池袋で開かれた洋らん展(第51回全日本蘭協会洋らん展『サンシャインシティ世界のらん展2012』~彩り・世界の蘭・色々~、1月5日~9日)で見た、ちょっと変わった洋ランを紹介しています。
デンドロビウム・ウシタエ(Den. usitae、原種、出展者:井上治三郎氏)。自然交配種でできたそうですが、小さな花がたくさん咲きます。年に数回開花するそうです。
トリコグロッティス・ブラキアタ(Trgl. brachiata、原種、出展者:池上綱子氏)。ピンクの唇弁の形がユニーク。白い部分に毛が生えている。
シルホペタルム・ファレノプシス(Cirr. phalaenopsis、原種、出展者:藤沼慶暁氏)。不気味な形から、別名お化けランというそうです。
タウロディウム・トベヤナム(x Taurodium x toveyanum、出展者:石毛敏夫氏)。まるでマムシグサのようです。
デンドロビウム・プルプレウム(Den. purpureum var alba 'Madoka'、出展者:吉田雅彦氏)。白いボンボン咲きは初めて見ました。
撮影日1月7日。
(続く)
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この記事へのコメント
nobara
お化けランはサイカクにも似てるような?
もっともあちらはランではないですが・・
銀蠅を誘うほどの匂いがあるそうなので・・
ボンボン咲きのも面白いですね~
サクラランなども丸く咲きますが・・
それほどのぼんぼんにはなりませんよね~
あいべん
ほんとに此れがラン? そんなランばかりですね。
デンドロビウム・ウシタエ(難しい~)此れもランなんですね。
不思議不思議・・認識を変えなくてはいけません。
hanasaku
ランはお花というよりなんだか美しい動物の様な感じがしてしまいます。今にも動き出しそうな気がするからでしょうか。
長さん
ハエが卵を産み付けるほどいやな臭いがするサイカクと一緒にされては困るとお化けが言ってました(笑)。
普通、密集して咲くランは1枚目みたいな形ですよね。こんなボンボン咲きのランは初めて見ました。
長さん
こんなランばかり見ていただくと、蘭という植物の認識が変わっちゃいますよね。変わりものばかり見せる私も、実は変わり者なんです(笑)。
長さん
動物みたいに見えましたか。蝶に例えられるようなランは確かにありますね。下から2枚目のようなランに似る昆虫がいるかもね。
ekomountain
長さん
これが蘭?というものがあるでしょう。本当にバラエティに富んでいるんですよ。蘭の世界は面白いです。
なおさん
美しいもの、面白いもの、渋いものが沢山ですので興味がつきませんよね。
ケン坊
素人のケン坊にはどのランが珍しく貴重なのか、全く”判ラン”
今日のランのほうがマムシグサにソックリです!
寿々木
長さん
お化けあり、マムシグサあり、ボンボン咲きありと、らんは本当に変異が大きいですね。こういう変異はバラにはあまり見られませんから、これもらんの魅力の一つなんでしょうね。
長さん
全く分かランですか。面白い。世の中には奇妙なランがあるものですね。
今回のランのほうがマムシグサそっくりでしょう。
長さん
これがデンドロビウム?と首をかしげてしまいます。
マムシグサのようなラン、面白いですね。どちらかというと、和蘭の雰囲気ですね。
shuuter
これは楽しいでしょうね。
どの道も深いものがありますね。
Tatehiko
温室の中での展示ですから・・・鑑賞する側の私たちからすると、本当の開花時期と言うのは何時のことなんだろうと不思議な世界に誘い込まれますね。
熱帯・亜熱帯地方のモノが多いのでしょうが・・・。
無門
昨日のものと違って
蘭ですと紹介されると
そうだよねと答えられますね
ボンボン咲は素晴らしい
長さん
異種のランを交配するとなると、粉末のような種を培養することが出来なければ成功しませんから、趣味の域を超えるかもしれませんね。
長さん
ここのらん展は汎用展示スペースでしたが、室温は普通の暖房程度でした。ランは冬に咲くものも多いですが、展示会に合わせて開花させるには技術が必要でしょうね。
長さん
今回はランらしいものと言ったら変ですが、3枚目、4枚目を除けばランで分かりますよね。
ボンボン咲きは珍しいです。