左下は、水戸街道一の古刹・萬満寺の山門です。 右下は、供された施餓鬼の食事です。
食事は庫裡のある方丈で頂いたのですが、ここには不動明王が安置されています。鎌倉時代の木造彫刻の秀作で、運慶の作といわれています(松戸市指定文化財)。中気除け不動としても信仰されており、御開帳は毎月28日。
萬満寺所蔵の豊臣秀吉朱印の制札(コピー)。秀吉の「一銭切の制札」は現存する唯一のもの。
徳川家康、秀忠、家光の朱印(コピー)。右下は、そのうちの家康の朱印。
新仏の位牌を施餓鬼棚に安置します。
仙台市にある「ぜんこう寺」の住職による法話(左下)に続き、太鼓で大施餓鬼会の法要が始まりました。
参加されたお坊さんは総勢15名。大規模です。参加者全員で般若心経を唱えているところです。太鼓やドラも入って賑やかなのは臨済宗の特徴でしょうね。
大乗妙典観音普門品偈(だいじょうみょうてんかんのんふもんぼんげ)を唱える時は、お坊さんは堂内を巡ります。
座禅和讃の間に、お焼香をします。
延命十句観音経を三回唱え、大施餓鬼会回向文と新盆回向文(?)を読み上げて、法要は終了しました。
萬満寺のご本尊・木造阿弥陀如来坐像(松戸市指定文化財)です。いつもは別室に安置してある十二支守り本尊も勢揃い。
卒塔婆を墓に立てて帰宅しました。
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