石巻一泊旅行・・・その3 石巻の現状(1)

 4月22日、松島から東松島市を経て、石巻へ向かいました。
 東松山市内もがれきがほぼかたづけられていました。写真は、国道45号線と平行する仙石線の線路です。海岸から2.2Km程ですが、津波の高さは3~4mだったようです。線路はやっと工事が終わった状態ですが、まだ列車の運行はされていません。
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 東松山市の被災状況は、東松島市役所のHPで見ることが出来ます(こちら)。

 石巻市でも、多くの民家が土台ごと流失しました。がれきは殆ど片づけられており、陸に残された船も見当たりません。
 下は、石巻港に近いところで、かろうじて残った民家です。地震には耐えたものの、津波で2階もがらんどうになった民家も。瓦に被害がないように見えるのが不思議。左下の民家は、棟瓦が半分壊れています。
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 左下、倉庫らしき建物。壁は流失。シャッターは引き波で手前に曲がっている。右下、ボランティアへのお礼の言葉が掲げられた石巻みづほ第二幼稚園。1階の窓ガラスは流失。非常階段の鉄パイプが曲がっている。
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 左下、津波は2階の窓のすぐ下まで来たようです。洗濯物は1年前のままかもしれません。右下、曲がった鉄骨を残すだけとなった自動車修理工場。どこでも新しい電柱が目立ちます。
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 がれきや土砂は石巻港近くにうず高く積み上げられています。集積された状況を見ると、分別はかなり進んだようですが、その先の処理の見通しは立っていないようです。
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 写真には写っていませんが、石巻港近くの製紙工場にウッドチップが大量に積み上げられていました。流された木材を処理したものでしょうか?
 次回も石巻の状況をお伝えします。
 (続く)

 石巻市の行方不明557人、死者3182人、合計3739人(2月末現在)で、被災地方自治体では最大。
 なお、東松島市は行方不明66人、死者1047人、合計1113人。東日本大震災の行方不明者と死者の総数は、1万9130人(行方不明3276人、死者1万5854人(同上)。以上は、今年3月2日付の河北新報による。
 石巻市の浸水面積は73平方キロ、東松山市は37平方キロ。


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