な産地として知られており、勿論、私たちはトリュフ料理を味わうのが目的です。
住宅街の一角にある店の写真です。入口は地味で目立ちません。
7人全員が揃った夕食は、まず地元のビールで乾杯。案内されたテラス席はちょっと暗すぎ。メニューはないとのことで研さんが日本から持参した印刷物をみるのも大変。それを景三さんが持参のペンライトでを照らしています。
9/23 研さんからの追加情報 この店は当日の仕入れで調理するらしいのでメニューがないのではないかとのことです。また、ウェーターが英語に弱く、予め用意した印刷物を見せながらオーダーしたんだそうです(それで手間取っていたんですね)。
こちらの料理は量が多いので(実は、トリュフ料理は高価なので)、研さんが4人分を7人でシェアする交渉をしてくれました。
すべての料理にトリュフが使われているそうですが、今はトリュフが採れる時期ではないので、最初のスープにはトリュフが入っていないとのこと。スープを味わったところで、ウェイターに頼んで記念撮影(大きくなりません)。
左下の黒い塊がトリュフ。これを、最初の料理の上に、目の前ですり下ろしてくれました。肝心な写真が、共にピンぼけ。
最初の料理(○○=思い出せない=を小麦粉の生地で餃子風に包んで、クリーム煮にしたもの。これは4人分)です。トリュフが使われている料理ですが、黒い点々がすり下ろしたトリュフです。
9/23 研さんからの追加情報 この料理はトリュフ入りラビオリ(イタリア餃子)だそうで、今回味わった料理の中では一番高価なものだそうです。
二品目の料理は、小さな烏賊を揚げたもの。これにトリュフで味付けした(多分)野菜スープ(その下の写真)をかけていただきます。
三品目は、鶏肉とジャガイモを煮込んだもの。これにもトリュフがまぶしてあります。
これらを女性シェフが一人で作っています。美味しいパンも添えられていて、これで十分満足。デザートも2人分を上手に切り分けてくれました。
すべての料理が「ヤッコ・ドブロ」(クロアチア語で、とても旨かったぜー、と言うような意味だと、景三さんが教えてくれました。ヤに強いアクセントを付ける)。
この店はザグレブカードの案内書に現金10%引き(クレジットカードは5%)とありますが、研さんの交渉が上手だったのか15%引きにしてくれました。ご参考までに、今回の支払いは一人分3000円少々。
左下は店のネームカード。帰り際、私のブログで紹介すると言ったら、感激して、2冊のイストラ・ガイドブックをくれました。残念ながら、大きい方はクロアチア語、小さい方は英語も併記ですが、語学力がないもので、写真を鑑賞しただけでした。スミマセン。
やっと旅行2日目が終了。明日からが、現地ツアーのスタートになりますが、これから先、まだまだ長い報告になりそうです。
(つつく)
この記事へのコメント
hanasaku
素敵なレストラン!
全部のお料理がヤッコ・ドブロだったのですね。
トリュフ食べた事ないです!
きのこですよね。
どんな香りがするのかな?
香りを味わうのですか?トリュフに味があるのですか?
生のまますりおろして使うのですか?
又??だらけになりました。
すいません・・・
shuuter
海外旅行の楽しみの一つ その国のおいしい料理をあじゅわうことですね。
食事よりその国の文化に接することが出来ますね。
トリュフ料理 名前だけでも憶えておきます。
nobara
香りがすごくいいと聞きました。
豚さんが鼻で嗅ぎ探し出すとか?
白トリュフがまた格別らしいですね~
語学と交渉に長けた方がいらっしゃると
いろいろありがたいですね~
私の場合初めてのお料理に臆病なので・・
心配の種が付きませんが・・
皆さんで召し上がると美味しそうです。
長さん
トリュフの匂い、微妙ですね。正直、これぞトリュフの味というものは分りませんでした。一種のキノコですから、生でも良いようです。
黒に比べ₂、3倍の値段がする白トリュフは匂いも味も強烈らしいです。
長さん
三大珍味と言われるトリュフ料理、ものは試しで食べてみました。でも、1回だけでは正直、よく分かりませんでした。
長さん
白はガス漏れの匂いとか言いますが、黒はあまり匂いませんでした。トリュフを入れたものと、入れないものと味を比べたら分るかも知れません。
私は英語に弱いから、こういう人たちと旅行すると、本当に助かります。
なおさん
英語にタンノウなひとがいますと、こういう場合に便利このうえなく、心強いですよね。
長さん
世界三大珍味だそうですが、美味しいものなのかどうか、私には良く分かりませんでした。しかし、料理はおいしかったです。
天然のトリュフを探すには特別に訓練されたブタかイヌが用いられるとのことです。
行き当たりばったり
地元のごちそうですね。皆さん満足されたようで入った甲斐がありましたね。
すべて交渉してみるものですね。
ブログに載るのも確かに嬉しいことでしょう。
寿々木
eko
トリュフは世界三大珍味の1つ、まだ味わったことはありません。キャビアは一度だけ。
トリュフ料理、美味しくて大満足ですね。
同行者に語学が堪能な方がみえるといいですね。何かと便利で(その方に失礼)助かりますね。
長さん
トリュフ料理は話のタネに絶好の機会でした。トリュフそのものの味は分りませんでしたが、料理は美味しかったです。ヨーロッパもアメリカも、オセアニアも、料理の一人前は日本人には多すぎますから、複数でシェアした方が良いですね。
長さん
トリュフの産地として有名なのは南フランスからイタリアだそうで、クロアチアも少量ながら採れるとのことです。松茸と同じで、採れたてが良いのでしょうね。
長さん
キャピア、フォアグラは少量ずつですが、食べたことがあります。そして、トリュフですが、珍味=美味とはならないようです。
海外旅行は英語ができると何かに付け便利ですね。
あいべん
そんなに回数は行ってませんが私は何処も
西は同じに思われます。(失礼)
日本の西洋料理は美味しく感じるのに旅先の
料理はどうも口に合わないからそう感じる
のでしょうね。
トリュフ香りどうでした?
クロアチアでも貴重品なのですね。
言葉が出来旅行上手な人と旅すると色んな
恩恵が有りますね。
無門
クロアチアを十分堪能
と思いきや
これからが本番ですね
楽しみにしています
長さん
日本の西洋料理が美味しく感じるのは日本人の‘舌’が敏感だからで、その‘舌’を旨いと思わせるために努力が積み重ねられてきたんでしょうね。
トリュフの匂い、保存したものだからでしょうか、私には??でした。
長さん
そうなんです、これからが現地ツアースタートなのですよ。前泊分でかなり観光してしまいましたからね。
花咲か爺
ケン坊
急に寒くなりましたね~ 日頃の行いが悪いために雨中の墓参り(一人遅れて)となってしまいました。
ところで、いきなりトリュフの三点セットですか? ここがトリュフの有名な産地とは知りませんでした。縁が無いので知る必要も無かったですが>笑<
出だしからこの調子だと、この先のレポがますます楽しみですね。
長さん
この店はまさに‘当たり’、料理は勿論、ビールもワインも美味しかったです。
長さん
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものですね。まさか10月中旬まで下がるとは…。
トリュフはここより南仏やイタリアが有名なんですが、イストラ半島も少量採れるとか。トリュフそのものの味は分らなかったですが、美味しかったですよ。