6月29日につくば植物園で見た水辺の花を紹介しています。
これは懐かしい。オゼコウホネが咲いていました。尾瀨河骨、スイレン科コウホネ属の多年草で、日本固有種。根室河骨の変種とされており、絶滅危惧種に指定されています。
花の中心が赤いのが特徴。花弁に見えるものは萼片。本物の花弁は雄しべの外周にあるが、目立たない。
アメリカアサザが咲いていました。アメリカ浅沙、アメリカ阿佐佐、ミツガシワ科アサザ属の多年草。オーストラリア西部原産。アメリカから移入されたのでアメリカアサザと名付けられた。菜の花さんに教えていただきました。
右は、写真があまり良くありませんが、大きな池の方で見た、普通ののアサザです。ユーラシア大陸の温帯地域に分布し、日本では本州や九州などに生育する。
なお、下のアメリカアサザは中央広場で写したもの。プレートには「アサザ(種名不詳)」と表示されていました。
花弁の周りのフリルが特徴です。葉の模様も面白い。
ヒツジグサです。未草、スイレン科スイレン属の水生多年草。
未の刻(午後2時)頃に花を咲かせることから、ヒツジグサと名付けられたといわれるが、実際は朝から夕方まで花を咲かせる。
(つづく)
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代々木公園で行われた「さようなら原発10万人集会」に参加しました。快晴の炎天下、主催者発表で17万人が集まったそうです。こんなに多くの人を見たのは初めてかも知れません。
メインステージは中央奥、近づくことも困難です。
メインステージの裏側で、やっと航空労組連絡会の隊列にたどり着きました。写真は、メインステージでの挨拶を終わり、スタッフに囲まれて退場する大江健三郎さんです。
この記事へのコメント
なおさん
さて、このアサザ、僕が見てきたものとずいぶん雰囲気が違います。葉の模様がこんな風に入っているのも見たことがないですし、ガガブタの花のように星型となり、花びらにふさふさが生えているというのは初めて見ました。つくばのは変わっていますねえ。
炎天下の集会に17万人ですか。熱中症も心配ですよねえ。おつかれさまでした。
火龍果
炎天下の下の集会参加お疲れ様でした。
昨日高校の同級生もこの集会に参加した
ようでレポートを掲示板の仲でしておりました。
オゼコウホネと根室河骨の関係がとても面白い
ですね。かなり距離がある筈なのに不思議???
ケン坊
オゼコウホネ、アサザは時々見ますが、ヒツジグサは、ここ数年見かけません(尾瀬に行ってない?)。
尾瀬ヶ原のヒツジグサはお昼近くにならないと咲かない記憶があります(過去、何度か同じ経験を...)。
無門
さすが東京17万人ですか
世界中で市民運動から
政権に反省を促す動きがありますね
日本の場合は
毒気を抜かれた若者たちの時代が
長く続いていますが
大きなうねりにしたいものですね
寿々木
長さん
このアサザとしたもの、ネームプレートに従ったものですが、図鑑のものとはちょっと違いますね。花弁のヒラヒラはガガブタみたいですが、ガガブタは白い花ですよね。改めて調査します。
この集会、空前の人手でした。主催者も熱中症予防は各自の責任でと訴えていました。
長さん
お友達も集会に参加されましたか。毎週金曜の首相官邸前と言い、脱原発を訴える世論が大ききなっています。
根室河骨と名前がついていますが、分布は東北地方以北ですから、尾瀬とはそう遠くない距離ですね。
長さん
ヒツジグサはきっと午後に咲きだす個体が多いということなんだろうと思います。高度との関係もあるんですかねー。
長さん
主催者側の想定を大きく上回りましたね。警察関係の発表でも7.5万人ですから、近年にない多さです。それだけ、安全性を軽んじた安易な原発再開に抗議する声が大きいということでしょうね。
長さん
オゼコウホネは黄色い花なので、光が強いと露出オーバーとなって撮り難いです。アサザについては、植物名を再調査中です。
菜の花
夏に水草はいいですよね。
信徳
nobara
どこかが微妙に違うのでしょうか・・
黄色の難しい被写体を上手に
写していらっしゃいますね~♪
ニュースの画面の中に長さんを探していました。
きっといらしてると思いました。
主催者側と警察側の発表は大きな差異がありますが、それにしても凄い参加者でTVでみてもうねっていましたね。
