ヒルガオ(昼顔)はヒルガオ科ヒルガオ属のつる性多年草です。淡いピンクの可愛い花ですが、雑草としか扱われません。
実は、興味があったのはつぼみのほうです。二枚の苞葉に挟まれた形がユニークですし、ピンクの花なのに、蕾のうちは黄色いんですから…。葉は矢じりみたいです。
ヒルガオと競うように、コニシキソウ(小錦草、トウダイグサ科ニシキソウ属の一年草。北アメリカ原産)が蔓延っていました。よく見ると、花が咲いているではありませんか。
これも典型的な雑草です。茎を伸ばすと、途中から分枝して更に勢いを増すという、厄介な雑草なので、以前の我が家では小さいうちから根こそぎ退治していました。ですから、花を見たのは今回が初めてです。
白いのが花弁らしく、その下に小房があり、細かい毛におおわれています。小房はやがて赤くなるらしいです。
8月16日撮影。
箱根湿生花園で見た花は次回にします。
この記事へのコメント
Hiro555
撮った事が ありませんでした
蕾みまでの観察 流石 長さん!
雑草にも名があります
勉強になります
なおさん
蕾も面白いですし、実が出来ないのにあちこちで見かけるというのも面白いです。
コニシキソウは良く見かけますが、なかなか撮影しようという気になりません。身近なものもじっくり見ると面白いですよね。
ケン坊
たしかに厄介な雑草です。もちろんあの小錦より以前から付いている名前ですよね?
ヒルガオもコニシキソウと同じで、改めて見てみると...って感じがします。あまりにも身近過ぎて?、これまであまり興味を持ってなかったというのが本当のところですね。
無門
湿生花園後回しでも
乗せたいと思う優しさ
お庭には不向きでも
健気な花に違いない
コニシキソウがんばれ
長さん
ヒルガオもコニシキソウも雑草ですから、今までよく見たことはなかったんですよ。今回は、双方、新たな発見がありましたよ。
長さん
ヒルガオは結実することは極めて稀だそうですね。それなのに増えるのは地下茎まで根絶やしにできないからのようです。
コニシキソウは葉に斑点がなければ何の取り柄もない雑草ですが、面白い花が咲いているので興味が出ましたよ。
長さん
どんな雑草にも名前があるんですね。コニシキソウは確かに相撲の小錦を連想しますが、日本への渡来は明治時代だそうです。身近にある雑草、興味がなければその他大勢でしょうね。
長さん
こんな雑草でも、花の時期がすぎれば見向きもされませんからねー。たまにはスポットを当ててみたくなりました。
雑草ですから頑張ってもらっては困るんですが(笑)。
目黒のおじいちゃん
往年のハワイ系名横砂ふたりを連想してしまいました。
korochan
長さん
コニシキソウから、やっぱり関取を連想されましたか。高砂は横綱高見山でしたね。小錦は大関止まりで残念でした。
長さん
お宅のお庭でもコニシキソウに悩まされていますか。昔の我が家でも見つけ次第抜いていましたから、花を見たのは初めてです。
植物学者みたいだなんて…ただの物好きです。
nobara
コニシキソウも千切ったところから白乳みたいなのがでますよね~ユーフォルビアもそうですがこの液は被れるようです。わたしも路傍のちいさな野草が好きでしゃがみ込んで撮ってると訝しがられます(笑)
あいべん
しましたが・・。
蕾までは見て居ませんし、朝・昼、夕とある事も
頭では解かっていましたが識別する知識も無く
単にアサガオで全てをかたずけて居ました。
shuuter
薄いピンク色の花 咲いているといいものです。
日中にも元気に咲いていてくれるのが嬉しいです。
kaze・・・
ございます。
ところで朝顔はいろんな花色が
ありますがヒルガオはなぜピン
クだけなのでしょうか。
hanasaku
ヒルガオ大好きです。コニシキソウは見た事ないです。可愛い花!!目を皿にして探してみます。小錦はこの花から名前付けたんじゃないですよね・・・あ~馬鹿な事を
ぶたねこ
しまいそうです、根がしっかりしてて広がりが
早くて始末悪くて困りものです。
名前がちゃんと有って楽しいですね。
長さん
ヒルガオやコヒルガオ、古から親しまれている植物なのに、いまだに雑草扱いですね。花はきゃしゃですが、その繁殖力には目を見張ります。
コニシキソウも茎から白い液体が漏れますね。トウダイグサ科の特徴のようです。
nobaraさんも訝しがられていますか(笑)。
長さん
朝顔、昼顔、夜顔がヒルガオ科の仲間なんです。夜顔を夕顔と呼んだりしますが、本来の夕顔という名はウリ科の植物なんです。こんな風に、植物の名前はややこしいのがあるので困ります。
長さん
ヒルガオは暑い夏空の下でも何となく爽快感があるような気がします。これで、蔓延らなければ誰にでも好かれるのでしょうが…。
長さん
ヒルガオは昔からある花なのに、あまり興味を持たれませんね。ですから、品種改良しようなんて人がいないのでしょうね。
長さん
コニシキソウ、ご覧になったことがありませんか。ご近所の空き地なんかには必ず生えている筈です。葉の赤紫色の斑紋が目印です。同じような葉で、斑紋がなく、茎が立ち上がるようなものはニシキソウです。今日、我が家の鉢にニシキソウを発見、どこからやってきたのか?
長さん
裏庭でコニシキソウが蔓延っていますか。絨毯というのも感じが出ていますね。私も小さな鎌の先を地中に挿し、根っこから取り除いた覚えがあります。