深大寺へ 茶店編

 神代植物公園の深大寺門から再入場が可能とのことで、懐かしい深大寺に行ってみました。
 深大寺門を出ると2つの茶店から呼び込みが。昔は(40年以上前ですが)、茶店はなかったと思います。
 左は玉乃屋、右は松葉茶屋。
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 深大寺山門から見て左手奥の茶店「一休庵」です。この茶店の手前を右に曲がると神代植物公園に至ります。写真の左手は弁財天池です。

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 「一休庵」の手前、「あめや」です。この裏手一帯が深大寺です。



 山門の前です。参道の手前は「元祖嶋田家」。参道を挟んで、「そばごちそう門前」。
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 「元祖嶋田家」の向かい側は二筋の小さな滝。これも懐かしい。
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 「門前」の隣は焼き物の「らくやき」。その隣は「八起」。

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 「八起」の斜め向かいは「雀のお宿」。お宿といっても、そば屋さんです。


 深大寺のバス停から来ると、参道の左手前が「鬼太郎茶屋」。NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」が放送されて以降、すっかり有名に。「鬼太郎茶屋」の向かいは「鈴や」(写真撮り忘れ)。
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 山門に向かって、右手は「門前」、左手が「元祖嶋田家」。創業は文久年間(1861~1863)で、この近辺では最古。
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 この他にも深大寺周辺に茶店が多数できていました。これにはびっくり。
 ここまで来たからには、深大寺そばを食さねば、ということで、昔も入ったことがある「元祖嶋田家」へ。ちょっと寒いので、暖かいにしんそばを注文。
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 「元祖嶋田家」の店舗内から見た弁財天池です。中央は亀島。赤い橋の手前で本物の亀が甲羅干しをしていました。
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 「元祖嶋田家」の店舗前には、深大寺そばの由来が掲げてあります。
 江戸時代、深大寺周辺の土地が、米の生産に向かないため、小作人はそばをつくり、米の代わりにそば粉を寺に納め、寺ではそばを打って来客をもてなしたのが、深大寺そばの始まりと伝えられています。有名になったのは元禄年間からだとのことです。

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 由来書の手前に、可愛い石のお地蔵さんが置いてあるのですが、カメラを片手にしたお嬢さんが、座り込んでお地蔵さんの顔をしばらく眺めていました。よほど気に入ったんでしょうね。それをずっと見ていた私も物好きです。
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 (2月28日撮影)

この記事へのコメント

  • shuuter

    探大寺の歴史ある蕎麦屋さん 蕎麦を召し上がると記憶に残りますね。
    お地蔵さんを眺める娘さんの姿も記憶に残りますね。
    2012年03月10日 15:20
  • なおさん

    やはり、此処に来たからには深大寺や園芸店、お蕎麦屋さん、お土産物やさんも見ないことには始まりませんよね。
     いろいろなお蕎麦屋さんがあり、店ごとに特色があるのでいいですよね。
     僕も以前お蕎麦屋さん2軒ほどハシゴしたことがあります。
     鬼太郎茶屋も出来て、妖怪好きにはタマラナイ場所のようですし、お土産屋さんも楽しいです。
     春から秋には水生植物園に寄るのも楽しいのですが、冬は寂しいですよね。
    2012年03月10日 16:18
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    ここはどこに入ってもそばを食べさせてくれるようですが、やはり昔入った店を選んでしまいました。
    地面に座り込んでしまったお嬢さん、最初、何をしているんだろうと思いましたよ。
    2012年03月10日 17:17
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    40数年ぶりの門前町、かなり賑やかになっていました。
    蕎麦屋さんをハシゴしましたか。若いときならできたかもしれませんが、もういけません。
    買いたい苗木もあったのですが、バス・電車を考えると持ち帰れませんね。
    2012年03月10日 17:20
  • ゆいはな

    ここにもタヌキが
    最近皆さんの所で、毎日タヌキを見てます
    今まで気がつかなかっただけで、どこでも売っているのかしら?
    にしん蕎麦というと京都を思い出します。体が温まりそうですね~
    2012年03月10日 17:26
  • 信徳

