ハーブガーデンから都市緑化植物園・展示棟前の植え込みに移動しました。
スズランノキ ‘ブルースカイ’ です。ツツジ科ゼノビア属(一属一種)の落葉または半常緑の小低木で、アメリカ南東部(バージニア州からジョージア州の海岸平野)に分布しているそうです。別名ゼノビア、銀葉スズランノキなど。写真の‘ブルースカイ’は園芸種で、葉の色が青みがかっているのが命名の由来らしいです。
花に止まっている昆虫は、調べたけれど分らなかった。 → ツマグロハナカミキリだそうです(なおさん、nobaraさんに教えていただきました)。
ツツジ科オキシデンドルム属にもスズランノキがあって、混乱します。オキシデンドルム属の方は落葉高木で、世界三大紅葉のひとつ(他はニッサボクとニシキギ)です。
こちらは、ボーダー花壇で見た ペルネッティア・ムクロナタ(ツツジ科シラタマノキ属の常緑低木)です。原産はチリ。スズランのような花が咲き、秋に白い実がなることから、真珠の木という流通名があるそうです。
再び、展示棟前の植え込みです。
ガクウツギ(額空木、ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木、原産は日本、別名コンテリギ)。
アリウム‘グローブマスター’(ネギ科アリウム属の耐寒性球根植物)。グローブマスターは大輪種ギガンチウムより更に大きな花が咲く品種で、20cm位になるそうです。右下の写真に写っている昆虫はハナムグリの仲間らしい。
カンパニュラ ‘ラ・ボンアミー’(カンパニュラはキキョウ科ホタルブクロ属の宿根草。‘ラ・ボンアミー’は、別名八重咲き桃葉桔梗)。
5月28日撮影。
この後、レンタサイクルで野草コースに向かったのですが、ポツポツ降り始め、慌てて展望レストランに逃げ込みました。一時は激しい雨と雷で、昼食をとりながら止むのを待ちましたが、あまりのんびりもしていられないので、小雨になってから退散しました。
(国営武蔵丘陵森林公園シリーズ 了)
次回から、清水公園花ファンタジアで見た花たちを紹介します。
この記事へのコメント
なおさん
花にいる虫はハナカミキリの類かなあ?という気がしますが、僕もよくわかりません。
ガクウツギの装飾花も面白いですよね。
手毬のようなアリウムの大親分?の花も楽しいですよね。10日も沢山咲いていました。
展望レストランで雨宿りされましたか。以前は自分で頼んだものが出来たら受け取りにいっていましたが、この頃はサービスが良くなり、席まで持ってきてくれるようになりました。
こんどは千葉の清水公園の報告ですか。たのしみなことですね。
火龍果
本日は花の形状が非常に興味深かったです。
ラ・ボンアミーの八重咲きの形状は格好いいですね・・
撮影者と同じかな?笑い・・
ケン坊
スズランノキなんかが山中にあったら盗掘されているでしょうね。そういう意味でも絶滅危惧種なんかは手厚く保護する必要がありますよね。
珍しい花木があると、盗掘が目的で山に入る人もいるやに聞きますが辞めてもらいたいです。
ekomountain
アリウム グローブマスター 20cm以上にもなるんですか、大きいですね~。見てみたいです。
ラ・ボンアミーの八重咲きすっきりといい立ち姿です。
武蔵野丘稜森林公園、いい所ですね~。
無門
ブルースカイの花
青空の恋しい季節ですね
玉虫の仲間の虫も
青空を待ち望んでいるのかな
あと2分なんて欲張って
いるとびしょ濡れになりますね
ぽつっときたら
雨宿りしないと・・・
いつも後悔してます
寿々木
八重咲きのホトルブクロですか、受け咲きなんですね、とてもホタルブクロとは思えません。
長さん
ツツジ科にはつぼ型の花が咲くものがありますが、スズランノキ ブルースカイ’は花の付き方が面白いですね。
ガクウツギ、中世花の様子に迫ってみました。
こんなに大きなアリウムを初めて見ましたよ。
展望レストランでは、お席までお持ちしますと言われ、びっくりでしたよ。
長さん
カンパニュラ‘ラ・ボンアミー’は八重のキキョウと言われればそんな感じもしないでもないですが、ホタルブクロとはまったく似ていません。私が‘ラ・ボンアミー’みたいにかっこいい?…嬉しいですね。
長さん
植物園は普段見ることができないような植物に出会えるのが魅力の一つですね。お蔭で12回も引っ張りました(笑)。
