日本橋七福神めぐり…番外編③ からくり櫓、甘酒横丁

 1月10日、人形町界隈を散歩しております。
 蠣殻銀座跡地を見て、人形町交差点方向に進むと、人形町からくり櫓が建てられています(写真は人形町交差点方向から撮ったもの)。
画像

 2009年11月に人形町の新しいランドマークとして作られたとか。午前11時より午後7時まで1時間毎に木やり歌と共に「は組」町火消しの人形が動きます(YouTubeでどうぞ)。櫓は2基あって、こちらは小さい方。大きい方は落語を演じるとか。

 人形町通りを渡って、甘酒横丁に入ってみました。ここを北東方面に直進すると浜町公園や明治座に至ります(道路の標示板に390mと書いてあります)。
画像

甘酒横丁の由来
  明治の初め頃にこの横丁の入り口の南側に尾張屋という甘酒屋があったことから昔は『甘酒屋横丁』と呼ばれていた。当時の横丁は今より南に位置しており、道幅もせまい小路であった。
 明治の頃この界隈には水天宮様をはじめ久松町には明治座が櫓をあげており、近くには「末廣亭」「喜扇亭」「鈴本亭」の寄席が客を集めていた。
 関東大震災後の区画整理で現在のような道幅になり、呼び名も『甘酒横丁』と親しまれ人々に呼びつがれている。  (日清紡ホールディングスのHPより)

 甘酒横丁だけに、今も甘酒をのませてくれる店が数軒あります。写真はそのうちの1軒、豆腐屋双葉です(日本橋人形町2-4-9)。創業は明治40(1907)年、自家製豆腐やがんもどきが評判だとか。
画像

 豆腐屋双葉の手前は森乃園という自家焙煎ほうじ茶・甘味処の店でした(日本橋人形町2-4-9)。創業は大正3(1914)年だそうです。
 暖かいほうじ茶の試飲を進められました。店頭に並べられた十勝おはぎが美味しそうなので、1パック購入。店先の縁台に腰を下ろして一つ頬張りましたが、何と美味しいこと。店員さんがほうじ茶のお代わりを出してくれたので、二つとも食べてしまいました。
画像

 一休みしたので、明治座前まで行ってみましょうか。
 (続く)

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック