6月29日につくば植物園で見た水辺の花を紹介しています。
マルナガバミズアオイ(丸長葉水葵)です。ミズアオイ科ポンテデリア属の多年草。原産は北アメリカ東部。 ナガバミズアオイの変種で、葉が丸くなっているのが特徴。
ひとつひとつの花にはホテイアオイのような模様があります。
マルナガバミズアオイの葉で休むアマガエル。
こちらはホソナガバミズアオイ(細長葉水葵)で、 ナガバミズアオイの変種です。マルナガバミズアオイと同属で、原産も同じです。写真の右側に写っているのが「丸長葉」ですから、「細長葉」との違いは明瞭でしょう。
花色は「丸長葉」より薄いです。
ちなみに、ナガバミズアオイ(長葉水葵)はこんな植物です。
ウォーター・バコパです。ゴマノハグサ科ステラ属の常緑多年草(水草)で、原産はアメリカ東部。花径は1~1.5cm。別名ミズバコパ(水バコパ)。
(つづく)
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近所の花
シラユキゲシ(白雪芥子)。ケシ科エオメコン属の耐寒性多年草。一属一種。原産地は中国東部。中国名は血水草、英名はスノーポピー。
この記事へのコメント
なおさん
アマガエルさんもしずまりカエル、ということでじっとしてますね。
シラユキゲシは苗をいただいたのがうちにもありますが、丈夫でよく殖えますね。
火龍果
ミズアオイ各種や水辺の爽やかな薄紫の
花々で目がきっちりと覚めましてござる!
eko
水辺のお花たちのすっきりした薄紫の花色がきれいです。
アマガエルさんもよく見かけるようになりました。
信徳
寿々木
ホテイアオイの仲間が咲いていますか、夏本番ですね。白雪ゲシというのですか、初めて見ます。キンポウゲ科の植物の白花のようにみえます。
長さん
ミズアオイの仲間は涼しげですね。葉が丸くなったり、長くなったりで、花穂も長くなるものなんですね。
アマガエルはじっと張り付いて、まさに静まりガエルでした。
シラユキゲシは丈夫そうですね。
長さん
爽やかな水色が目覚ましになりましたか。明日は何色が目覚ましになるかな(笑)。
長さん
葉の形や長さが全く違うなんて、変種という以上の変化のように見えますね。
そろそろ梅雨明け、アマガエルも水の中にカエルかな(笑)。
長さん
爽やかな水草の色は涼しげでいいものですね。
シラユキゲシの開花期は4~6月だそうですから、これは遅咲きなのでしょうか。
長さん
早くも梅雨明けですね。今年はどのくらい暑くなるのでしょうね。
シラユキゲシは、中国では薬草とされているそうで、キンポウゲ科のオウレンの代用品としているとか…。
菜の花
ご近所のシラユキゲシが今の時期に咲いているのですね。お行儀が良いので、よ~く拝見したら鉢植えでしたね。地に植えたらエライ事になりますよね。
長さん
ボンテデリア・コルダータのブルーと白を育てていらっしゃるんですか。爽やかな花色で良いですね。白は一層そんな感じがすることでしょうね。
シラユキゲシは地植えにするとはびこるようですね。春の花が夏の暑い盛りに咲いているのはちょっと不思議な感じがしました。
無門
大量に発生すると嫌われる
ホテイアオイですが
あの浮き袋が大好きです
花も清楚で好きですが
ミズアオイもそんな仲間かな
nobara
違いがはっきりして面白いですねーー
基本を押さえたら、まんまのネーミングが
すーーと入ってきますね~
ミズバコパは江津湖にも咲いています。
綺麗な色ですよね~浄化にもいいとか☆
シラユキゲシは4-5月のお花だと思いましたが
返り咲き?なのかしら。東京の家にもあります。
shuuter
湿地帯に咲く植物は植物園に行かないと見れないですね。
写真拡大してよく観察いたしておきます。
長さん
ご紹介した2種類はホテイアオイの仲間です。ホテイアオイは根茎を持ちませんが、この種は根茎で固定し、ホテイアオイのように水面を漂いません。
ホテイアオイは水質を浄化すると言われていますが、増えすぎるのは困りものですね。
ケン坊
去年6月、ミズバホテイアオイを長さんから教えて頂きましたが、花はソックリですが葉が全く違いました。
今年も公園で撮りましたが半分散っている感じで没ネタになってしまいました...>笑<
長さん
変種同士をこうして基本種と比べてみるのは面白いですね。
江津湖でもミズバコパが咲いていましたか。小さな花がたくさんの葉に隠れてしまい、全容が撮れませんでした。
シラユキゲシ、暑いのに何故今頃咲くのでしょうね。
長さん
ホテイアオイなら田んぼで見られるかも知れませんが、これらのミズアオイはなかなか見られませんね。交野市「大阪市大付属植物園」なら展示があるそうです。
長さん
ミズバホテイアオイ、去年のことでしたね。今年は没になりましたか。水草も暑いと早く散ってしまうんですかねー。
shizuo
長さん、見てるだけで^^。
なぜか懐かしさが…。
夏の日の思い出を辿れば、あの金魚鉢に浮かぶ水草が。
青々とした色、丸っこいぷかぷか浮かぶホテイアオイ。
夏は子どもに返る季節です。
hanasaku
ナガバミズアオイの仲間はあの黄色い斑点が特徴なのですね。
葉が随分違うのに花の形も模様もそっくりで植物って本当に不思議だなって思います。
シラユキゲシ可憐なお花ですね。ケシ科が不思議です。
長さん
子供の頃、金魚を飼って必ずホテイアオイを浮かべましたね。涼しげで良いものでした。
しかし、いつしか、金魚は死んでしまい、ホテイアオイが捨てられました。それが増えすぎて困っているという話を聞きます。
長さん
ナガバミズアオイの仲間、ひとつひとつの花はホテイアオイにそっくりですね。縁取りのある黄色いハートは共通ですね。
シラユキゲシ、あまり見かけません。地植えにすると途方もなく増えてしまうのだそうです。
あいべん
流石長さんですね。いくら植物園だといっても
見落としそうな花までの撮影。
又、手当たり次第に撮影と言われると
思いますが見せるポイントは花を知らなければ
解らないものですね。
私も花をUPして見ましたが見かけだけの写真です。
眼を引く花だけを撮る、でも少しは花を知って
撮影しなければ駄目ですね。
又、変なコメント御免なさい。
Tatehiko
この根っこ付近に、小魚やエビさらにはヤゴたちが見え隠れする風景を水槽で演出してみたくなりますね。
大きな水槽が要るのでしょうね。
長さん
長年花ばかり撮影していると、見せ方のコツみたいなものをつかんだような気がします。
しかし、一日に数百枚も撮ると流石に疲れてきて、おざなりになるのです。写真も体力勝負ですね。
長さん
ご紹介した植物を家庭で栽培するのは無理でしょうが、金魚鉢や水槽に水草を入れて、ユラユラ泳ぐ小魚をみるのは楽しそうですね。
玄関脇のスペースに水槽を置く予定でコンセントも付けたのですが、熱帯魚を飼うのはツレに反対されています。
花咲か爺
長さん
水辺の植物は育つ環境が次第に少なくなっているようで、アサザも絶滅危惧種NTに指定されています。
ホテイアオイも綺麗で良いのですが、増えすぎて厄介者になっているようです。