これは、アカザカズラ(藜蔓)といい、ツルムラサキ科アンレデラ属の半耐寒性常緑多年草だそうです。
原産は南アメリカですが、日本へは古い時代に、薬用植物として中国から琉球列島を経て伝わったそうです。そのため、ウンナンヒャクヤク(雲南百薬)、リュウキュウヒャクヤク(琉球百薬) という別名があります。他に、オカワカメ(丘若芽)という別名もあり。
花弁は5枚で、花径は6、7mm位です。葉は肉厚で、茎は赤みを帯びています。花に芳香があるとのことですが、「そう言われればそうかな」程度でした。塊茎やムカゴで増やします。
以上、10月6日、10日撮影。
つる性の葉を食べる植物です。生育が旺盛な「食べられる緑のカーテン」。葉はぬるっとした粘りがあり、塩茹でしておひたし、天ぷらなど食味も人気です。ミネラル分を多く吸収して育ちますので、葉にもその栄養がたっぷりです。5~9月まで長期にわたって収穫が楽しめます。
(カネコ種苗のHPより)
ツルムラサキ科と知って思い出しました。2年前にシンツルムラサキという野菜に出会っていました。下の写真のように、こちらはピンクの閉鎖花で、かなり印象が違います。当時の記事はこちら。
09年11月21日撮影。
この記事へのコメント
なおさん
無門
藜といえば杖を連想しますが
藜蔓はぜんぜん別物ですね
どちらも知らないんですけれど
長さん
見たことがない雑草が垣根に絡んでいるのかと思いましたが、どうやら伸びすぎた蔓を手入れしているようなので、有用な植物ではないかと判断しました。ところが名前が分からない…、というのが経過だったのです。
長さん
アカザというのは一年草の雑草ですよね。あれで杖ができるんですか。茎が硬いのでしょうか。
御地には畑も多いようですから、アカザカズラを栽培しているところがあるかもしれませんね。
寿々木
菜の花
目黒のおじいちゃん
長さん
アカザカズラの葉は厚く、光沢があります。食用にするのは若葉ではないかと思います。
長さん
畑を中心に見てまわると、見つかるかもしれませんね。スーパーには並んでいないようです。
長さん
葉物野菜も放射能レベルが問題ないくらいにまで下がったようです。台風15号以降、レタスの値段が高騰していましたが、最近少し下がってきたそうです。
shuuter
スパーでも売られているのですかね。
あいべん
最後の手振れ写真今日の朝撮りに行き差し替え
ました。お恥ずかしい限りです。
アカザカズラ白い小さな花もしかすると何処かで
見かけたかも?
でも、自信は有りません。白い小さな花が殆ど
同じに見える妙な眼と脳の持ち主ですから。
山吹
ツルムラサキは、頂いたことがあります。
結構、何にでも調理できました。
長さん
アカザカズラはスーパーでは見かけないようですが、何やら栄養たっぷりな野菜のようですね。
長さん
お近くに畑はありませんか。もしかすると、畑に植えられているかもしれませんよ。
私なら、手振れ、後ピン、前ピン、露出ミス、何でも掲載しちゃいますが、あいべんさんクラスになると、そうもいきませんね。
長さん
同じツルムラサキ科ですから、ツルムラサキもアカザカズラも同じような調理法で食せると思いますよ。両方ともスーパーに並んでいるのは見たことがありません。
ケン坊
アカザカズラって過去に出会ったような気がします。が、小さな花までは記憶がありません。
食べられるんですね。
うん? ツルムラサキのほうが身近ですかね...
hanasaku
今家の近所の空き地で蕾ができてます。こんな可愛い花が咲くんですね。これは要注意です!
長さん
野菜の花というのは意外に可愛いものがありますね。小さな羽虫が飛んできていましたから、誘う匂いを出しているようです。
ツルムラサキ、食べたことがおありですか。
長さん
ご近所にアカザカズラがありますか。次々に花が咲きますから、ぜひご覧になってください。空き地なら、ついでに若葉をつまんできて料理してみたら…。
ぶたねこ
ツルムラサキに似てますね、ツルムラサキは
美味しいから良く食べますが
可愛い花が咲くんですね、
スーパーでは葉っぱで売ってますね。
長さん
アカザカズラとツルムラサキの葉はそっくりですね。
ツルムラサキの葉をスーパーで売っていますか。妻に聞いてみます。
ぶたねこさんはどのように調理されているんですか。