道の駅加子母から下呂温泉へ

2012長野・岐阜の旅(20) 7月28日(8)
画像 妻籠宿から国道256号、257号を北上しますが、この道は裏木曽街道と呼ばれます。木曽街道(中山道)の裏道という訳です。
 裏木曽街道を走っていると、妻が道の駅加子母に寄りたいと言います。加子母という珍しい地名が内田康夫著の浅見光彦シリーズ「還らざる道」の中に登場していたので、記憶に残っていたそうです。
画像 加子母という地名の由来は「かしお」が「かしも」と訛ったものだという。「かし」とは傾(かし)ぐからきたもので、山麓の斜面や傾いた山稜の意味だそうです。

 左上の写真は、道の駅加子母から見た中央アルプスの南端です。今朝、この向こう側から走ってきたのです。
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 左下は、道の駅で売られていたおかひじき(岡鹿尾菜、岡羊栖菜)。アカザ科オカヒジキ属の一年草。別名ミルナ(水松菜)。 シャキシャキした食感が良いらしい。右下は、道の駅の傍を流れる白川という清流で、岐阜県の鮎つり大会でも有名な川のひとつだそうです。釣り人がいます。
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 裏木曽街道は国道41号(飛騨街道)に合流し、3泊目の下呂温泉は間もなくです。
 土曜日の夜とあって、温泉旅館はどこも割高。今回は、予算の関係もあって、国家公務員共済組合のホテルを利用させてもらいました。
 温泉街からはちょっと離れていますが、温泉は最上階(5階)で、見晴らしが大変よろしい。下の写真は、翌朝撮ったもので、温泉街が一望できます。
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 夕食は勿論本場の飛騨牛を使ったしゃぶしゃぶをチョイス。
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画像 下呂温泉では、夏休み期間中の土曜日、「いでゆ夜市」が開催されていることを知ったので、夕食後、ぶらぶら歩いて見に行きました。
画像 場所は、阿多野谷が飛騨川に流れ込む手前、阿多野橋と白鬚橋の間でした。
 左の案内図の中央が阿多野橋、その右が白鬚橋。更に、飛騨川を渡ると下呂駅(JR高山本線)の方向です。宿泊したホテルは左上の黄色い○のあたりでした。

 温泉街が近いとあって、宿泊客も浴衣でそぞろ歩きです。
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 白鬚橋の特設ステージでは、アマチュアバンドによってグループサウンズ全盛の頃の名曲が演奏されており、しばし楽しみました。
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 阿多野谷です。川の両岸は遊歩道「せせらぎの小径」になっています。
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 明日は、飛騨街道を更に北上し、高山方面に向かいます。
 (つつく)

この記事へのコメント

  • 寿々木

    何と中山道を横切って下呂まで足を伸ばされましたか。下呂の温泉は有名ですが、街がちょっと商魂たくましいというか、俗っぽいと感じませんか?
    2012年08月20日 16:18
  • shuuter

    独身時代富山に居ましたんで下呂温泉へは数かい訪れています。半世紀前の話です。
    ずいぶんと変わったことでしょう。
    2012年08月20日 16:55
  • あいべん

    川に入ってる人鮎つり?ですね。
    水が綺麗で水量もたっぷりあるのでさぞかし
    大量?なのでしょうか。
    其れにしても一人で独占とは贅沢ですね。
    料理豪勢ですね。私たちは馬刺し食べた記憶が
    有るけど場所違ったのかも。
    奥さん孝行の長さんですね。
    2012年08月20日 17:54
  • hanasaku

    こんばんは
    アユ釣りの写真に不思議なお家発見です!
    4層になってる・・・お店の様には見えないけど不思議なお家ですね。
    たこ焼き風飛騨牛焼玉!早口言葉です!
    2012年08月20日 19:47
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    下呂温泉は初めてで、しかも温泉街から外れたホテルだったのです。温泉街の近くまで行ったのは夜ですし。まあ、むかしからある普通の温泉街だなあという感じでした。
    2012年08月20日 21:09
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    富山から鯖街道を南下すれば下呂温泉で、1泊旅行の圏内ですね。50年前から比べると、鉄筋の建物が増えたでしょうね。
    2012年08月20日 21:12
  • 長さん

