梅雨の合間のつくば植物園(2)
アポイマンテマとマツモトセンノウとの取り合わせ、奇異に感じられますが、同じナデシコ科の絶滅危惧種つながりと言うことで・・・。
アポイマンテマ(ナデシコ科マンテマ属の多年草)。
カラフトマンテマの変種で、北海道のアポイ岳特産の品種だそうです。
マツモトセンノウ(松本仙翁、ナデシコ科センノウ属の耐寒性多年草)。
阿蘇のツクシセンノウの変種ではないかと言われていましたが、否定されたそうです。
マツモトセンノウの近くで見つけたノシメトンボ、4枚の翅のうち1枚が短い奇形(慌てて撮ったので後ピン)。原発事故による放射能の影響でなければ良いのですが・・・。
メンデルのブドウ。この植物園には遺伝学者のメンデルが自宅に植えていたブドウの木を挿し木にして育てた個体が展示されています。
6月29日撮影。
(つづく)
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この記事へのコメント
なおさん
マツモトセンノウも艶やかな色で良いです。こちらは園芸店で殖やされたものが売られていたりしますね。
トンボの羽根、羽化の際のひっかかったりする障害で曲がったりすることもあるようですが、この場合はどうでしょうねえ。
メンデルのブドウの挿し木苗が見られるとは興味深いですよね。
火龍菓
今朝は貴重なものばかりのご紹介で・・
成程なぁ~
解説をなさるのにそれなりの知識が
ないと困難なものばかりですし
驚きと簡単!凄いなぁ~!凄いなぁ~!
これで長さん本日は
気持ち良い1日を過ごせますかね??
無門
メンデルのブドウですか
それだけでロマンを感じますね
神々の専売だった領域を
垣間見てしまったメンデル
法則に気が付いてしまった瞬間
その胸の高鳴りは
以下ばかりだったでしょうか
eko
メンデルのブドウの挿し芽、こちらも大変貴重ですね。
いいもの見させて頂きました。
寿々木
長さん
アポイマンテマは、自生地では超塩基性のカンラン岩の影響で全体に暗紫色を帯びるといいますが、移植されたものはその特徴が薄れるようです。
マツモトセンノウが絶滅危惧種とは知りませんでした。
動植物の異変を見つけるとなんでも放射能と結びつけて考えたくなってしまいます。
長さん
珍しいものが展示してあるのが植物園の魅力です。
植物の説明は掲載のつど、ネットで調べているんです。こんな知識が頭に詰まっていたら、脳が壊れます(笑)。
長さん
150年ほど前までは、遺伝という概念がなかったのでしょうから、メンデルの偉業は大変なものですね。
この植物園には、万有引力を発見したニュートンゆかりのリンゴの木もあります。
長さん
ここはいつ行っても新発見がありますから、好奇心を満たしてくれる嬉しい植物園です。
メンデルのブドウの木、彼の偉業を知るきっかけにもなりますね。
長さん
マンテマは顎の部分が膨らんでいて、面白い形の花ですね。
nobara
シレネ・ウニフロラ(ホテイマンテマ)を思いました。
フクロナデシコの様相ですね~
この仲間も多そうです。
ツクシマツモトは花弁がハート型でしたが・・
ちっちゃな切れ込みがありますね~
遺伝子的に違う?いわれがあるのでしょうか
ノシメトンボなどの小さいものにも
少なからず影響ってあるでしょうね((+_+))
shuuter
ナデシコ科 ですか。
珍しい花 見せて頂きました。
長さん
アポイマンテマとホテイマンテマはよく似ていますね。ホテイ・・・のほうが、萼の肥大が大きいようです。
マツモトセンノウの葉や茎は紫を帯びるのに対し、ツクシセンノウは緑だけという顕著な違いがあるそうです。しかし、写真のものは紫がかっていないように見えますね。
長さん
マンテマの仲間は萼の部分が風船みたいに膨らんだものがあり、横から見ると面白いですね。
目黒のおじいちゃん
hanasaku
アポイマンテマって舌を噛んじゃいそうな名前だけど可愛いお花ですね!
ナデシコ科だから風車みたいに見えるのですね。
このお花は本当にくるくる回りそうです。
メンデルのぶどう誰か食べなくっちゃですね。
長さん
マツモトセンノウは殆ど栽培種だそうで、自生種はとても少なくなっているそうでsん。
長さん
アポイマンテマは風車みたいに回転するんです、なんてことになったら面白いですね。萼が肥大していますから、小さなモーターを取り付けましょうか(笑)。
このブドウ、食べちゃだめです。植物園内のものはすべて採取禁止なんです。
ケン坊
前から見ても横から見ても、今にも回りだしそうな感じがします(図工の時間に作りそうな...)。
長さん
風力発電の羽根がアポイマンテマみたいに可愛いものだといいのですが、実際は巨大なものですね。
ミックン
マツモトセンノウがもう咲いているのですね
もっと遅くなのかと思ってました
ミックンがよく訪ねる那須高原に「フシグロセンノウ」が、群生してますところが、年々数が少なくなってるように思えるのです
長さん
マツモトセンノウの花期は7月からのようですが、緯度や高度が低いと早く咲くのかもしれません。
フシグロセンノウも個体数が減っていますか。一部地域では絶滅危惧種に指定されているそうですよ。