かなり高いところに咲いています。これまで長い間花を咲かせていなかったのだそうです。
1枚目の写真で、左側のご婦人が見ている説明板です。
ムユウジュ(無憂樹)は、マメ科アソカ属の植物で、インド原産です。別名アソカノキ、アショカノキとも言われ、釈迦の生誕にちなむ木として知られています。花は橙または深紅色で芳香を発するといわれています。(説明板より)
こちらは咲き始め。
散形花序に小さな花がたくさん咲きます。
トリミングしてみました。花弁はなく、萼が花のように見えます。長いしべですね。
三大聖樹は、このムユウジュと、木の下で悟りを開いたというインドボダイジュ(印度菩提樹)、涅槃を迎えたサラノキ(沙羅の木)を言います。
インドボダイジュ
日本ではシナノキ科のボダイジュ(菩提樹)と混同されていますが、インドボダイジュはクワ科イチジク属です。
サラノキ(沙羅の木、沙羅双樹、フタバガキ科サラノキ属)。日本ではナツツバキ(ツバキ科)を沙羅双樹として間違えて植えている寺が多いと言います。
2月28日撮影。
この記事へのコメント
なおさん
アアソウカイという植物もありますが、アソカノキというのも面白いですよね。
寒い時期は温室でいろいろ見るのもいいですね。
あいべん
温室の花なので此のムユージュの花は散歩道などに
有る訳はないでしょうが地味な花なので多分
もし、散歩道に咲いてても素通りしそうですね。
流石長さん花一つでも歴史を調べて解説されてます。
長さん
えっ、アアソウカイなんて変な名前がついた植物がありますか。早速調べてみたら、「亜阿相界」と書くんですね。
日本ではアソカノキよりアショカノキと言った方が通りが良いようです。
長さん
三大生樹の一つなので、お寺の多い京都にはたくさん植えてあると思いきや、耐寒性がないので、温室でしか見られないようです。サラノキも同様です。インドボダイジュはたまに見られるそうですが、育てやすい代用品の菩提樹や夏椿を植えているそうです。
菜の花
三大聖樹については木の下で丁寧な説明を聞きましたが、花を意識せずに通ってしまいました。
あとで画像を確認してみましたらかすかに黄色く写っておりました。
tomi
沙羅双樹の木は違うのですか、夏つばき とは。
我が家の近くに 椿の木ばかりを集めた(Descanso Garden) が有りますここは世界の椿の木を集めた有名な植物園です、他にもあるのですが、やはり冬が一番見ごろです
さすがに英語ですから ”沙羅双樹” とは書いていませんが 夏に咲く椿と説明はされています。
神代植物園は何方かのブログでも見ましたが大きい様ですね、毎日が追われています私は 長さんが羨ましいです。
nobara
ムユウジュの木のお花、珍しい~~
トチノキのような雰囲気もありますね。
マメ科なら花の後、莢みたいなのが見られる?
金花茶も見頃とか云ってましたね~
私は神代植物園=ゆかり温泉という構図が
頭の中でできあがっていましてね~
武蔵境から出てるシャトルバスで行きます。
どっちがついでか?判りません(^O^)
無門
菩提樹も沙羅の木も
本物でなく日本流に
変わっているのもまた良いのかも
心が伝わりさえすれば
サンスクリット語の音が
漢字になっても良いのかも・・ですね
寿々木
長さん
12日にお出かけになりましたか。説明板の写真が2月18日撮影とありましたから、葉の花さんがご覧になったのはころは4枚目の写真のような姿だったかもしれませんね。
ここのムユウジュはかなり大きいですから花を近くで見るわけにいきません。アップの写真は35mm版換算で430mmの望遠ズームで撮りました。
長さん
日本で沙羅双樹と言っているのはほぼナツツバキのことで、夏とはいっても6月ごろ傘咲き始めます。
神代植物公園の面積は486,536m2、4800種類10万本・株の植物が植えられているそうですよ。
長さん
昔、会社のグランドが調布飛行場の近くにありまた(現在は明大付属明治高校)。家が幡ヶ谷だったので、若い頃はグランドのプールへ泳ぎに行ったついでに深大寺や植物公に行ったのでした。結婚以来、40年以上ご無沙汰でして、ムユウジュの開花を知ってやっと腰を上げたわけです。
ムユウジュの実は扁平な細長いものが出来るそうです。
キンカチャはこのムユウジュの下で咲いていました。後日ご紹介しましょう。
温泉と植物園のセットというのも良いですね。お蕎麦もセットでしょう?
長さん
仏教三大聖樹は植えたくても日本の気候に合いませんから、代用品でも仕方ないですね。
サンスクリット語が日本語化している例は沢山あるのでしょうね。
長さん
ムユウジュは釈迦誕生の際に傍らにあったそうですね。
東山植物園にも植えられており、たまに咲くそうですから、いずれ花を見る機会ができるのではないでしょうか。
yasuhiko
自分も行ったよと言って下さると、
何より、ブログをやってる励みになります。
レポート有難うございました。
目黒のおじいちゃん
ekomountain
ムユウジュ、めずらしい花を見せて頂きました。
三大聖樹の菩提樹、沙羅双樹、なるほどです。
shuuter
ムユウジュの新しい葉は赤みがあるようでだんだん濃い緑色になるようですね。
面白い木ですね。
長さん
ムユウジュの開花という嬉しい情報をありがとうございました。都内の新聞には掲載されたようですが、千葉版には出ていなかったのです。
勝手にトラックバックさせてもらいました。すみません。
長さん
ムユウジュは温室で管理しても滅多に咲かないとか。貴重な機会でした。
長さん
寒いですからね。風邪でも引かれましたか?
珍しい花が咲いたというので、飛んでいきましたよ。
長さん
京都府立植物園にも大きなムユウジュがあるようですね。ネットで検索すると、神代植物公園のものより頻繁に開花するようです。
宇治市植物公園でも2月1日に咲き始めたそうです。
hiro
インドボダイジュは葉の先が細長く伸びていますね。
夢の島植物園で見かけました。機動力がおありでいいですね。
ケン坊
皆さんよくご存知なんですね。インドボダイジュやサラノキは覚えられそうですが、ムユウジュは頭に残るかな~>笑<
まさにブログは知識の泉です...
長さん
ムユウジュの葉は仏教三大聖樹の中でも一番細長いようですが、インドボダイジュは先端が長いのが特徴ですね。夢の島熱帯植物館にありましたか、気づきませんでした。
長さん
ムユウジュはボダイジュやサラノキほどにはなじみがないですね。ムユウジュ(無憂樹)の名前も暗記して、向後の憂いが無いようにしましょう(笑)。