スネイルフラワー

 8月2日、ネタ切れになったので、都立夢の島熱帯植物館へ行ってきました。これまで、冬(11月、12月、1月)と春(5月)に4回訪れたのですが、温室でも夏にしか咲かない花があるのではないかと期待して…。
画像 今回は、レストランでランチした後、写真を撮る前に、ボランティア・ガイドのIkedaさんにマンツーマンで説明をしてもらいながら館内を一周しました。ご説明で知ったことなどを交えながら、植物を紹介していこうと思います。
 まずは、外回りから…。
 受付棟の脇に張られたネットに伸びているのは朝顔ではありません。マメ科(ササゲ属)でスネイルフラワーと名札がありました。南アメリカ原産の常緑つる性多年草です。
画像画像

 別にスネているわけではないでしょうが、何ともユニークな形の花です。
画像

 スネイルとはカタツムリという意味だそうで、蕾の曲がり具合なんかはタツムリにそっくりですね。フラッシュ使用。
画像
画像

 アメリカデイゴ(左下)やサンゴシトウ(右下)がまだ咲いていました。共に、マメ科デイゴ属です。
画像画像

 (続く)

この記事へのコメント

  • なおさん

    ネタ切れのときには植物園に行くのが手っ取り早く、いろいろ集められますのでいいですよね。
     夢の島の温室にはまだ1度も行ったことがないのです。こちらからでも地下鉄乗り入れしていますので、そう不便ではないようですが。

     ガイドさんにつききりで説明してもらいながら行くというのもいいですね。いろいろ知らないことも多いですし。

     スネイルはカタツムリでしたか。スネイクはヘビということで、面白いですねえ。
     花の形もカタツムリのようでもあり、ゾウさんの鼻と耳のようでもあり、たのしいですね。
     野辺で見られる黄色のノアズキやヤブツルアズキも似た形でたのしいですね。
    2011年08月03日 04:59
  • ケン坊

    スネイルとは変わった花があるんですね。初めて観ました。蕾も花も”くねって”て面白い形ですね。
    この後も、次々と変り種の花が見られそうで楽しみです。
    2011年08月03日 05:17
  • 寿々木

    スネイルフラワーは面白い格好の花ですね。どこかで見た記憶がありますが、何処だったか思い出せません。
    2011年08月03日 07:15
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    まさに手っ取り早くネタ集めですよ。
    ガイドさんが声がけをされていたので、時間もあることだし、お願いしました。
    スネイルフラワーは確かに象の鼻や耳のようですね。ササゲ属のアズキの花をちょっと複雑にしたような感じでもあります。
    2011年08月03日 07:38
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    マメ科の花にしては複雑な形ですね。くねっているように見えますよね。
    次回も変わり種が登場する予定ですよ。
    2011年08月03日 07:41
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    おもしろ形の花ですよね。色は違いますが、アズキやノアズキ、ヤブツルアズキにも似ているそうです。
    2011年08月03日 07:47
  • 無門

    こんにちは

    温室の夏
    面白い発想ですね
    拗ねている状態が
    うまく表現されていますよ
    かたつむり花・・・
    ガイドさん以上の蘊蓄ですから
    驚かれたんじゃありませんか
    ボランティアさん
    2011年08月03日 08:00
  • 菜の花

    スネイルフラワーですか、色こそ違いますが、日本の野辺の花に通じる形で親しみを持てます。とっても綺麗な色合いですね。

     夢の島熱帯植物館は3度程行った事がありますので、植物の在る場所を想像しております。
     詳しい方にガイドをして頂くのはとっても良いですね。
    2011年08月03日 08:10
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    実は、夏の温室は暑くないんですよ。場所によってはクーラーが入っていることもあります。
    マメ科の花も面白いですね。くねくねしているからスネークかと思いきや、スネイルだったんですよ。
    ガイドさんの前では、知ったかぶりはしないようにしています。
    2011年08月03日 10:04
  • 長さん

    菜の花さん、コメントありがとうございます。
    スネイルフラワー、伸びるのがとても速いのだそうで、省エネ対策に向いている植物です。色合いが良いので、ゴーヤよりシャレているかもしれませんね。
    2011年08月03日 10:10
  • たかようじ

    お久しぶりです。 ご無沙汰いたしました。
    スネイルフラワー 勿論 初めての花です。
    ”カタツムリ”なんて ユニークな 名前。
    その上 形も 面白いなんて、なんだか
    ワクワクして 楽しいです。
    2011年08月03日 11:15
  • shuuter

    スネイルフラワーは マメ科キササゲ属になっていますが、
    キササゲの花とは異なりますね。
    確かにカタツムリに似ていますね。
    2011年08月03日 11:27
  • 長さん

    たかようじさん、コメントありがとうございます。
    お久しぶりですね。お元気ですか?
    世の中には面白い花がありますね。カタツムリとは欧米人の発想でしょうが、日本名をつけるとしたら何にしましょうかね。
    2011年08月03日 12:28
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    スネイルフラワーはマメ科ササゲ属ですから、ノウゼンカズラ科のキササゲとは似ていませんね。私はダイズの花に似ていると思いましたよ。
    2011年08月03日 12:31
  • あいべん

