上の写真で、赤信号の下、電柱(斜めのほう)の根元に立っている案内標柱です。「旧屋敷」については後で報告します。
小金宿は松戸宿の次の宿場町で、戸数は約150戸、参勤交代の大名が泊まる本陣・脇本陣があり、たいそう賑わったそうです。
この道路に面したお宅は旧家が多いらしく、土地も広くて、門構えも立派です。
小金宿は、北方向へほぼまっすぐ伸びています。
あるお宅の生け垣の中に赤い実を発見しました。葉の感じはイヌツゲのようですが、イヌツゲなら黒い実のはず。調べてみたらアカミノイヌツゲというのもあるらしいとわかりました。
→ 後ろに隠れているマンリョウの木から赤い実が覗いているものと判明しました。菜の花さん、ご指摘ありがとうございました。
北小金駅入り口交差点から約150m(小金下町バス停付近)の右側に永妻家があります。(ここから撮影日が異なります)
永妻家の門を入ってすぐ左に、ロータリークラブの案内板があります。
永妻家(屋号あめや)
あめや、飴六と称し、代々「六右衛門」を襲名、水戸街道の小金宿で古い暖簾を誇る飴の製造業者であった。
永妻家先祖の藤原庵可長(とうふうあんかちょう)は、今日庵元夢の弟子で、馬橋村在住大川立砂の門人で、一茶とは同門であった。
〝 秤目に かけるや年の 梅椿 〟
の句があり、本土時に元夢との句碑がある。永妻家には一茶が宿泊したといわれている。
松戸北ロータリークラブ
永妻家の庭にはイヌマキの古木があります。松戸市の保護樹木に指定されており、幹周り1.3m、樹高は10mあったといいます(現在は切り詰められているようです)。一茶が宿泊した当時から植えられていたものでしょうか?
(つづく)
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