タイル敷きの通路に橙色の花が散っています。
見上げると、カエンカズラがたくさん咲いていました。冬、沖縄を旅するとあちこちで見ることが出来ます。
ノウゼンカズラ科ピロステギア属の常緑低木、ブラジル~パラグアイ原産。つるは10m以上伸び、炎のような鮮やかな花が株全体に開花するので、火炎蔓の名がある。
カエンカズラの隣でマイソルヤハズカズラが咲いていました。花弁は黄色、暗赤褐色の部分は苞です。
キツネノマゴ科ツンベルギア属の常緑多年草、原産地であるインド南部の都市・マイソールにちなんだ名前。
コルディリネ‘レッド・エッジ’(園芸品種)です。リュウゼツラン科センネンボク属の常緑低木。
我が家にある赤ドラセナ(コルディリネ・ターミナリス)もこれの仲間でした。
上の写真の右下にアンスリウムが写っています。黄色い部分が花序です。花序は普通ほぼまっすぐに伸びていますが、ねじれたような花序を持つアンスリウムがありました。アンスリウム・シェルツェリアヌムという品種だそうです。サトイモ科アンスリウム属。アンスリウムの仲間は熱帯アメリカ~西インド諸島に約600種が分布するそうです。
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
鮮やかな緋色でした。
カエンカズラを見ると=沖縄を思い出します。
マイソルヤハズカズラも面白い格好ですね。
アンスリウムの捻れた花序、不思議ですね~
長さん
カエンカズラは生け垣などにしてあると大変目立つので、沖縄旅行では強い印象が残りますね。
マイソルヤハズカズラは、ヤハズカズラやベンガルヤハズカズラとは全く異なる形です。
このアンスリウム、花の形も違うようです。
なおさん
マイソルヤハズカズラも面白い形で、カエンカズラとなかよく咲いているさまも面白いです。
アンスリュームも形が面白いですよね。
無門
ノウゼンカズラは
派手だけど
増えすぎてちょっと嫌われますが
原産地では
ノウゼンカズラの仲間は
それなりにしのぎ合っているのかな~
長さん
沖縄は暖かいですよ。冬に何度か行っていますが、幸いにも雨に降られたことはありません。
カエンカズラとマイソルヤハズカズラが並んで咲いているのは植物園の温室ならではでしょうね。
長さん
暖かい地方ではノウゼンカズラやヤハズカズラの仲間がよく生育しているのを見かけますね。
熱帯地方ではツル性の植物も多いのでしょう。
あいべん
行ってません。
植物園に行けばUP写真も悩まず済む
のですが・・。
横文字の名前がずらり並んで頭がクルクルして
ます。分るのノウゼンカズラですが何なに属何々科
と続くともう大変です。
shuuter
火炎蔓 そのものズバリです。
ekomountain
ドラセナにも赤い物があるんですね。
アンスリウムも変わった咲き方をしていて面白いです。植物園はめずらしい花が見られて楽しいです。
長さん
京都府立植物園は日本でもトップクラスの植物園です。私は遠くていけませんが、京都にお住まいなら一度は行くべきでしょう。
植物名は和名であってもなぜかカタカナ表記がお約束のようで、何かとっつきにくい感じがしますね。
長さん
沖縄では石を積んだ塀に這わせたり、生け垣のようにたりしているお宅も多く、遠くから見るとあちこちから炎が上がっているように見えるんですよ。
長さん
カエンカズラは、昔の人も暖かい炎のように見えたんでしょうね。
ドラセナは種類が多いですね。沖縄では赤系が多かったような記憶です。
面白い植物があったりして、ネタ切れ時の温室頼みという所です。
ケン坊
つるが10メートルも伸びるとは>アングリ<
長さん
カエンカズラは蔓がどんどん伸びます。沖縄で見た光景ですが、小さな家屋の屋根がカエンカズラで覆い尽くされたいましたよ。