スズランの木は面白いから、盗掘されるかもしれませんね。何でも金にしようという輩がいるのは困ったものです。
長さん
スズランの木はドイツスズランのように咲くのが面白いですね。アリウム‘グローブマスター’、大きさにびっくりです。‘ラ・ボンアミー’はこぼれ日の中で目立っていましたよ。
菜の花
ゼノビアと名の付いた植物は西武ドームの国際バラとガーデニングショウで販売されておりましたが、結構な値段でした。やはりスズランノキと名の付く別物がある、などの説明も聞きました。
ガクウツギは6月1日に高尾山へセッコクを見に参りましたら丁度咲き乱れておりました。
出会えていない花にいつしか出会いたいものです。
長さん
今朝はどんよりとした曇りで、気温が16℃しかありません。
撮影日は雷雨が予想された日だったので、一応防水性のものを着て行ったんですが、ぽつりと感じたらすぐに建物内に逃げ込みましたよ。
長さん
スズランノキ‘ブルースカイ’は花の付き方が変わっていて面白いです。‘ラ・ボンアミー’はなぜホタルブクロ属?って思っちゃいますよね。
長さん
世界三大紅葉のひとつのほうのスズランノキは大ききなるので家庭用としては難しいかもしれませんが、ゼノビアの方は可愛くていいですよね。
高尾山に石斛を見に行かれましたか。高尾山も山野草が豊富と聞きますから、行ってみたいところです。
目黒のおじいちゃん
nobara
花穂が上向きなんですね~
ムッシッシは[ツマグロハナカミキリ・カミキリムシ」のようですね~
ガクウツギのようなたたずまいが好きです。
公園は広いからレンタサイクルは便利ですね~
マイパークはマイチャリでいきますが・・
昭和公園など歩くとなると大変です。
長さん
花の写真を撮り歩いていると、かなりの歩数になることがありますね。しかし、休み休みの歩数増ではあまり健康に寄与しているとは言えませんね。
長さん
花穂が上向きのススランノキはめずらしいですね。
これはツマグロハナカミキリですか。花だけでなく昆虫にも詳しいんですね。
ここも、昭和記念公園も広いですね。移動にはレンタサイクルが便利なのですが、決められた道、駐輪場を利用しないといけないのが難点です。
shuuter
長さん
ツツジ科の植物には壺型の花も多いですが、こういう花付きの木は珍しいですよね。
あいべん
花は何時も見るスズランの花ですが木に咲いて居ますね。
私が見る緑の葉と茎のスズラン(?)勘違いかな。
今度は注意してみてみます。
花しか見てないのかな?
でも、木には咲いて居ない様な気もしますが・・。
長さん
良く目にするスズランはスズラン科の多年草です。一方、このスズランノキはツツジ科の木で、全く別物なんですよ。ツツジ科の木の花がこんな風に咲くというところが変わったいますね。
おとと
スズランの木、初めて見ました見事ですね
真珠の木もスズランの様なお花が咲くのですね
ドウダンツツジも良く似たお花ですね
カンパニュラ 、ラ・ボンアミー清々しいお花です
hanasaku
スズランノキにびっくりしました!
スズランそっくりなお花ですね。びっしり咲いて見てみたいです。香りもするのでしょうか?
ペルネッティア・ムクロナタもスズランにそっくりです。白い実も見てみたいです。
ツツジ科はスズランに似たお花を咲かせるものが多いのでしょうか?
長さん
ツツジ科の壺型の花ではドウダンツツジが有名ですね。そんな花が長い花穂になる木なんて、面白いですね。
ラ・ボンアミー、木漏れ日を浴びて清々しく輝いていました。
長さん
スズランノキって面白いでしょう。花の香りですか?嗅いでみませんでしたが、たぶん臭いはないのではないかと思いますよ。
ペルネッティア・ムクロナタの実は真っ白で、花より大きめじゃないかと思うほどの写真がネットで見つかりました。
ツツジ科には壺型の花が多いですよ。ドウダンツツジやアセビがポピュラーですね。
ミックン
いつも珍しい草花を拝見してます
とても詳しく「すごい」のひと言
スズランノキはかわいい清楚な花がビッシリ
所謂スズランとやはり似ていますが、こんな棒状に花がつくなんて、おもしろいものですね
次は野田の清水公園、遠足以来の公園、楽しみにしてます
長さん
スズランの花が木に咲くなんてことが現実にあるから植物の世界は面白いです。
清水公園に遠足で行かれましたか。池の周りのフィールドアスレチックは子供たちの人気の的ですね。