新宿御苑にて 花編(1)

 6月23日、新宿御苑で見た花を投稿します。

 アメリカデイゴ(亜米利加梯梧、マメ科デイゴ属の落葉低木)和名はカイコウズ(海紅豆)。
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 サンゴシトウ(珊瑚紫豆、珊瑚刺桐、マメ科デイゴ属の落葉低木)。アメリカデイゴと草本のエリスリナ・ヘルバケアとの交配種。
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 ニワナナカマド(庭七竈、バラ科ホザキナナカマド属の落葉低木、中国原産、別名珍至梅)。背後の建物は重要文化財・旧洋館御休所。
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 アフリカハマユウ(阿弗利加浜木綿、ヒガンバナ科ハマオモト属の常緑多年草、南アフリカ原産)。以前はインドハマユウと間違えられていた。
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ekomountainさんも投稿されていました(こちら)。


 イヌガラシ(犬芥子、アブラナ科イヌガラシ属の多年草、日本全国~アジアに分布)。shuuterさんが投稿されていた(こちら)ので、すぐ分りました。
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 ヤエドクダミ(八重毒痛み、ドクダミ科ドクダミ属の多年草、日本~中国に分布、ドクダミの一品種)。白い花弁状のものは苞。画像では小さいですが、苞の間にも花が見えます。
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 (つづく)

この記事へのコメント

  • なおさん

    池のほとりで、アメリカデイゴが咲いていましたか。サンゴシトウもそうですが、燃えるような真紅の花は、真夏にふさわしい色ですね。
     対照的なニワナナカマドやアフリカハマユウの清楚な白い花は涼しげで良いものです。
     イヌガラシのなかまにもいろいろなものがあるようで、それぞれ特徴的ですね。
     八重のドクダミは面白いものですから、斑入りのものと同様にわざわざ植えるひともいますね。
    2012年07月01日 05:31
  • 無門

    こんにちは

    阿弗利加浜木綿
    漢字は好きなんですが
    アフリカだけはいつもカタカナで
    書いていたので
    始めて気が付きました
    南米・南欧とは書くけど
    普通南アと書くよね
    今日は変なところが気になって・・
    2012年07月01日 06:44
  • 火龍果

    おはようございます。
    本日は新宿にて世界を駆け巡るですか・・
    アメリカ→ニワ→アフリカ
    成る程です。
    7月は季節の変わり目、梅雨の季節から
    本格的な夏への変化
    アメリカディゴは夏をやはり意識しますねぇ~
    2012年07月01日 06:44
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    アメリカデイゴは中の池のほとりで咲いていました。日本でデイゴというと、熱い沖縄を連想します。
    今回は赤い強烈な花と白い清楚な花を対比させてみたんです。
    八重ドクダミの方が普通のドクダミよりなぜか上品な感じがします。
    2012年07月01日 07:58
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    アフリカを漢字で書くことはまずありませんね。阿弗利加は、私も初めて知りました。南アなら分かりますが、南阿ではどこのことか分からりませんね。
    2012年07月01日 08:03
  • shiro

    ボア ノイチ またまた おじゃま虫 私の街では こう言う花は育たないのです、暖かいのですが土が80%位赤土なので木に咲く花は有りますが こういう花はサンパウロ州(聖州)から南 リオ グランデ ド スウ州(南大河)まではこういう花は有ります、セーハ ド マー(海の山脈) と言う山脈がブラジルのアフリカ側の海岸沿いに ヒオ デ ジャネイロ州から ヒオ グランデ ド スウ州まで有るのですがここは植物の宝庫でほとんどが国立公園に成っていて植物をもって帰る事は禁じられています、日本では見る事のできない花が沢山あります、ラン科の事を相してオルキージャと呼びますがそれは見事です、オルキージャと日系人の話は後日にしましょう!
    2012年07月01日 08:04
  • 寿々木

    サンゴシトウ、初めて見ました。小花の具合はアフリカデイゴに似ています。八重のドクダミは珍しいです。
    2012年07月01日 08:10
  • 長さん

    火龍果さん、コメントありがとうございます。
    日本人は花好きな国民なのか、世界中の花が持ち込まれていうような感じがします。花で世界一周が出来そうですね。
    今年は空梅雨気味、アメリカデイゴが似合う夏が早く来そうです。
    2012年07月01日 08:11
  • 長さん

    shiroさん、コメントありがとうございます。
    ブラジルは広いですから、色々な気候の地域が含まれているようですね。お住まいの地域では酸性の土なんですね。
    オルキージャ、英語で言うとオーキッドですね。どんな欄が咲いているのでしょう。興味があります。
    2012年07月01日 08:17
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    サンゴシトウ、初めてご覧になりましたか。こんな形の花が咲く草本(HPをリンクしました)と木本のアメリカデイゴを交配させたというんですから、面白ですね。
    2012年07月01日 08:23
  • nobara

