3月11日、つくば植物園に行ってきました。この日から、昨年の大震災で被害を受けた温室も全館開放となるとともに、3月20日までつくば蘭展が開かれているからです。
初日の日曜日とあって、3階建てになった駐車場は満車状態で、少々待たされました。65歳以上は無料で入園できるので、少々の待ち時間なんてどうということはありません。
修繕工事が終え、観覧再開となった熱帯資源植物温室(中央、蘭の作品展示会場)とサバンナ温室(その左)です。熱帯資源植物温室の背後は熱帯雨林温室、写真のフレームの右外に水生植物温室がある。
蘭の作品展示会場入り口です。つくば洋蘭会・水戸市植物公園蘭科協会が出品しています。
先日の東京ドームで行われた「世界らん展日本大賞2012」で日本大賞を受賞した作品が展示されているようです。
作品展示の様子です。
メインの展示です。上段右側が日本大賞受賞作品。最上段左側が斉藤正博氏の作品。
日本大賞を受賞した大塚初枝氏のデンドロビューム・ノビル‘ハツエ’(Den. Nobile ‘Hatsue’)です。
同じく、大塚初枝氏の作品。グリアンセ・オーランティアカ ‘オーキットグレード’(Gur. aurantiaca 'Orchidglade')。
斉藤正博氏の作出した交配種。パフィオペデルム・トランジット・セイント(Paph. Transit Saint)。
倉持見永子氏の作品、レリオカトレア・ラインボー‘スカーレット’ (Lc. Tropical Rainbow ‘Scarlet’ovi.)
(つづく)
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この記事へのコメント
hanasaku
華麗な蘭が並んでますね!
蘭の種類の多さに驚きです。
蘭って植物よりなんとなく動物的なイメージを持ってしまいます。
不思議すぎる形だからかな?
ekomountain
日本大賞を受賞されたデンドロビューム、どうしたらあんなにたくさんの花が咲かせられるのでしょうか。
すごいし、素晴らしいです。
あいべん
植物園熱心なファンの方が多いのですね。
並んでまで入園する人が居るのには驚きですね。
流石そこまで選考で残るランの花はどれも綺麗ですね。
なぜか綺麗で気品も有るのでしょうが飾り物の
花を感じて無縁な花の様に感じるのは
私のへそ曲りな性格でしょうか?
又、変なコメントで御免なさい。
nobara
“ハツエ”みごとに鈴なりですね~
こんなの、見た事ないです。
賞を獲得したのは植物園までまた運ばれたのですね~
蘭は花期もながいですが。株のためにはまたまた色々な手順があるのでしょうね~
入園料が要らないなんて素敵ですね(*^-゚)⌒☆
長さん
蘭に動物的なものを感じますか。確かに、派手で攻撃的なイメージがある種類もありますね。カトレアなんかだと女性的なイメージが強いですよ。
長さん
蘭は原種だけで数万種類と言われていますから、その交配種を含めるといくつあるか分からないほどです。
デンドロビュームはたくさん花がつく種類ではあるんですが、これほど大きな株にするのは大変だと思いますよ。
長さん
並んだのは駐車場に入れる車だけなんですけどね。
でも、ランはファンが多いですから、この植物園の入場者数としては多かったですね。
ランは種類が多いですから、こんなに派手なものだけではなく、地味なものもありますよ。後日お目にかけましょう。
長さん
日本対象のデンドロビュームの作者は女性ですから、ご自分の名前をつけられてようです。大塚初枝氏なんて書いたから誤解を与えちゃいましたね。
大塚さんはつくば洋蘭会所属の方だろうと思うので、ご自宅から運ばれたんでしょう。
国の付属機関は高齢者が優遇されているので、ありがたいです。
なおさん
いろいろなランの様子を見て、気分もらんらん♪となった?ことでしょうね。
無門
ランの花はじっと見ていても
見飽きませんね
作者の名前を冠したデンドロ
これほど密植しても
大丈夫なんだね
ケン坊
蘭はいつ見ても見応えがありますよね。賞の基準がケン坊には判りませんが、何かあるんでしょうね?
菊花展など、納得する違いのある展示物もありますが、素人目には”なぜ?”という賞も見かけます。プロにはプロの見るポイントが...
長さん
ここで日本大賞受賞作品が見られるとはラッキーでした。まさに気分はランランですね。
昭和記念公園や武蔵丘陵森林公園は65歳以上が半額ですが、ここは無料になるんです。もっとも、入園料自体が200円と安いですがね…。
長さん
デンドロビュームは多花性のものが多いようですが、これまでに仕立てるのは容易なことではないでしょうね。
東京ドームの世界らん展には花数が1000以上の株が出品されていたんじゃなかったでしょうか。
長さん
らん展の受賞基準は私にもわかりません。花の見事さはさることながら、株の大きさ、花数なんかも審査対象になるんでしょうね。この日本大賞受賞作品も目の当たりにするとさすがと思いますねー。
菜の花
斉藤正博氏のお名前も東京ドームで拝見出来ました。
私も今年の東京ドームのらん展は無料でした。前売り券を購入された方が他に用事が出来たと、たなぼたでした。
長さん
日本大賞受賞作品を近くで見ることができたのは良かったです。ランは花木が長いとはいえ、東京ドームへ出品していたときと比べると、残念ながら花数は減っていました。
斉藤正博氏は全日本蘭協会の会長ですが、つくば洋蘭会の会長もされていると思いました。
東京ドームの前売り券が棚ぼたとはラッキーでしたね。
寿々木
長さん
日本大賞受賞のデンドロビュームは、受賞時は1株700本茎から2000輪以上の花が咲いていたと聞きました。それからおよそ3週間、花数はかなり減っていますが、それでもまだまだ見られますね。
shuuter
均整がとれノビノビと成長したものばかりです。
狭い部屋で育てると葉が傷んだり花の向きもそろわずいけません。
何事もそうですが、蘭は特に贅沢で一番いい場所を要求いたしますね。
日本大賞を獲得しているデンドロ どこにもあるものですが、
大株で花を一斉に咲かせるには大変な努力がいることでしょう。
花ちゃん
つくば欄展に、3月11日の初日の日曜日にらん展を見に行って来たのですね。早いですね。私、つくば欄展を見に行くのが楽しみにしていたのですが、身内が入院したのでラン展を見に行く時間がとれず、まだ行っていないです。長さんが蘭の花を綺麗に撮られた写真を楽しませて頂きました。
蘭はいつ見ても見応いがあって良いですね。素敵な色々な蘭の花を拝見させて頂き有難う御座いました~♪ヽ(^o^)丿
長さん
つくば洋蘭会は活動が盛んなようで、立派な蘭が多いです。技術も高く、環境も良いところで栽培されているんでしょうね。
日本大賞受賞作品は特に大株で花数が多いことも評価されたのでしょう。
長さん
一年ぶりに温室が開放されたとあって、蘭展は盛況でしたよ。また、原種の蘭展示もいつもより種類が多いようです。見に行かれる時間がとれると良いですね。
hiro
さっそくにおいでになったのですね。ランはいつみても豪華でいいですね。最後の週は少し時間が取れそうなのでぜひ見に行きたいです。
長さん
確定申告作業でしたか。ご苦労様でした。
今回は蘭展のほかに、植物園が栽培している原種蘭が多数展示されているので、見応えがありますよ。是非おいでください。