南房パラダイスの連続した温室は一旦途切れ、水鳥が遊ぶ池を見ながら、別の温室に向かうようになっています。
その温室に、ドンベア・ウォリッキーが球形の可愛い花を咲かせています。ピンクのアジサイを吊り下げたようにも、くすだまのようにも見えます。
アオギリ科ドンベア属の常緑低木で、東アフリカ・マダカスカル原産ですが、この植物園の名札には、何故か北アメリカからペルーとしてありました。
大きな葉はアオギリ属らしくもありますが、花はアオキリとは全く異なりますね。
枝の先に濃いピンクの花がかたまりになって咲くので、別名ピンクボールというそうです。
hiroさんが、夢の島熱帯植物館で咲いているものを可愛く写されていました(こちら)。
こちらはドンベア・セミノールという園芸種です。学名がDombeya x Seminoleとしてあるので、ミカン科ミカン属のセミノールとの交配種でしょうか?ネットでも情報が少なく、良く分かりません。
1月23日撮影。
(つづく)
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
小梨
なおさん
ケン坊
花の咲き方・付き方が何処かで見た花に似てますが、何の花だったか思い出せません>苦<
長さん
ドンベアは比較的耐寒性があり、0~3℃以上あれば越冬可能とのことですから、鉢植えで管理すれば育てられるそうです。沖縄の植物園では路地植えされていました。
長さん
ドンベアは華やかなので、温室展示の定番になっています。晩秋から春が花期というのも良いのでしょう。
長さん
最初のドンベアは原種でくす玉のように咲きますが、2番目は園芸種で花序はくす玉とは言えません。しかし、花付きを良くした改良種だということです。
寿々木
長さん
セミノールは初めてですか。ウォリッキーは東南植物楽園の池の近くで咲いていたのを見たのが初めての出会いでした。
nobara
ピンクボールならば、納得です。花びらがシフォンみたい~
セミノールの方は肉厚な感じをうけますね~
温室外でも可能なら人気が出るのでは?
長さん
ピンクボールという別名がぴったりな花ですね。
ウォリッキーもセミノールも見上げる位置で咲いていたので、定かではないですが、セミノールの方がしっかりした花弁のような感じです。
鉢植えなら良さそうですが、アオギリ科なので直ぐに大きくなるかも。
花ちゃん
華やかなドンベア、ウォリッキの球形の可愛い花を咲かせて、本当にピンクボールですね。ドンベア・セミンールは、ミカン科なのですね。シベが綺麗で優しいお花ですね。可愛いお花を見ていたら、南房パラダイスに行って見たくなりました!!?
無門
原産の表示が
大きく違っているなんて
面白いですね
温室のため世界中で
同じ花がみられる今日
せめて原産地ぐらい
明確にしてほしいものですね~
長さん
ピンクボールは可愛い咲き方をしますね。
ドンベア・セミノールの方は園芸種ですが、ミカン科のセミノールを掛け合わせたのでは…というのは私の勝手な想像です。誤解させて申し訳ありません。
南房総に行かれたらお立ち寄りください。
長さん
植物園の名札だからと言って信用しないことにしています。原産地の間違いは可愛い方で、時には名前すら違っているのもありますから…。
shuuter
私も温室の花を貼り付けるのですが、気がのりません。
年と共に記憶力の低下は致し方ないことですね。
小学生の孫が家に遊びに来ると “神経スイジャク”をやろうと持ちかけます。
とてもかないませんね。若い頭には到底太刀打ちできません。
長さんの処も 間もなく挑戦させることになると思いますよ。
あいべん
南国の花なのだからでしょうか・・
一日いれば疲れませんか?
長さん
ドンペリというワインなら良く聞きますが、ドンベアというのは他に知りません。
花の名前は世界共通になるようラテン語で登録されるようですから、日本ではカタカナ表記になってしまいます。これって、なじめませんね。
もう神経衰弱、やらされてます。まー、子供は勝つことが嬉しいらしいから、張り合わないで適当に相手をすることですね。
長さん
花は飽きませんね。興味があるからなんでしょうね。
一緒に回った妻は途中からいなくなりましたが(笑)。
ekomountain
原産地が違うのは困りますね。
温室の植物、珍しいものがあって楽しいですね。
長さん
可愛いでしょう、ピンクボールという形容がぴったりです。
困ったことですが、植物園の表示間違いは結構あるんです。