    アメリカデイゴとサシゴトウ、こんなに違うのに
    ごっちゃ混ぜになってしまいます((+_+))
    ニワナナカマドってお花だけを拡大すると
    凄く綺麗ですね~~~大好きです。
    イヌガラシも似たのがあって果実の具合で
    見分けたりしますよね。強い道端の草ですね。
    我が家の八重ドクダミ、大阪の花ともさんから
    送っていただいたのですが、生きてるかな?
    2012年07月01日 09:10
  • ekomountain

    アメリカデイゴ、大きくはっきり見たのは初めてです。沖縄を想像します。もう夏ですね~。
    ニワナナカドの白い花フワフワとして綺麗ですね。
    アフリカハマユウ民家の庭先に咲いていました。大きな花なので目立ちますね。ブログ紹介有難うございます。
    八重のドクダミ、一重とは雰囲気が違いますね~。実際に見てみたいのですが、こちらにはありません(まだ見つけていません)
    2012年07月01日 09:31
  • shuuter

    八重のドクダミ なかなかないですね。
    特定の場所に出かけないと見れないのでしょうね。
    2012年07月01日 10:43
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    日本で知られているデイゴ属は、沖縄の県花のデイゴ、鹿児島の県木のアメリカデイゴ(海紅豆)、サイハイデイゴ(ブラジルデイゴ)、それに、交配種のサンゴシトウでしょうね。
    ニワナナカマドは咲き始めで、丸いつぼみが残っている頃が特に美しいです。
    ドクダミは強いですから、きっと八重ドクダミも残っていますよ。それより繁殖しすぎが心配かも。
    2012年07月01日 11:00
  • 長さん

    ekomountainさん、コメントありがとうございます。
    デイゴというと沖縄を連想しますが、沖縄ではアメリカデイゴを見かけませんでした。沖縄のデイゴはインドやマレー半島が原産のものなんです。
    ニワナナカマド、この写真の頃がとても好きです。
    八重ドクダミはホームセンターの園芸コーナーで見たことがありますよ。
    2012年07月01日 11:05
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    ドクダミは八重とか、赤い斑入りの葉をもつ‘カメレオン’だと流通していますよ。
    2012年07月01日 11:10
  • あいべん

    やはり珍しい花が外来種でも好まれるのですね。
    アメリカデイゴ花なのか実なのか非常に面白いですね。
    それからハマユウですが昨日他の人のブログで
    彼岸花科の花であること知りました。
    私は少し変ったユリだとばかり思って居ました。
    来年は又、忘れて居ると思います。
    2012年07月01日 12:08
  • 信徳

    赤と白の花が対比されて面白いです。アフリカハマユウの白さが際立っています。
    2012年07月01日 12:44
  • 長さん

    あいべんさん、コメントありがとうございます。
    アメリカデイゴは赤い大きな花弁と雄しべや雌しべを包み込む花弁と、面白い形の花なので、公園樹などに採用されることがあります。
    ハマユウはヒガンバナ科ですが、クロンキスト体系ではユリ科に分類されているので、ユリと親戚関係なんでしょうね。
    2012年07月01日 13:55
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    インパクトのある赤い花を先に出したので、清楚な白い花が際立ったとしたら、狙い通りです(笑)。
    2012年07月01日 13:57
  • hanasaku

    こんばんは
    アメリカデイゴの美しい色に惹かれています。
    蕊が髭みたいで可愛いです!
    サンゴシトウも珊瑚色して風に揺れるんでしょうね。
    ニワナナカマドやアメリカハマユウがなお可憐に見えます。
    つづくですね!
    楽しみにしています。
    2012年07月01日 18:17
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    赤橙色のアメリカデイゴ、厚ぼったい大きな花弁(翼弁といいます)が派手ですね。サンゴシトウの方は翼弁がないものと理解すれば良いようです。花穂が長いので、風に揺れますね。
    ニワナナカマド、すべて開花してしまうより、つぼみの混じった姿が素敵なんです。
    2012年07月01日 18:43
  • ケン坊

    遅くなりました。昨日は朝早く出ちゃって...
    アメリカデイゴの花(特に口紅のような形や受け皿のようなガク?)が印象的です。
    また口紅の先端から線香花火のような...可愛らしいです。(全体的にはド派手な印象ですが)
    2012年07月02日 05:20
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    昨日は栃木百名山に挑戦でしたか。
    アメリカデイゴ、派手な花ですね。大きい方は翼弁という花弁です。しべを包み込んでいるものも2枚の花弁が合着したものです。
    2012年07月02日 09:15

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