    あいべんさん、コメントありがとうございます。
    鮎釣りの人はこの川を北上するにつれ多くなりました。一人で釣っていても、釣れる腕の人とそうじゃない人がいるんじゃないですか。
    飛騨牛のしゃぶしゃぶですが、6人前だから多く見えますね。国家公務員の保養施設だからリーズナブルなんでしょう。
    2012年08月20日 21:28
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    向こう岸の4つの屋根を持つ家ですね。これは、福崎公園野外ステージなんです。建物の右側に観客席が見えますよ。
    たこ焼き風飛騨牛焼玉、3回目でやっと言えた(笑)。
    2012年08月20日 21:33
  • ぶたねこ

    下呂温泉、温泉地だけ有って宿泊客の浴衣姿も
    風情有りますね、飛騨牛のしゃぶしゃぶ、
    食べて見たいですね。
    明日は飛騨高山ですか、楽しみにしてますね。
    2012年08月20日 21:52
  • なおさん

    妻籠宿からどちらにゆくのかと思っていましたら、下呂温泉の方に向かわれましたか。僕は行ったことがないのです。
     道の駅では地方毎のいろいろ面白いものが見られますので楽しいですね。オカヒジキは買わなかったのでしょうか。
     アユが釣れる川、いいですね。水が綺麗なのでしょうね。

     有名な温泉のことですから、例により何度も入られたのでしょうね。夕食も豪華で美味しそうです。
     温泉街もいろいろ賑やかそうですね。
    2012年08月20日 21:54
  • 信徳

    色々な道路が出て来るので分かり易く自分でドライブしているようです(一度も行った事が有りませんが)下呂温泉から西に峠を越えると群上市ですね。
    2012年08月20日 22:04
  • 長さん

    ぶたねこさん、コメントありがとうございます。
    最近、旅館の浴衣も、女性用はカラフルなものを選べるようになりましたね。
    飛騨牛、さすがに本場ですから美味しかったですよ。
    飛騨高山は通り越しちゃったんですよ。次回のお楽しみ。
    2012年08月20日 22:58
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    北上して、日本アルプスの西側を北上する途中だったのですよ。オカヒジキ、食べてみた行きもしましたが、あと2泊するものですから・・・。
    温泉大好き人間ですから、最低でも3回入ります。ただ、夏は長くは入っていられませんね-。
    2012年08月20日 23:02
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    郡上八幡も観光してみたかったのですが、妻の賛成が得られず、あえなく没でした。
    2012年08月20日 23:04
  • かたばみ

    こんばんは
    いつも訪問いただき有り難うございます。
    旅行好きなのですが、家庭の事情で出かけられないのが残念です。
    郡上八幡は一度は訪れたい街です。
    2012年08月20日 23:16
  • eko

    飛騨牛のしゃぶしゃぶは如何でしたか? 鮎の塩焼きももれなく付いていますね。飛騨地方へ行くと飛騨牛は欠かせないですね。この頃は美味しいトマトが栽培されていると聞きます。
    下呂温泉は有名ですが、お湯は如何でしたか? ここは温泉以外特に何もないと思います。私は日帰りの範囲ですので、ランチと温泉に入りに行くだけです。
    夏場は長良川や上流の飛騨川など鮎つりの人で賑わっていると思います。ヤナも設けられて鮎三昧の料理が味わえます。川の水は冷たくてきれいですよ。
    2012年08月20日 23:17
  • 長さん

