中央奥の黒っぽいビルのあたりで国道6号線に交わります。
この坂を江戸見坂と言い、分間延絵図(文化期=1804ころ)にもその名が記されています(一部に、富士見坂と書かれた資料がありますが、それは間違いです)。
旧水戸街道は千住宿からほぼ平坦で、この坂が初めての坂となり、江戸が見えたと言います。江戸はここから6里(24Km)もかなた。江戸が見えるはずはないのですが、振り返って江戸を懐かしんだのでしょう。一茶はこの坂で何を思ったのでしょうか。
坂の途中です。木の根の伸びた先に赤いテープが巻かれた石があります。
これは一等水準点です。この水準点のデータを検索して、年ごとの変化をグラフにしてみました。毎年1月に計測されており、1cm以内で変動していました。昨年3月の大地震でどう変化したか興味のあるところです。

江戸見坂の途中で撮りました。
間もなく江戸見坂の頂点・八ケ崎交差点というところで振り返ると。
(つづく)
この記事へのコメント
ポン太
いつも応援していただいてありがとうございます。
水準点って面白いですね。海抜の変化をこのようにして
記録するのですね。初めて知りました。
長さん
悲しみから立ち直りつつあるようで、良かった。
水準点の形は分かったのですが、こんな細かい変動をどうやって計るんでしょうね。
hanasaku
江戸見坂の民家素敵です!
何となく中から笑い声が聞こえそう…
一茶と同じ場所で振り返ってみられたのですね!
kaze・・・
いつも気持ち玉ありがとうございます。
なおさん
坂の上から振り返って見る眺めもいいですね。
長さん
この民家、玄関前に専用の屋根があったりして、懐かしい形ですね。
一茶はここで江戸方面を振り返ったとき、何を感じたんでしょうね。
長さん
一説によると、一茶はお金に困ると、馬橋や流山のスポンサーに助けてもらうために、上総に来たのだといいます。期待で胸が膨らんでいたことでしょう。
長さん
この赤いテープ、昨年は見かけなかったので、今年の1月に計測した際、結ばれたのかもしれません。1cmも変動しているとは思いませんでした。
ケン坊
(もしかして、緯度を測定するマークも海抜測定基準地だったのかな~)
江戸見坂から振り返った先に見える光景が楽しみですが、もしかしてスカイタワーだったりして...
無門
水準点は
随分上がったり下がったり
大地は生きてるんですね
駿河湾では沈みっぱなしのような
気がしますが・・・・
○○見坂はなるほどと
うなずけますね
東海道にも潮見坂が有名ですよね
寿々木
あいべん
一茶の通った道でなく長さんの散歩スケッチの
ブログ写真の方が似合いそうですね、私も
後にくっついてブラブラ散歩気分です~。
長さん
宇都宮駅近くの一等水準点を探してみました。駅の西側では大通1丁目交差点・損保ジャパン宇都宮ビル前、東側では宿合3丁目9番サングリートハイツ付近にあります。見つけてみてください。
この辺りビルの屋上からはスカイツリーが良く見えるのですが、江戸見坂からは角度と建物の関係で見えません。
長さん
水準点のデータを調べて見て驚きました。1cmも上下しているとは。まさに大地は生きているという感じですね。大地震でどのくらい変動したかが楽しみです。
長さん
寿々木さんのお宅の近くにも水準点があると思います。調べてみてはいかがでしょう。
長さん
一茶にかこつけて歩いていますが、散歩スケッチのブログ写真、まさにその通りですね。しちめんどくさい説明はどうでも良いので、気軽にご覧ください。
yoppy702
このグラフを見るだけでも、三年周期で、上がり下がりをしているので、まるで生き物ですね。
仰るように、地震の影響がどのように出るのか、この後のグラフを早く見たい気持ちになりました。
おとと
あの坂は江戸見坂と言うのですか
坂の途中に水準点を測る石が有るのですか、どれも知りませんでした
この地を離れて○十年もたつので知らない事が多いですね
改めてこの地を歩いてみたくなりました
長さん
海抜が1cmも上下しているなんて思いもしませんでしたよ。ミリ単位の上下をどんな機械で計るんでしょう。
今年1月のデータはまだ公表されていないので、今後に注目したいです。
長さん
一等水準点は重要なので、標柱の周りを4つの石で保護しているんです。設置された年までは分かりませんでしたが、かなり古いようですよ。