横手市へ向かう途中、「道の駅なかせん」でトイレ休憩です。入口のモニュメントに「ドンパン節の里」とあります。あの、♪ドンドンパンパン ドンパンパン・・・という陽気な民謡ですね(正確には「円満造甚句」を編曲したものだそうです)。替え歌がたくさんあったりして、若い人でもご存知でしょう。
右下は、敷地内にある「こめこめプラザ」です。
「こめこめプラザ」の一部は、お米の博物館。世界で作られているお米の現物が展示されていました。
左下・中央は、お米の入れ物の変遷(左から、俵→かます→麻袋→樹脂袋→紙袋)。秋田で現在作られている品種は16種類もあるそうです。
道路と駐車場の間に、10数mにわたって、カラスビシャク(烏柄杓、サトイモ科ハンゲ属)がニョキニョキ。
横手市では、「秋田ふるさと村」へ立ち寄りました。「秋田ふるさと村」は大人から子供まで楽しめる観光テーマパークです。
今回、ここに立ち寄った目的は二つあります。一つは、秋田県立近代美術館で
右は、美術館から見たふるさと村です。白いドームはプラネタリウムのある「星空探検館」。
藤城清治さんは影絵の第一人者です。名前はご存知ではなくても、彼の作品はTVや雑誌で何度も目にしたことがあるはずです。
秋田では初の展覧会とのことで、大変な人気でした(2か月で8万人以上の入場者があったそうです)。作品数が多い割には会場が狭いのが難点でしたが、影絵や切り絵、作品の左右に鏡を置いたり、前に水槽を置いて反射させたりと、見せ方にも工夫があり、「藤城清治の世界」に浸ることが出来ました。会場内は撮影禁止なので、入口と販売されていた作品を、許可を得て撮影しました。
二つ目の目的である「七代目佐藤養助横田店」の稲庭うどんに舌鼓。右下の写真は、醤油とごまだれの「二味せいろ」(850円)。このコシとのど越しが何とも言えない美味しさです。
(続く)
この記事へのコメント
nobara
山形ママンが観に行かれたと記事になさってました。
私は昇仙峡にある影絵館に何度か参りました。モノクロではなくうまく色彩を使った幻想的な緻密な作品ですね~
稲庭うどんも美味しいですよね~
麺類に目がないので垂涎して眺めています(^O^)
長さん
秋田での藤城清治展は当日券を買うのにも20m位の列ができており、大変な人気でした。山形ママンさんのブログを拝見しましたが、片道4時間半かけて見に行った甲斐があったようですね。あんなにご高齢なのにまだまだ創作の意欲が衰えないようで、見習わなくてはいけません。
本場の稲庭うどん、美味しかったですよ。ゆで方が難しいらしく、麺を買って帰るのは断念しました。
無門
影絵のメルヘン
和風では無いのに
日本人の心の奥深くに
しっかり記憶された世界
藤城清治さんの世界は心の故郷ですね
今日は地区の文化祭の
作品展示に行ってきました
目黒のおじいちゃん
身も心ひととき豊かになれましたね。カラスビシャクですが東京で見るのと葉形が違うようです。もう少し下をうつした画像はありませんか?
ヒマおじさん
shuuter
その土地の名物うどん 賞味にあずかりたいものですね。
長さん
藤島さんの影絵や切り絵、版画は世界的にも評価されていると思います。今回の展覧会でも童話の世界を見事に表現したものもありました、どれも魅せられましたよ。
あいべん
公務員汚職や公費の無駄遣いで一躍有名に
成った町です。
路地の飲み屋が全て官官接待の飲み屋・・。
摘発され報道されてから行って見ましたが
(出張利用)誰も居ない明かりの消えた只の
汚い路地が少し悪臭を・・。でした。
こんな思い出の地でしたが今日の長さんの
ブログで少し印象が変わりそうですね。
おうどんは昔も美味しかった・・。
温泉、食事、芸術までてんこ盛りの旅ですね。
長さん
芸術の秋と同時に、食欲の秋でもあるんですね。
カラスビシャクの写真ですが、投稿したものの手前に写っている葉は別の植物のものです。カラスビシャク自体は、なぜか花序だけが伸びているものでした。
長さん
昇仙峡に影絵の森美術館があるそうですね。公式HPを見たら、秋田で見たのと同じような水面を効果的に使った画像がありましたよ。はまるのも分かりますね。
hanasaku
カラスビシャクって不思議な形ですね。てっきり食べられるのかと思ったら薬用にされるんですね。稲庭うどんいいなーごっくんです。
長さん
話に聞いていた稲庭うどん、やっと本物を食べることが出来ました。作り方の秘伝は一人にしか伝えないのだそうです。
ケン坊
秋田に行ったら、やはり”稲庭うどん”ですよね。醤油とゴマダレの二味せいろが美味しそうですね。
やはり旅は良いですね~
長さん
長さん
面白い名前ですね。誰がつけたんでしょうね、カラスビシャクなんて。薬になるのは塊茎で、つわりの特効薬だとか。
稲庭うどん、美味しかったです。幸せ。
長さん
カラスビシャクってマムシグサによく似ていますね。
ここの稲庭うどん、絶品でしたね。これで850円ですから、ケン坊さんならきっと大盛りでしょうね。
山吹
心と身体に、栄養ですね。
旅ができないので、読ませてもらってます。
最後の(続く)が、、、なんとも、いいですね。
長さん
毎回お出でいただき、感謝です。次回から旅先で出会った花を掲載する予定です。
なおさん
稲庭風うどんはこちらのスーパーなどでも売っていますが、やはり本場のはぜんぜん違うのでしょうねえ。
信徳
寿々木
変わったウドンですね。美味しそうです。
長さん
私もこの道の駅に来るまでドンパン節の発祥地を知りませんでした。それだけ、ポピュラーなものになっていたんですね。
藤城清治さんの制作風景は会場のVTRでも流されていましたが、大変な根気が必要ですね。
稲庭うどんは作るのにも秘伝があり、茹でるのもプロの業が必要だそうで、これが本場の味を保っているのですね。
長さん
多くの人がドンパン節、替え歌も多く、発祥の地が分からなくなるほど知られていたんですね。秋田県人が得意になるのもうなずけます。
長さん
カラスビシャクは根が広がって増えるのでしょうね。ニョキニョキと並ぶ姿はちょっと異様でした。
稲庭うどん、召し上がったことはありませんか?美味しいですよ。