梅雨の合間のつくば植物園(1)
梅雨の合間の6月29日、金曜日はスポーツクラブの定休日だったので、妻とつくば植物園に行ってきました。つくば植物園は、正確には、国立科学博物館筑波実験植物園といいます。
いつ行っても、初めて出会う花があり、楽しいところです。
正門近くで、妻が、パイナップルリリーと書かれた名札を見つけました。画像の中央上にパイナップルみたいなものが見えますか?
まだ総状花序が伸びる途中のようですが、先端の苞葉が横に広がって、若いパイナップルのように見えますね。
ユリ科ユーコミス属の多年草で、原産は南アフリカ。別名ユーコミス。ヒヤシンス科に分類する説もありますが、名札にはキジカクシ科と書かれており、分類に異論があるようです。
別の総状花序ですが、苞の間から白い花弁みたいなものが出ています。
パイナップルリリーの葉の先端に止まるノシメトンボです。
パイナップルリリーの近くで見たクリナム・パウエリー(ヒガンバナ科ハマオモト属)です。花は萎れ始めていますが、ここにもノシメトンボが写っています。
クサノオウ(瘡の王、草の黄、草の王、ケシ科クサノオウ属)。
ネジバナ(捻花、ラン科ネジバナ属)。別名モジズリ(綟摺)。
こちらは、我が家の2階バルコニーに置いたプランターから生えてきたもの。昨年に続いて、2本目の天からの恵みもの。
(つづく)
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この記事へのコメント
なおさん
ユリ科でずっと慣れてきましたので、ヒヤシンス科だのキジカクシ科だの言われても??とピンときませんね。新分類体系はまだまだ馴染めません。
夏から秋にかけて、いろいろなトンボが見られますので面白いですよね。ノシメトンボは羽根先が黒くておしゃれです。
クサノオウは春から咲き続けているのもありますし、可憐なネジバナもいまあちこちで見られて楽しいですね。
ケン坊
時々買った(植えた)ことの無い草花が咲くときがありますが、鳥が運んでくれたのでしょうか?
ラッキーですね...
野原でずいぶんと見ることが出来る季節になりました。草花は見ていて飽きないですね。
shiro
火龍果
いつもながらの
茨城県広報活動有難うございます。
初めてみた、パイナップルツリーですが、
きっと、神様が無性に果物を食べたかった時に
創造したものなんでしょうね。
行き当たりばったり
思いのほか、かわいいものですね。トンボと一緒でサイズがはっきりわかります。こういう手法もいいかも。
名前の付け方も面白いです。
eko
トンボに蝶、昆虫もいろいろ見かけるようになりました。あまり興味がなくて、名前はさっぱり分かりません。知っているのは蝶と蛾の見分け方くらいかな~。これも例外があるので定かではないですが。
天からの贈り物で、ネジバナが、いいですね~。
寿々木
長さん
パイナップルリリーと聞くと、もうそれ以外の名は出てきませんね。この日はノシメトンボがたくさん飛んでいました。
クサノオウは花期が長いですね。
長さん
このネジバナ、どこから種がもたらされたんでしょうね。ネジバナが育つにはある種の細菌が必要で、単独では育たないのだそうです。
長さん
ブラジルでアジサイをご覧になりましたか。ヨーロッパで園芸種の作出が盛んだそうですから、それがもたらされたのでしょうか。
長さん
パイナップルリリー、面白いですね。これで、実ができ、食べられるとしたら、神様の思惑通りでしょうが…。
長さん
なじみのない植物は、写真で見ると大きさが分からないことがありますね。誰でも知っている大きさのものを一緒に入れるのは先人の知恵ですね。
長さん
パイナップルリリー、面白いですね。花が咲く前のこの姿のほうがパイナップルにそっくりな気がします。
私も昆虫の同定は難しいです。ノシメトンボは翅の先端が黒いのですぐわかりますが…。
長さん
パイナップルリリー、面白い形の花序ですね。花が咲いているところを見たいものです。
クリナム・ムーレイ、確か昨年は沢山咲きましたよね。残念でしょう。
あいべん
パイナップルリリー、写真にするには随分難しい
被写体ですが一匹のトンボでその難題を
見事にクリヤーですね。
此れも長年花に向ってる長さんだから咄嗟の
チヤンスものに出来たのですね。
信徳
無門
ネジバナこれから毎年
楽しめますね
野生だから強いし
頼もしいですね
nobara
不思議な花ですよね~
ノシメトンボさんも出現して
そろそろ夏に突入でしょうか・・・
ネジバナ、天からの贈り物が???