    珍しい花にもそうそう驚いては居られそうに
    有りませんね。
    次から次へと変な花(私流の表現)が出てきて。
    ・・造花ならどんなのが有ってもおかしくないが
    生花で変な花の行列。私でなくとも驚きますよ。
    世界は広いけど誰が日本に持ち込むのだろう?
    見て楽しむには良いけれど、名前が脳裏で爆発
    して日本古来の花でさえ櫻の名前すら薄れそう
    ・・・。脳細胞高速で劣化中です。
    2011年08月03日 14:01
  • 花咲か爺

    スネイルの花、京都植物園の中の温室でも咲いているのですが、夏の京都へは余り行きたくないので(暑いのです)気になっていた花でした、此方で花色もきれいで、珍しい花を見せて頂きました。
    2011年08月03日 16:56
  • hanasaku

    こんばんは
    なんとも不思議な花達です。どうしちゃったんだろうと首をかしげたくなります。でも美しいです。又会いたい花が増えました。
    2011年08月03日 19:40
  • 信徳

    初めて見る花ですがマメ科の花はフジの花に似て丸みを帯びて光沢が有りますね。
    2011年08月03日 20:16
  • 長さん

    あいべんさん、コメントありがとうございます。
    植物は間口も奥行きも広いですよ。従って、和名のない植物も多いんですね。
    脳が爆発しそうなら、写真だけ見てください(笑)。あいべんさんが府立植物園に行ったらどういうことになるのだろう。
    2011年08月03日 21:58
  • 長さん

    花咲か爺さん、コメントありがとうございます。
    京都府立植物園でもスネイルフラワーが咲いていますか。夏の温室はさぞ暑いだろうと構えて行ったんですが、むしろ涼しい場所がありますよ。
    2011年08月03日 22:00
  • 長さん

    hanasakuさん、コメントありがとうございます。
    スネイルフラワーは不思議な形をした花ですよね。造形の妙ですが、象の花のような部分、何のためなんでしょうね。
    2011年08月03日 22:02
  • 行き当たりばったり

    今晩は。スネイルフラワ-、なんとも奇天烈な名前です。さすがに和名は間に合わないようですね。誰がそういう和名をつけるのでしょうか?
    植物園など、確かに一般に見られないお花がたくさん育てられていますね。そこのスタッフですから知識は当然プロフェッショナルですね。
    2011年08月03日 22:04
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    横から見るとマメ科らしく見えますが、正面に回るとマメ科らしからぬ形で、不思議な花です。花弁は柔らかいです。光沢があるように見えるのはフラッシュのせいかもしれません。
    2011年08月03日 22:06
  • 長さん

    行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    和名は誰がつけるんでしょうね。植物学者の牧野富太郎博士などは名付け親として有名ですね。最近の輸入物はもしかすると流通業者でしょうか。
    このガイドさん、ボランティアのようですよ。
    2011年08月03日 22:09
  • teddyy

    こんばんは。
    以前から夢の島熱帯植物館へは行こうとは思っているのですが、行けずじまいでした。紹介していただいたような珍しい植物が沢山あるとのことですので、今年こそはと改めて思っています。
    2011年08月03日 23:20
  • おとと

    こんばんは~
    夏の温室は暑かったことでしょう
    スネイルフラワー面白い形のお花なんですね
    グリーンカーテンにして見たいお花ですね
    此処で見た熱帯睡蓮の鮮やかな色が忘れられません
    2011年08月03日 23:27
  • 長さん

    teddyyさん、コメントありがとうございます。
    夢の島熱帯植物館は、規模はそれほど大きくありませんが、珍しい花を見ることができますよ。都立だけに、世界文化遺産に登録された小笠原の固有な植物の展示もされています。
    2011年08月03日 23:27
  • 長さん

    おととさん、コメントありがとうございます。
    夏の温室は、実は、暑くないんですよ。温度差・湿度差が大きい冬の温室より快適に過ごせました。
    スネイルフラワーで緑のカーテンにしたらシャレていますよね。
    2011年08月03日 23:30
  • kaze・・・

    知らないことだけです。
    カタツムリの形になるにはなにか
    意味があるのでしょうが、こんな
    形の花があるなんて想像もしません
    でした。
    2011年08月03日 23:38
  • 長さん

    kaze…さん、コメントありがとうございます。
    たまに植物園に行くと、意外な花に出会えるので、楽しいですよ。次の記事の投稿した花も面白いですよ。
    2011年08月03日 23:42
  • 海遊

    お暑いのにさらに暑い熱帯へ足を運ぶ
    長さんのバイタリティに脱帽です(笑
    スネイクフラワーは一見奇形のようで
    しっかりしたお花のようなので
    もっと沢山一斉に咲くと綺麗でしょうね
    2011年08月12日 19:58
  • 長さん

    海遊さん、コメントありがとうございます。
    夏に熱帯の温室に行くなんて物好きな…と思われるでしょうね。しかし、夏の温室は暑くないんですよ。むしろ涼しいところがありましたよ。
    スネイルフラワーは次々に咲くようで、一斉にと言う訳にはいかないようですよ。
    2011年08月12日 22:22

この記事へのトラックバック