須川高原・賽の磧

がんばろう東北・温泉三昧の旅(9月9日=5日目の4)
 栗駒山の山麓をハイキングしています。小さな湿原「名残ヶ原」を後にした私たちは、「賽の磧」と呼ばれる場所に向かいました。写真は、妻が撮影した私の後ろ姿。
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 「賽の磧」は硫黄を含んだ雨水が流れるためか、草の生えない地帯でした。右上は剣岳。
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 「賽の磧」を過ぎるとこんな風景も。
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 茎の下部にも花がついているので、エゾリンドウ
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 ヤマゼリ(セリ科)でしょうか。       お取込み中を失礼。
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 ゲンノショウコ(フウロソウ科)の実。   ミヤコグサ(マメ科)
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 須川高原温泉まで下りてきました。
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 ハイキングに出発する前、栗駒山荘のフロントでハイキングルートを相談した際、お帰りの際にも露天風呂をどうぞと言っていただいたので、ありがたく、5度目の温泉です。日がすっかり昇ったので、「栗駒・野鳥の森」や「大仁郷湿原」が良く見え、気分よく汗を流しました。
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 国道342号線を岩手側に下り、次の宿泊地に向かいます。厳美渓が近づくと、屋根瓦がまだ修復されていない民家が目立つようになり、橋の架け替え工事をしているところもありました。
 道の駅厳美渓で昼食です。「もちと湯の郷」と表示があり、うすが並べられています。「もち食レストラン・ぺったんくん」で8種類の味が楽しめる「和風もちセット」を賞味。左上から時計回りに、くるみ、カボチャ、エビ、いなり、ごま、あんこ、ずんだ、しょうが。中央は大根おろしです。
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 岩手県南部は餅食文化圏だそうで、お餅料理は、お正月に限らず、祭り、年中行事、冠婚葬祭の席には欠かすことができないのだとか。
 (続く)

この記事へのコメント

  • あいべん

    お早う御座います。
    栗駒山散策・・。湿原堪能・・。
    山の写真撮り処が解りにくいのにどれも綺麗ですね
    綺麗な風景写真なのに驚きです。
    植物は長さんの専門なので当然綺麗ですが
    バッタ写真のあいきょがきいていますね~~。
    食いしん坊の私は食事献立に気を奪われます。
    2011年10月08日 06:19
  • 寿々木

    ミヤコグサ、初めて見ました。オヤマのエンドウの色変わりみたいです。
    2011年10月08日 07:13
  • コスモス

    山の雄大な景色がすばらしいです。特に一枚目の奥さまの写真はいいですね。餅食文化圏ですか、日本のお米ならではの食べ物ですね。和風餅セットはおいしそうです。
    2011年10月08日 08:17
  • 長さん

    あいべんさん、コメントありがとうございます。
    風景写真がきれいだなんて、褒め言葉?お世辞でも嬉しいですね。もっとも、風景がきれいでしたからね。
    このバッタ、触ったくらいでは動きません。
    お餅のランチ、ふんわりモチモチ、美味しかったですよ。
    2011年10月08日 08:54
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    オヤマノエンドウ、初めて知りました。ミヤコグサもマメ科ですが、葉の先端の形に特徴があるようです。
    2011年10月08日 08:57
  • 長さん

    コスモスさん、コメントありがとうございます。
    快晴だったので、空気が澄んでおり、写真日和でした。妻も喜ぶでしょう。
    和風もちセット、美味しかったです。一ノ関あたりではお餅の食べ方が300種類もあるそうで、地元では「餅文化日本一」と豪語しているそうです。
    2011年10月08日 09:04
  • なおさん 

    賽ノ河原、賽ノ磧 と呼ばれるところはあちこちありますが、岩だらけで草木も生えないような荒涼とした、まさに地獄のような場所ですね。石ころを子供が積んでいると、鬼が崩してしまう、と聞いたことがありますが、イオウな匂い?が立ちこめていましたか。

     歩いた後でまた露天風呂で汗を流せたとは良いですね。

     いろいろなお餅も美味しそうです。
    2011年10月08日 09:52
  • 目黒のおじいちゃん

    花も団子もいただいて温泉まで満喫して身も心もルンルンで下山ですね。旅はまだまだ続きますか。
    2011年10月08日 10:31
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    まさしく「イオウな匂い」が立ち込めていましたよ。
    わずか1時間半程度のハイキングでしたが、チェックアウト後も露天風呂に入れるなんて、まさに温泉三昧の旅になりました。
    さすが、餅が有名な地区だけに、各種の味付けで楽しめました。
    2011年10月08日 14:26
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    花、温泉、団子の順ですが、まさに三拍子そろった旅になりました。もう1泊、温泉に泊まります、
    2011年10月08日 14:28
  • ケン坊

    花も景色もコメントしなきゃと頭では理解しているんですが、キーボードを叩く手が食べ物に...
    9種類の餅って凄いですね。一個一個は小さいのかも知れませんが...流石に9個はキツそうですね?
    あれあれ、バッタさんも夢中でしたか? 長さんに撮られているのを知ってか知らずか...虫には羞恥心は無いのかも。それとも長さんを”無視(虫)”?
    長期の計画は大変だったでしょうね。皆さんの希望も聞いたりして。
    多分、ベースは長さんが練った企画と思いますが...
    2011年10月08日 16:09
  • hanasaku

    こんばんは
    うわ!全部お餅ですか・・・う~ん大変な事になりました!お餅は飲み込むタイミングが分からない・・・変かも。
    2011年10月08日 17:44
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    栃木でも正月以外はお餅を食べないでしょうね。この和風もちセット850円ですから、良心的な値段ですね。実は5種類のミニセット550円というのもあって、それを妻とシェアしましたが、満腹という感じでした。
    バッタの下り、座布団2枚差し上げます。
    同行者の性格は分かっているので、それを配慮しつつ計画を練りましたが、妻の意見は虫、じゃなかった、無視できません。
    2011年10月08日 18:38
  • shuuter

    エゾリンドウは茎の下部にも花をつけるのが特徴ですね、憶えておきます。
    旅に出ればその土地の名産品を食べるに限りますね。
    いい思い出が膨らみますね。
    2011年10月08日 18:40
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    やっぱりお餅に目が釘付け?いくら美味しいからって、そんなに焦って食べないでください。
    2011年10月08日 18:42
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    エゾリンドウは茎の途中からでも咲くようですね。
    ここのお餅セット、展示された臼につられて食べたのですが、グーでしたよ。
    2011年10月08日 18:51
  • nobara

    賽の磧の雰囲気は玉川温泉によく似ています。
    その様な所に筵を敷いて療養してる方がたくさんでした。なんだか哀しい光景だったのを覚えています。高校の同級生で陶工をしてる友人がその光景をエッセイに纏めました。だから印象に残りました。
    お持ち大好き人間には堪りませぬな(ジュルーー)
    冷凍庫には餅のアイスがはいっています(^O^)
    2011年10月08日 23:51
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    玉川温泉というと田沢湖の北にある温泉ですね。行ってみたいです。何せ温泉大好き人間ですから。
    お餅が大好きですか。ここのお餅は多分機械づきでしょうが、美味しかったです。冷蔵庫に雪見だいふくですか。
    2011年10月09日 07:57

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