出羽三山神社の三神合祭殿の参拝を終え、駐車場へと戻ります。今回は、境内にあるその他の建物を紹介します。
左下は、鐘楼の左手奥にある霊祭殿です。出羽三山では、ご先祖の御霊を供養する風習が現在も行われているのだそうです。多数の風車が刺してあるところを見ると、幼くして亡くなった霊を慰めるためでもあるらしい。建物は昭和58年に再建されたもの。
霊祭殿の右手にある羽黒山東照宮です。創建は正保2年(1645)、羽黒山の中興の祖と云われた天宥が日光東照宮を勧請したとのこと。現在の社殿は荘内藩主酒井忠真が元禄3年(1690)に造営したもの。
羽黒山東照宮と鳥居の間には7つの末社が並んでいます。左から2番目の社殿には下駄が多数奉納されていました。道中安全の神様のようです。
左下は、鳥居を出たところにある天宥社で、羽黒山中興の祖と言われる天宥法印を祀った神社です。駐車場に戻るガイドさんの後ろについていきます。
すぐ左手に出羽三山歴史博物館があります。山内の30数ヶ院にあった宝物は明治の神仏分離の際に散逸しましたが、旧本坊所有のものを中心とした宝物、御手洗池(鏡池)出土の古銅鏡、直江兼続奉納の鉄擬宝珠などが展示してありました(内部は撮影禁止)。
歴史博物館前で見つけたキツネノボタン(多分)です。6弁のものが見つかりました。
駐車場奥の土産物店で、ちょっと早い昼食としました。全員、山菜入り力そばです(荘内産のお餅が美味しかった)。有料道路を下って、国宝五重塔を見る予定でしたが、満腹になったためか、かなり走行した後で気づきました。残念。
最上川の左岸をJR酒田駅方面に進みます。さて、次の目的地は?
(続く)
羽黒山は3回目なので、コメント欄を閉じています。
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