    かたばみさん、コメントありがとうございます。
    郡上八幡も古い町並みが残っているそうで、一度は訪れてみたい町です。郡上おどりのころなら最高なんでしょうね。
    2012年08月21日 00:17
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    飛騨牛、美味しかったですよ(普段食べつけてないからでしょうが…笑)。アユの塩焼きも最高です。
    下呂温泉はさらりとしている感じですね。
    釣り人は高山に近づくにつれて多くなってきました。
    2012年08月21日 00:19
  • ケン坊

    おはようございます。
    加子母と書いて”かしも”ですか? 人名や花の名前と同じで地名も難しいですね~
    下呂温泉はむか~し1回だけありますが記憶が飛んでます。飛騨牛を使ったシャブシャブとは何と贅沢な大名旅行なんでしょう!
    素晴らしき年金族の仲間ですね。長さんたちのような方が旅することで観光地が潤っているのかも...感謝しなければいけませんね。
    ケン坊だったら外で食べて...寝るだけかも?>笑<
    2012年08月21日 05:32
  • 無門

    こんにちは

    綺麗な水が流れ
    豊かな温泉として有名ですね
    夜市までついて
    旅の幸運も最高潮
    2012年08月21日 07:40
  • 火龍果

    おはようございます。
    小説の舞台を訪ね、イメージと
    かさね併せ、温泉場にゆくとても
    羨ましいですね・・・
    下呂温泉のまったり感が
    なんともいですねぇ~
    2012年08月21日 07:42
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    加子母って、普通思いつかない字の組み合わせですね。
    普段つつましい食生活ですから、たまには豪華にやってみました。
    旅行で新しい刺激を得ることは楽しいですよ。ケン坊さんもたまには泊りがけの旅行に行きましょうよ。
    2012年08月21日 07:52
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    下呂は温泉しか観光資源がないので、いろいろ工夫をしているようでした。飛騨牛とともに、きれいな水に住む鱒もごちそうでした。
    2012年08月21日 07:54
  • 長さん

    火龍果さん、コメントありがとうございます。
    内田康夫さんのミステリー、好きなんです。旅情ミステリーなんていわれますから、各地の地名が紹介されます。
    現地で気になったところに立ち寄れるのは、個人旅行の利点ですね。
    2012年08月21日 07:59
  • nobara

    浅見光彦さんは観光に貢献していますね(笑)
    日本全国、登場していますもんね~~~
    下呂温泉にも昔々出かけましたが
    記憶のかけらもありません。
    ただ並行して走る川の流れを
    魚影を求めて垂涎の夫の顔だけが((((^Q^)/
    飛騨のラーメンなんて召し上がりませんでしたか?
    我が家は無類の麺クイですので必ず。
    だけど~好みが別れるところでしょうかね。
    各地の道の駅、立ち寄らずにはいられません。
    立ち寄らないとー忘れ物した気分になるから~
    2012年08月21日 08:54
  • fujisan

    道の駅は私はもっぱら、「宿泊」に利用させてもらっていますが、今では道の駅は地区の情報発信や、郷土の食材を売る場所でも有りますね。岐阜はこの春の桜の時期に行きましたが、家内を連れての旅にはいい所、妻籠、馬篭は暑かった記憶が有ります。下呂まで来ると少しは涼しくなるんでしょうかね。夜のそぞろ歩きには良さそうな雰囲気ですね。
    2012年08月21日 11:42
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    下呂のように温泉だけの観光地は、風景が記憶に残りにくいのでしょうね。
    飛騨はラーメンが美味しいらしいですね。毎晩旅館の豪華料理ですから、昼は蕎麦であっさりと・・・と言うことなんです。
    我が妻も道の駅大好き人間です。何を買うという目的はなくても、立ち寄りたいのですね。
    2012年08月21日 14:25
  • 長さん

    fujisanさん、コメントありがとうございます。
    今回の北海道旅行でも道の駅巡りになったんですね。
    道の駅は、今や1000近くになりますから、地区の特徴を出さないと生き残れないのかも知れません。
    下呂の夜は風が吹いて、散歩するには丁度良い具合でした。
    2012年08月21日 14:29

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