フトモモの花・・・南房パラダイスにて⑦

 南房パラダイスの熱帯果樹コーナーでフトモモの花を初めて見ました。
 フトモモはフトモモ科フトモモ属の常緑小高木で、熱帯アジアが原産です。
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 下の写真で、左右が花ですが、長い雄しべの後ろに白い花弁(4弁)が見えます。中央の二つは、雄しべも花弁も散った後で、4枚の萼と雌しべが見えます。
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 フトモモの名は中国名の蒲桃(プータオ)が由来。
 花期は5月頃。花は直径3cmほどで花弁は白く、雄蕊が多くて目立つ。果実は夏に黄色く熟し、径4cmほど。味は薄いがバラのような芳香があって食べられる。このことから、英語名はローズアップル(Rose apple)という。
 沖縄では古くから栽培され、現在はあまり栽培されないが、野生化している。   (Wikipediaより)


 植物園でパパイヤの実を見たことがありますが、これほど大きい実は初めてです。
 パパイヤ(蕃瓜樹)、パパイア科パパイア属の常緑小高木。
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 ご存知のバナナ(バショウ科バショウ属)です。赤茶色の苞の間に黄色い花が見えます。
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 1月23日撮影。
 (つづく)

この記事へのコメント

  • なおさん

    フトモモの花は繊細な感じで面白いですね。実は食べたことがないので、どんな味かなあ、と思います。パパイヤの実も大きくて、こんなのが落ちてきたら危ないですよね。

     南国のフルーツもいろいろで楽しいですね。
    2012年02月07日 05:08
  • 無門

    こんにちは

    バナナは静岡で露地でなっているのを
    見かけましたがさすがにパパイアは無し
    南国に住んでいたときパパイヤとは
    大きな冬瓜ほどの大きさと思っていて
    帰国してスーパーで見たらあまりの小ささに
    驚いた事がありました
    パパイヤ一個あれば「ソムタム」料理を
    一日商売できるほど大きかったです
    青パパイヤでしたが・・・
    2012年02月07日 07:14
  • ケン坊

    フトモモ? 太腿かと思っちゃいました>笑<
    こんな名前の花が...ネムノキの花を連想させる花ですね。奥に見えるガクが、実の落ちた柿のヘタのようにも見えますね...
    さすがにパパイヤは大きそうですね~
    2012年02月07日 07:43
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    フトモモの花はギンバイカを大きくしたような感じでした。私もフトモモの実は見たことも食べたこともありません。
    売られているパパイヤはこんなに大きくないですね。
    2012年02月07日 08:10
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    静岡ではバナナが露地植えで実りますか。
    パパイヤは売られているものより大きいです。生産地では沢山実らせて小さいうちに収穫するんでしょうか?
    ソムタム料理を知らなかったので、調べてみたらパパイヤを使ったサラダなんですね。
    2012年02月07日 08:16
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    プータオが沖縄方言でフートーとなり、フトモモとなったそうですが、日本語にする際、太股の音が影響したかもしれませんね。
    柿のヘタに似ている、全くその通りです。
    こんなに大きいパパイアは食べでがあるでしょうね。
    2012年02月07日 08:23
  • nobara

    フトモモ科のお花は変わり種が多いですね~
    長さんの写真を具にみて気が付いたのですが
    私も まるで柿みたい~と思ってしまいました。
    肉厚感など、まんまーですよね(*^-゚)⌒☆
    ココは食べられる実を集めてあるのですね~
    2012年02月07日 09:13
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    フトモモの長い雄しべが華やかですね。その雄しべや花弁が落ちた後は、枚数こそ違え、柿のへたにそっくりです。
    ここには食べられる実がなっています。この実をどう処分するのでしょうね。スタッフのお腹の中?
    2012年02月07日 10:10
  • あいべん

    お早うございます。
    もしかしてフトモモの花色つきませんか?
    葉がちがう様なので勘違いでしょうね。
    どんな実なのか興味有りますね。
    パパイヤは見たこと食べた事が有るので安心して
    拝見出来ました(爆笑ですね)
    ついつい知った名前が出ると・・・です。
    それにしても長さんの知識と植物に対する
    好奇心には関心さされます。
    2012年02月07日 10:39
  • 長さん

    あいべんさん、コメントありがとうございます。
    花色があるフトモモ科の植物だとしたらフェイジョアかな。雄しべが赤いので、印象的なんですが、違うかな。
    植物に興味があるのは確かですが、知識はありません。全部ネットからの借り物ですから…。
    2012年02月07日 10:45
  • 寿々木

    フトモモの花、当地フルーツパークの温室でも咲いていました。大白合歓にチョット似てますね。
    2012年02月07日 11:30
  • ekomountain

    フトモモの花初めて見ました。綿帽子を冠ったみたいでかわいいです。花後、柿に似ていますね。どんな実がなるんでしょうか。
    パパイヤ、大きな実がいくつも、落ちてあたったら恐そう、何て余計な心配をしてしまいました。
    バナナの木は知っていますが、花は初めて見ました。
    意外と地味ですね。
    2012年02月07日 12:00
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    確かにオオシロゴウカンに似ています。半球形に雄しべが広がりますが、めしべが1本長く飛び出しているのが特徴です。
    2012年02月07日 12:20
  • 長さん

    ekomountainさん、コメントありがとうございます。
    フトモモの花、面白いでしょう。花弁が落ちた後は柿のへたみたいな形が残りますね。
    大きなパパイアの実は美味しいんでしょうかね。
    バナナは花に気付かず通り過ぎる人が多いです。
    2012年02月07日 12:22
  • shuuter

    私 温室の花 苦手です。
    カタカナの名前がおぼえられません。

    フトモモの花 植物園でもらったパンフレットに載っているのに見逃しています。
    ここでヨク観察しておきます。
    2012年02月07日 12:36
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    和名をカタカナ表記にしたものはともかくとして、学名をカタカナ表記にした植物名は覚えられませんね。
    フトモモの木は大きくなりますから、見逃されたのかもしれませんね。
    2012年02月07日 14:15

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