    神代植物公園、深大寺とても懐かしいです。48年前のデートコースの一つでした(笑)。周りが変わっているのでしょうね。
    2012年03月10日 17:34
  • ケン坊

    流石は長さんですね。丁寧な深大寺周辺の案内...うんうんと頷きながら見させていただいてます。
    店内から見る”弁財天池”は素晴らしい眺めですね。暫く行ってないのでチャンスを見つけたいと思います。
    2012年03月10日 18:15
  • hanasaku

    こんばんは
    このお蕎麦屋さん入りました!
    友達と池を見ながら(おしゃべりに夢中でしたが)お蕎麦食べた事を思い出しました。
    深大寺前の道・・・なんだか歩いている気分です!
    2012年03月10日 18:48
  • 長さん

    ゆいはなさん、コメントありがとうございます。
    毎日タヌキですか(笑)。焼き物屋さんにはタヌキがつきものらしいですね。益子の共販センター入り口には巨大なタヌキが鎮座していました。
    京都のにしんそばは有名ですね。
    2012年03月10日 19:04
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    深大寺が48年前とは!私より前ですね。
    変わりましたねー。昔は門前の蕎麦屋は2軒だったような記憶なんですが・・・。
    2012年03月10日 19:07
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    丁寧な案内・・・そうとも言いますが、ネタが尽きそうなんで引っ張っているんです(笑)。
    ここに行かれるんでしたら、バラの開花情報をご覧になってからが良いでしょうね。
    2012年03月10日 19:09
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    このお蕎麦屋さんの店内からは大きなガラス窓から池がよく見えます。枝振りの良いサルスベリも風情を添えています。
    今度行ったときはざる蕎麦です。
    2012年03月10日 19:12
  • ekomountain

    お蕎麦の産地なんですね。食べたくなりました。
    弁財天池もいい眺めだし、お嬢さんが見ている、お地蔵様の横顔が、やさしそう。
    2012年03月10日 20:42
  • あいべん

    今晩は~(^^)
    少し名前の知られたお寺は今や観光地の様相ですね。
    昔昔大昔おばあさんがお寺にお参りに行くのに
    付いていき飴玉を買ってもらった記憶が有ります。
    あの頃こんなにお店があったら最っと信心深く
    なって居たのかも知れません(笑)
    お蕎麦美味しかったでしょうね~。
    なぜかお寺や神社には蕎麦やうどんが似合いますね。
    2012年03月10日 21:27
  • 長さん

    ekomountainさん、コメントありがとうございます。
    昔は、このあたりの土地が痩せており、蕎麦くらいしかとれなかったと言います。現在では住宅地ばかりですから、正確には地の蕎麦とは言えないようです。
    お地蔵さんは優しい顔をしています。きっと癒やされているんでしょう。
    2012年03月10日 21:49
  • 長さん

    あいべんさん、コメントありがとうございます。
    このお寺が有名になったのは、松本清張の「波の塔」の舞台に使われてからではないかと勝手に思っています。小説には深大寺そばも登場していると言います。
    飛び切りうまい蕎麦というわけでもないのですが、雰囲気で食べるものでしょうね。
    2012年03月10日 21:59
  • yoppy702

    「深大寺そば」って知らなかったんですが、写真を拝見すると、ちょっと色白で、平たい感じがするのですが…
    そんな感じでしょうか?

    お蕎麦が食べたくなってきました。(^^ゞ
    2012年03月10日 22:50
  • 長さん

    yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    そう言われれば、少し扁平ですね。お腹が空いていたので、現場では気づきませんでした。この店の仕入れている蕎麦の特徴かもしれません。
    2012年03月10日 23:00
  • 無門

    こんにちは

    鬼太郎で有名になりましたね
    エキストラ出演したので
    全編見ました
    4月からの朝ドラもよろしく
    私が映るかも・・・
    2012年03月11日 14:11
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。ゲゲゲの女房にエキストラ出演されたんですか。次期の朝ドラは「梅ちゃん先生」ですね。焼津でもロケがあったのですか。我が家も毎朝見ていますから、どんなシーンか押してていただければ、目をこらしていますよ。でも、お顔が分からないからなー。体型だけでは分かりませーん(笑)。
    2012年03月11日 21:01

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