一茶が小金道を通った頃の仏法山一乗院東漸寺は、徳川幕府の庇護もあり、20数カ所もの堂宇を擁し、末寺35カ寺を数えほどの大寺院でしたから、一茶もたびたび参詣したに違いありません。
総門です。ここから本堂までは270mほどあります。
東漸寺は、文明13年(1481年)、経譽愚底運公上人により、当初、根木内(現在地より1キロ北東)に開創した。この後約60年後の天文年間(1532年 - 1555年)、現在地に移され、江戸時代初期に関東十八檀林の1つとされた名刹である。 (Wikipediaより)
総門と本堂との中間にある山門(仁王門)です。文化元年(1804)に楼門造り(竜宮門風)の門に再建されたといいますから、一茶は真新しい山門をくぐったのでしょう。
阿吽の像は昭和62年に納められたものです。
本堂前の中雀門です。
本堂です。東漸寺幼稚園の子供達が私に元気よく挨拶して走って行きました。
樹齢330年のしだれ桜(上の写真の左側)や鶴亀の松(同右側)があり、松戸市の保護樹木に指定されています。
昨年のしだれ桜の様子はこちら。
鐘撞き堂です。
(つづく)
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