オオニシキソウ

 先回、コニシキソウ(小錦草)を取り上げました(こちら)が、昨日投稿したニラの手前でオオニシキソウ(大錦草)を見つけました。コニシキソウと同じく、トウダイグサ科ニシキソウ属の一年草で、北アメリカ原産の帰化植物です。
 一緒にコニシキソウも見つかりましたので、大きさの違いが分かります。写真手前がコニシキソウ、たばこのフィルターが大きさの目安です。
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 コニシキソウは地を這いますが、オオニシキソウは立ち上がります。
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 コニシキソウ同様、花は目立ちません。
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 葉には小さな鋸歯があり、まばらに暗紫色の斑が入ります。
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 (8月27日撮影)
 オオニシキソウの花序は、4つの雄花と1つの雌花が1セットとなったもので、複合集散花序と呼ぶらしい。4つの雄花があつまり、それぞれの腺体(腺体附属体)が花弁のように見える。その間から雌花が伸び、受粉すると成長して下垂する。雌しべの柱頭は3つに分かれ、子房の表面は無毛で平滑。(岡山理科大学波田研のHPから引用)

 コニシキソウ、オオニシキソウとくれば中間のニシキソウもあります。探しているのですが、見つかりません。
 hanasakuさんのブログに登場したのがニシキソウのようです(こちらの3枚目の画像)。

この記事へのコメント

  • あいべん

    お早う御座います。
    コニシキソウ、オウニシキソウ、多分そのまま通過の雑草です。
    人間興味と探検心が有れば普段見えない物も
    見えて来るのですね・・。
    気持ち一つで見えない物が見えて来る・・。
    自然に対して人類は何か間違った方向に
    進んでいるのでは・・とふと考えさせられました。
    2011年09月04日 05:38
  • 無門

    こんにちは

    大小揃い踏みの錦草
    帰化植物でも
    ワールドカップは出場できますね
    今度は
    大中小のそろい踏みでも・・
    2011年09月04日 07:15
  • 長さん

    あいべんさん、コメントありがとうございます。
    オオニシキソウ、コニシキソウ、誰も注目しない雑草ですね。でも、ネタがなくなれば何でも探しますよ。子供の頃、何にでも興味を持つ時代があるじゃないですか。あんな心境ですかね。
    2011年09月04日 07:52
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    ははは、雑草のワールドカップですか。そうなると、本物のニシキソウを探さなきゃならないですね。ニシキソウ以外にも大中小はあるかなー。
    2011年09月04日 07:55
  • 寿々木

    オオニシキソウは立ち上がりますね。河原の護岸近くで見かけます。コニシキそうは、家の前のアスファルトの割れ目に生えています。ニシキソウというのもあるとは知りませんでした。
    2011年09月04日 08:15
  • ケン坊

    ケン坊も↑同じで、恐らく見過ごしていたかと思います。地を這う・立ち上がるという大きな違いがあるんですね。
    興味深いです。奥深いです。ケン坊は単純ですが...
    2011年09月04日 08:47
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    オオニシキソウもご存知ですね。オオニシキソウとコニシキソウの名のもとになったニシキソウ、これがなかなか見つかりません。
    2011年09月04日 09:30
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    オオニシキソウもコニシキソウも多分目にしておられると思います。雑草ですから記憶にとどまらないのはやむをえませんね。
    2011年09月04日 09:32
  • 信徳

    普段見ているのでしょうが気をつけていないので見過ごしています。トウダイグサ科の植物は一般的に毒のものが多く葉は無毛でツルっとしているように感じています。
    2011年09月04日 09:54
  • なおさん

    コニシキソウ、オオニシキソウがなかよく同時に撮れましたね。なかなか撮ろうという気にならないのですが、身近なものでも軽んじないで、よく見て見ると、意外な面白さに気がつくものですから、じっくり見るのは大切ですよね。
    2011年09月04日 10:04
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    雑草ですから、取り上げる方が変なのかも。
    トウダイグサの特徴はおっしゃる通りですね。ニシキソウの仲間は、大中小のほかにシマニシキソウというのがあって、こちらは茎に長い毛が生えているのだそうです。
    2011年09月04日 10:05
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    ネタ切れ時は何でも探しますよ。このときは幸いにもコニシキソウが一緒に生えていましたので、比較が良く分かっていただけると思いました。この中間のニシキソウが見つかりません。
    2011年09月04日 10:08
  • shuuter

    帰化植物はどこでも健在ですね。
    眺めていると可愛いのですが、広がるり過ぎ抜き取られれます。
    葛はアメリカにわたり蔓を伸ばし嫌われていると聞きました。

    世界中で同じことが起こっているようです。
    2011年09月04日 10:24
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    タマスダレは毒草ですからね。増えすぎると困りますね。そうですか、葛が外国で嫌われていますか。
    2011年09月04日 11:49
  • hanasaku

    こんばんは
    オオニシキ、コニシキ、ニシキってあるんですか?もう頭がこんがらがりそうです。ヒャー!!
    2011年09月04日 19:15
  • ぶたねこ

    コニシキソウ、オオニシキソウ,,
    とは良く名前を考えたものですね、
    オオニシキソウ、葉は見た事有りますが
    花は初めてでした。一つ勉強に成りました。
    2011年09月04日 19:47
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    大中小のほかにシマニシキソウと言うのまであるんです。もっとこんがらがっちゃいましたか?
    2011年09月04日 22:32
  • 長さん

    ぶたねこさん、コメントありがとうございます。
    コニシキソウも、オオニシキソウも、暗紫色の斑が入るから見分けが簡単でした。大小の基準になるニシキソウが見つかりません。こちらは暗紫色の斑がないので、見過ごしているかもです。
    2011年09月04日 22:35
  • shizuo

    あるんですね~、
    歩いていてまだ知らない花が、長さんにも。
    早速調べたんですね、ノシランと。
    これがまたややこしいんですね、
    ランでもないのにノシラン。

    行ってらっしゃ~い♪
    2011年09月05日 21:40
  • shizuo

    いいなっ!豪勢~♪
    悠々自適、秋の楽しい旅三昧。
    長さん、お土産話、待ってますよ~^^。

    ノシラン、アップルミントのような匂いなんですね。
    「ねぇ、なんて名前だった?」「ええ~っとね~」。
    我が家にも匂いが強いハーブの種類の…。
    名前が出ません^^;。
    今度アップします、長さんならば。
    2011年09月10日 18:37
  • 長さん

    shizuoさん、コメントありがとうございます。
    昨日(9/10)の夜、5泊6日の旅から戻りました。今晩から旅行記を投稿しますから、ご覧いただけると幸いです。
    2011年09月11日 08:17
  • 小梨

    私もオオニシキソウを見つけました。 ニシキソウも見つかりました。田畑の近くにあるみたいですね。
    2011年09月16日 00:29
  • 長さん

    小梨さん、コメントありがとうございます。
    オオニシキソウもニシキソウもみつかりましたか。ニシキソウは極めて稀だそうですから、ラッキーでしたね。
    2011年09月16日 07:51

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