まつりでは、雪割草の園芸種が100鉢以上展示されていました。
出品作を鑑賞する人たちです。
会場の一角には雪割草の色々を寄せ植えした立体展示が行われていました。
立体展示の一部です。如何でしょうか?雪割草って実に多彩ですね。
野生種がこんな状態で咲いていたら素晴らしいのですが、実際は地味な花が多く、こんな風にはいかないそうです。
雪割草は、キンポウゲ科ミスミソウ属のミスミソウ・オオミスミソウなどを指す園芸名ですが、ユキワリソウと片仮名で書くとサクラソウ科のユキワリソウの正式和名を指す場合もあるので、注意が必要です。
日本に自生する雪割草には、ミスミソウ(三角草)、スハマソウ(州浜草)、オオミスミソウ(大三角草)、ケスハマソウ(毛州浜草)の4種類があるそうで、新潟の自生種はオオミスミソウだとのことです。
雪割草の祖先は約4000万年前の北ヨーロッパで誕生したと言われ、オオミスミソウの先祖は約1000万年前が起源と言われています。
雪割草まつりの出品されたオオミスミソウは次回にご紹介しますが、その前に・・・。
キクザキイチゲ(菊咲一華、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)。別名キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)。オオミスミソウに似ているが、切れ込みのある葉で区別できる。
ザゼンソウ(座禅草、サトイモ科ザゼンソウ属の多年草)。
(続く)
この記事へのコメント
ケン坊
これが野山に咲いていたらどんなに感激するだろうな~...と一瞬想像してしまいました。
キクザキイチゲって白い花だと思っていたらカラーがあったんですね。無知でした...
なおさん
キクザキイチゲやらザゼンソウの展示もありましたか。
行き当たりばったり
春先の本場のお花、まさに狙い通りですね。
信徳
長さん
何坪かに土を盛って作られた立体展示ですが、そのカラフルさに魅了されました。自然の中でこんなに雪割草が咲いていたら超感激ですね。
キクザキイチゲは白から紫まであるそうです。
長さん
この立体展示には驚きました。これだけの雪割草を集めて展示できるのは国営公園ならではでしょうね。しかし、実際に山で咲いていたのはもっとまばらで、地味でした。
キクザキイチゲやザゼンソウの他にも早春の植物の鉢植えが出品されていました。
無門
雪割草は小さくても
とてもきれいですね
私はいまだに
エーデルワイス(ウスユキソウ)を
雪割草と勘違いしています
まあ思い出もありますから
そのままにしていくつもりです
長さん
園芸種の出品作はおよそ100鉢、その一つ一つが色、形が違うのです。今でも交配によって新種が作られているそうです。次回は作品の一部をご紹介します。
寿々木
キクザキイチゲは北海道在住時に日高南麓の工場敷地内の林の中で見たことがあります。綺麗なので掘りあげて、名古屋へ持ち帰ったのですが枯らしてしまいました。
長さん
日本海側の雪割草は実にカラフルですね。一株ごとにDNAが異なるそうで、変化が多いようです。
新潟県の自生地でも盗掘が頻繁で保護が必要になっています。県の花になったのは平成20年とのことでした。
長さん
ユキワリソウの実物の見学は今回が2度目です。小さい花ですが変化が大きいのが魅力です。
エーデルワイスと勘違いですか。ジャワ島でご覧になったんですよね。
長さん
赤、青、紫など色の濃いユキワリソウは改良されたものでしょうが、豪華なものですね。クレマチスの色や変化に共通するものがありますね。
キクザキイチゲ、勿体無いことをしましたね。名古屋では少し暖かかったんでしょうね。
kaze・・・
の鉢植えは見ましたが、立体展示を見て
みたいものです。現実の野山とは多少
違っても似た風景でしょうから。画像を
みながら頭のなかで周りに白い雪を置い
てみました。実際に見てみたくなります。
nobara
しかもバスツアーでは、流れの中ではとてもとても。
立体的に見せて戴くと観察もできて
写真も思いのまま?(私には無理ですが・・
長さんの為の展示会みたいです(笑)
ザゼンソウの鉢植えが可愛くて面白いです。
長さん
この立体展示は園芸種を植え込んだもののようですから、自生の様子とは違って、とても華やかですね。しかも、花の形もいろいろで魅了されました。
長さん
この展示は最終日とあって、訪れる人も減ってきたのでしょう、見ているのはツアー客の他に数人というところでしたから、ゆっくり写真を撮ることが出来ました。後半は独り占め状態。その間、他の人たちは展望台まで行ったようでしたが・・・。
まさか、ザゼンソウまで鉢植えになっているとは思いませんでしたよ。
あいべん
雪割花て随分カラフルで色んな形の花が有るのですね。
雪割草のコンテストがあるのですか?
出品作品が有るのだから当然なのでしょうが何を
競うのか解りますか?
座禅草以前TVで放映映像を見た記憶が有ります。
不思議な花ですね。
hanasaku
もっと見たい~と思ったら終わってしまった。
続く・・・ですね。
すごーくいっぱい見たいです!
長さん
雪割草はカラフルかつ変化に富むので、人気があるようです。
作品と書きましたが、出品者名は書かれていないところを見ると、国営越後丘陵公園として育てているものかもしれません。
ザゼンソウはミズバショウと同じサトイモ科です。構造がミズバショウと似ていますね。
長さん
もっとみたいでしょう(笑)。次回はたくさんアップしますよ。
ekomountain
キクザキイチゲの薄紫色の花、はじめて見ます。
ザゼンソウ、写真でしか見たことはありませんが不思議なお花ですね。
長さん
雪割草、素敵でしょう。実物を見ると感動しますよ。
キクザキイチゲは白が多いようですね。
このザゼンソウは鉢植えでしたが、翌日の雪国植物園では地植えのものを見ました。
shuuter
ミスミソウしかみていませんが、オオミスミソウ楽しみにしています。
キクザキイチゲ あわい紫色が爽やかでいいですね。
長さん
春のまだ雪の残る時期に雪を割って咲くことから名付けられた雪割草、日本海側のものは色が多彩なようです。
キクザキイチゲ、この色は実物を初めて見ました。
目黒のおじいちゃん
長さん
千変万化の雪割草とは聞いていましたが、これほどとは思いませんでした。まつりの期間中に行くツアーで、松戸発はこれだけだったのです。