なかなかこちらでは見かけませんね~
それより、雨をどげんかして~~((+_+))
今日も前が見えない?真白く降っています。
長さん
ノシメトンボは一斉に羽化したらしく、羽を乾かしているのでしょう、あちこちの草や枝先に止まっていました。昆虫なんかを一緒に写せると、写真が身近に感じますね。
長さん
ユーコミスという本名?があるのですが、パイナップルリリーがぴったりな名前ですね。面白いです。
長さん
どこから来たのか分らないネジバナです。昨年のものは菊の根元から、今回のものはマツバギクの間から出てきました。来年も咲いてくれると嬉しいのですが・・・。
長さん
パイナップルリリー、花が咲いていてくれると良かったのですが、ちょっと早かったようです。
ノシメトンボ、一斉に羽化したところだったようです。ここは広いし、人口の流れなんかもありますから、生育条件は高いんでしょうね。
そちらはまだ降り続いていますか。関東は今晩からのようです。
shuuter
庭の鉢にもネジバナが伸びてきています。
引っ越してきた当時はいたるところで見たネジバナ 少なくなりました。
まねき猫
ネジバナは、ほんとに不思議ですよね。
長さんのお宅とお揃い(笑)
長さん
お宅の鉢でもネジバナが伸びてきましたか。それも天からの授かり物ですか。
ネジバナが少なくなったそうですが、生育にはデリケートな条件がありそうですね。
長さん
パイナップルリリーは実物を見ると、それ以外の名前が浮かばないほどぴったりな名前ですね。
このネジバナ、2本目のものです。来年、増えるのを楽しみにしているんです。
Tatehiko
我が家では、ネジバナに加えてハンゲショウが増えているのに、御近所には飛んでいないなぁ~って不思議の声を上げています。
庭の花を見て感想を漏らすようになったのかと安堵しています。
長さん
ネジバナだってれっきとした和蘭ですから、嬉しいものですよ。
お連れさん、外に興味が湧いてきたようで、結構なことですね。
ハンゲショウも実が出来るのですが、日当たりが良く、しかも、じめじめしているところでないと育たないのだそうです。
hanasaku
ネジバナ今日UPしました!
お家で咲いているのですか。
いいな~
とても可愛い大好きなお花です。
パイナップルリリー本当に熟してないパイナップルそっくりですね。
香りもパイナップルだったら食べちゃいそうです。
おとと
パイナップルリリーはパイナップルにそっくりですね
植物の中には他にも良く似たものが有りますね
今年はトンボが多いように感じますが
ネジバナ、ランの仲間なのですね、
良いお花です
長さん
hanasakuさんのネジバナ、見てきましたよ。こういう小さな花を撮るのは、本当にお上手ですね。
パイナップルリリー、面白いでしょう。野の花を探すのもいいですが、こんな珍しい花があるから植物園って大好きです。
長さん
人間の世界にも「他人のそら似」というのがありますが、植物の世界にもあるから面白いですね。
ネジバナ、どうしてこんなに捻れちゃったのでしょう(笑)。
ミックン
パイナップルリリー、よく分かりました
ナジバナは偶然にもミックンも先ほどUPしたばかり
可愛い感じのネジバナがおうちで咲いてるなんて
自然でイイですね
長さん
パイナップルリリー、このまま実がなったら面白いでしょうね。
今年はネジバナが多く見られるようです。我が家のネジバナ、どこから来たのか分らないのです。
shuuter
ネジバナ きずきの森で写真を撮ってきました。
ネジバナの個体数が少なくなっているように思います。
以前は 住宅地の空き地にもみられたのですが、現在はありません。
長さん
ネジバナは突如としてたくさん伸びてくることがありますが、翌年になると少なくなるといったことがあるようですね。
ぶたねこ
こんなして出きるんですね、素敵です。
パイナップル大好きです、日本でも
収穫出きると良いのにね、
ネジ花、突然現れて収穫ですね、意外と
栽培難しいんですよ、土を嫌うので
葉に土が付くと枯れてしまうから芝生の中が
良い見たいです。
我が家も5,6本蕾が付いてますが芝の中で
育ててます。
長さん
食用のパイナップルがこんなスマートな形から大きくなったらいいと思いますすが、現実にはそうは行かないようです。
ネジバナは土を嫌いますか、デリケートな蘭らしいですね。
花咲か爺
長さん
ネジバナは生育環境を選ぶようですね。我が家の近くでも咲いたり咲かなかったりします。