暑さに加えて熱気で最高潮でしたね~
お疲れ様でした<(_ _)>
eko
アサザ(調査中)の花、変わっていますね。面白い。
ヒツジグサも白くて清々しい感じがします。
あまり、水辺の花見る機会がありませんので、楽しいです。
「さよなら原発10万人集会」ご苦労様でした。17万人とはすごいですね。私も原発は反対です。早くサヨナラできるように政策をしっかりやってほしいです。
長さん
コウホウネやアサザを育てていらっしゃいますか。小さな容器だと根が張れませんね。
今日も暑くなりそうなので、水を撒きたいくらいです。
長さん
オゼコウホネは若い頃、妻たちと歩いた尾瀨の思い出です。昨日は凄い人で、帰宅予定時間までにパレードが出発できませんでした。
長さん
オゼコウホネとネムロコウホネの違いは、柱頭盤が赤いのがオゼコウホウネ、黄色いのがネムロコウホネだそうです。
あれだけの人数ですから、TVに写る方が奇跡かも知れません。予定時間までにパレードが出発できず、途中で帰りました。
長さん
水中植物は田や沼、高原の湿地帯でなければ見ることは出来ませんね。
原発再稼働反対の声は日ごとに強くなっているようです。そのエネルギーを感じました。
菜の花
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/amerikaasaza.html
長さん、こんなのを見つけました。ご参考にして下さい。
長さん
ここ一ヶ月来、光ファイバーの通信速度が極端に低下していて(最悪の場合、下り受信速度が50kbpsくらい)、毎日イライラです。
あいべん
私も反対です。
福島原発事故の検証が十分に行われて
居ない段階での再稼動は余りに非常識です。
最近は原発被災者の報道も少なく成り
まるで終結したかの雰囲気ですが実情は
住む家も奪われ農地さえも奪われたまま
なのですね。
アメリカ・アサザ綺麗で面白い花ですね。
まねき猫
坂本龍一さんが以前「兵器としてであれ、発電としてであれ核と人類 共棲できない。3度も大きな被ばくした唯一の国として、全世界に訴えることが国際社会に対する貢献であり、責任ではないでしょうか」と述べられていた言葉が胸に響きます。
shuuter
ヒツジグサも尾瀬に咲くのですね。
アメリカアサザ きいろですか、白色とは異なり面白いです。
珍しい花見せて頂きました。有難とう。
長さん
昨日の集会で、ドジョウには音としか聞こえないらしいが、声として聞こえるまで頑張りましょう・・・というフレーズが印象的でした。
アメリカアサザのフリルが可愛らしいでしょう。
長さん
大江健三郎さんや坂本龍一さん、瀬戸内寂聴さんたちのスピーチを第1ステージの右後ろに陣取って聞いていました。安全の保証が全くない原発を、泥の中のドジョウが何故安全と言えるのでしょう。
長さん
尾瀬の湿原にはオゼコウホネもヒツジグサも自生しています。当時は花にあまり興味が無かったのですが、何度も行きましたから覚えますね。
アメリカアサザも面白いですね。
hanasaku
大好きなコウホネです。
睡蓮の様な可憐さと違う素朴な美しいお花ですね。
アメリカアサザが懸命に咲いている姿がいじらしいです。
こんな可憐な姿を人間の都合で消してはいけないのですよね!
長さん
確かにコウホネはスイレンほどの可憐さはないですが、しっかり自己主張している花だと思います。
環境破壊や温暖化が絶滅の危惧を増加させているのでしょうね。
アメリカアサザのフリルと葉の模様が気に入りましたよ。
大人の山歩き
突然のコメント失礼いたします。
私、テレビ朝日「大人の山歩き」という番組を制作している者なのですが
先日尾瀬ヶ原で取材をしまして、その際オゼコウホネを見ました。
しかし、あまりに遠くに咲いていたために、近くに寄った映像を撮ることができませんでした。
そこで、オゼコウホネのアップの写真を探しておりまして
こちらのブログにたどり着きました。
突然のお願いで大変恐縮なのですが
どうか、このブログにアップされている
オゼコウホネの写真を使用させていただけませんでしょうか。
ご検討何卒よろしくお願い致します。
長さん
了解いたいしました。
放送予定日日などの情報提供をお願いします。
大人の山歩き
放送は、8月3日(土)の予定です。(一部地域を除きますが)
とても素敵なお写真ですね、ご協力いただきまして
本当にありがとうございます。