川口市立グリーンセンターで見た花たちです。
大温室で見たアマゾンリリーです。先月茨城県植物園で見たものを投稿しましたが、大好きな花の一つなので、2か月続けての投稿です。
つぼみは上を向いていますが、開花し始めるとうつむきます。
ヒガンバナ科ユーチャリス属の球根性多年草。コロンビアのアンデス山地の10種が分布。
観賞温室で見たパフィオペディラム F. C. パドルです。1932年に創作された蘭で、古典銘花とされており、白花系の交配親にも使われているそうです。
F.C.パドルの情報を検索していたら、開花の様子をGIFアニメで紹介しているHPがありました(こちら)。
これは「カトレアの種子」だそうです。説明書によれば「この中に、数万粒の粉状の種子が入っている」とのことです。種子というよりは“実”と表現した方が良いかもしれませんが、珍しいものを見せてもらいました。
蘭の交配種を作り出すには、異種の花粉を受粉させて、その後できる種子を培養するのでしょうね。発芽して花が咲くまでは、少なくとも4~5年はかかるでしょうから、気の長い話です。
その他のランをGIFアニメにしました(5枚)。
昨年12月23日撮影。
川口グリーンセンター 了。 長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。
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この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
ケン坊
今回の写真を見たとき”コレって前に見た花”と直に判りました。
ヒガンバナ科にはビックリですが可愛い花です。
長さん
アマゾンリリーは素敵な花でしょう。これが大好きなんですよ。
長さん
覚えていていただけましたか、アマゾンリリー。ヒガンバナ科とは思えないほど、スイセンなどに似ていますね。」
花ちゃん
前回の茨城県植物園での、アマゾンリリーの真っ白な美しい花の姿を覚えております。忘れられない美しいお花ですね。私の大好きな花の一つです。また 出会いて嬉しいです。
nobara
パフィオって袋状と何か謂われがあるのでしょうか。白いお花がいいですね~
サンシャインシティでラン展やってるみたいですね~♪
長さん
先月のアマゾンリリーを覚えていてくださいましたか。花ちゃんさんもお好きな花でしたか。清楚な中にもきりっとした姿で良いですよね。
長さん
アマゾンリリーの原産はコロンビアやアンデスの山地なので、アマゾンという命名はふさわしくないかもしれませんね。爽やかな香りがするそうで、花嫁のブーケにも利用されるとか。
パフィオペディルムの意味は「女神のスリッパ」ということらしいです。
サンシャインシティのらん展は1月9日までです。7日に見に行ってきましたので、9日に投稿予定です。
小梨
なおさん
パフィオの白花も良いですね。1930年代の品種というと確かに古典的銘花ですね。今はバイオ技術がすすんだとはいえ、人工交配で新品種を作り出すのは根気と手間がかかりますので、タイヘンですよね。
長さん
ユーチャリスは大好きです。日本では温室向きですね。しかも、27℃以上にならないと開花しないそうです。
長さん
アマゾンリリーは温室展示の定番ですね。
美しい蘭の花を咲かせるには、優良株を交配親にするのが確実なようですね。普通の愛好家は苗を買いますが、趣味が高じると交配で自分だけのものを創りたくなるのでしょうか。
寿々木
無門
蘭の花は大好きですが
この多様性を見ると
どこか遠い宇宙からやってきた
一族のように感じますす
変ですね~
信徳
長さん
アマゾンリリーは副花冠が円形に繋がっており、スイセンに良く似ています。
シランの実もこんな形ですか?実物をまだ見たことがないんです。
長さん
和蘭は地味ですが、洋ランは派手なものが多いですね。
土曜日に洋ラン展を覗いてきましたが、その多様さと香りに圧倒されました。
長さん
アマゾンリリーは副花冠の黄緑色が清楚さを強調しているようで、好きな花です。
あいべん
アマゾンのユリと覚えれば良いのですね。
植物園は魔法の花の宝庫ですが
色んな花が団体で居るので見る順番が大変でしょうね。
shuuter
熱帯の花はグロテスクなものがおおいですが、いい感じです。
長さん
アマゾンのユリですねー。これは覚えやすいです。
植物園は順路が指定されているので、その通りに見て歩けばよいのですが、ついつい写真をたくさん撮ってしまい、後で整理に苦労するのです。
長さん
アマゾンリリー、誰でも好きになるような花ですね。熱帯の花は原色が多い中で、特異な存在です。