ぶらり千葉ミステリーツアー(その4)
労働組合OB・OG会主催の半日ツアーに参加しています。
千葉寺から県道20号線は北に向かいます。途中、弁天様がある地点で右の細い道に入りました。
ノビル(野蒜、ユリ科ネギ属)の花が咲いていました。昔、江戸川の堤防で鱗茎を掘ってきて、味噌和えにして食べたことがあります。右下は八重咲きのザクロ(ザクロ科)です。
やがて亥鼻公園(いのはなこうえん)へ到着しました。坂の上に大きな建物が見えますが、千葉県文化会館です。
文化会館前の広場からお城の屋根が見えますが、予告で紹介したお城です。
天守閣の最上階が見えているのです。右下は、城の手前で見たタイサンボク(泰山木、大山木、モクレン科)です。手前は立入禁止なので、近寄れません。
これは「千葉城」なのです(別名亥鼻城)。この亥鼻公園は千葉氏の居城があった場所で、「千葉城」はその二の丸に建てられた模擬天守閣です。千葉氏の時代は中世ですから、このような石積みや天守閣をもった城は存在せず、館形式の城郭でした。当時の土塁が一部残されているとのことです。
2回目の記念撮影です(Mさん提供)。
「千葉城」の内部は「千葉市立郷土博物館」になっており、千葉氏、千葉市の歴史を知る展示があり、また、プラネタリウムもあるそうです。手前の騎馬武者像は城主千葉常胤をイメージしたもの。
騎馬武者像の左手の植え込みで、イヌマキ(犬槇、マキ科マキ属)の雄花が咲いていました(右、下)。
亥鼻公園の北側出口に向かう途中で、ビヨウヤナギ(美容柳、オトギリソウ科)を見ました。
亥鼻公園から更に北方向へ、時間的に見て、最後の目的地に向かうようです。 (続く)
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この記事へのコメント
ケン坊
イヌマキって初めて知りました。花?は見たことがあるような気がしますが...
これからビヨウヤナギの季節ですね。アチコチの公園や庭で見かけますが、繊細なシベが素晴らしいです。
なおさん
千葉城の天守閣は後から造ったものですか。記念撮影にはもってこいの見事さですね。
イヌマキの花はしげしげと見たことがありませんでしたが、なかなか面白いですね。こんど見る機会があったらじっくり見て見たいです。
ビヨウヤナギはいまうちでも盛りです。
無門
模擬天守閣と言えども
見ごたえのあるお城ですね~
お城を見るのも大好きですので
どんどん復活してほしいものです
ランドマークになりますものね
shizuo
と言っても子どもの頃なので…、あの赤くてツブツブ、酢ッパイ果実。
勿論、その花はまったく記憶になし。
真っ赤で鮮やかなんですね。
長さん、チョッと子どもの頃を思い出しました^^。
寿々木
長さん
お城のあった場所に博物館を作ったのです。天守閣は見る分にはいいのですが、歴史と関係ないというのはちょっとね~。
イヌマキは昔の我が家にもあったくらいですから、庭木や門の近くの植木としても利用されていますね。
ビヨウヤナギのカールしたシベが良いですね。
長さん
ノビルがたくさん咲いていました。全部見たわけではありませんが、むかごは見かけませんでした。
歴史と無関係に天守閣を作ってしまうのはちょっといただけないのですが、観光用には良いかも知れません。
イヌマキは私もしげしげ見たのは初めてです。花が終わると黒くなった花穂が落ちてきて汚らしくなります。
長さん
お城好きの方には良いですね。この天守閣、どこのものを手本にしたんでしょうね。
城主千葉常胤の騎馬武者像が、「俺の居た頃はこんな城ではない」と弓を城に向けているのだとか…。
長さん
ザクロは子供時代の思い出ですか。6年前まで住んでいた我が家にもザクロがあり、毎年数個収穫できました。
この木は棘が多くて、剪定は大変だったのですよ。
実石榴は一重の花で、写真のような八重の花には実が出来ません。
長さん
このイヌマキは雄花で、我が家にあったものも雄株でした。ですから、実は見た記憶がないのですが、雌株にはこけしのような面白い実ができるそうですね。
目黒のおじいちゃん
長さん
我が家にあったのはイヌマキの雌株だったそうです。妻に指摘されました。何しろ、その頃は植物に全く興味がなかったので、記憶が定かではないのです。黒くなって汚らしいという記憶は、落ちた実を踏みつぶした記憶らしいです。観てきたような嘘を書いてしまい、申し訳ありません
長さん
ノビルはネギの仲間ですから生のままで食べられますね。私が育ったのは戦後ですから、物不足、食糧不足の時代ですね。すいとんやさつまいもが主食だったこともありましたよ。母は野菜を作ったり、鶏を飼ったり、野草を摘んできたりと、苦労したようです。今、被災地の方々が似たような境遇に置かれているのは大変お気の毒なことだと思います。
nobara
酢みそで美味しそうです。
ラッキョウの酢漬けは汁ごと戴くと悪玉コレストロールを抑えるのにいいそうです。ノビルもいいのかも?
イヌマキの雌株の赤い方の実は美味しかったです。
食べ過ぎは毒なのだそうで、でもジェリーみたいでした。
長さん
ノビルを掘ったのはもう40年も前の記憶ですが、ぷっくりとした鱗茎の形は記憶しています。
私の妻はラッキョウ好きでして、広口瓶に酢漬けをしています。でも、最近食卓に上らないな~。どうしちゃったんだろう。
イヌマキの実は妻のほうが良く覚えていて、食べたことがあるそうですよ。
花咲か爺
shuuter
ビヨウヤナギとキンシバイ類があちこちで見られますね。
長さん
ビヨウヤナギ、トモエソウ、ヒペリカム、キンシバイ、と似た花があちこちで花盛りです。関東と関西、緯度がほぼ同じですから、数日の違いで同じ花が咲き出すようですね。
たかようじ
派手な 花ですね。 紅一点は この花からとか。
ビヨウヤナギ うちの近所も 美しく 花盛り。
ネットで見ると 素敵な表現がありました。
「中国では 金糸桃と 呼び、雄しべが まさに
金の糸」(四季の山野草より 抜粋)
そう言われて眺めると 一層 美しく感じました。
長さん
ノビルの花にはむかごができるそうです。
イヌマキの実は2つの団子を串刺しにしたようなものだそうですね。先端のものは有毒だとか。
我が家の近所でもオトギリソウ科の花が盛りです。
長さん
八重ザクロの花、思い切ってトリミングして紅一点だけにしたらよかったかも。八重ザクロは白覆輪の品種もありますよ。
ビヨウヤナギは未央柳と書いたほうが本来の由来によるものですね。金糸はピッタリですが、中国ではなぜ「桃」の字なんでしょうね。
hanasaku
長さん
実はノビルの花を撮影したのは初めてなんです。40年も前ですから、時期は覚えていませんが、ノビルを掘りに行ったときは葉だけだったですね。
小梨
長さん
イヌマキは単独の庭木にも、生垣にも使える便利な木です。小花の咲く期間が短いようで、気づかないのでしょう。
ノビルの花の写真、風に揺れて撮りにくかったです。これも少々後ピンでした。
あいべん
疲れませでしたか?旧友と一緒なら話に花が咲き
疲れるよりも元気になられたかも知れませんね。
羨ましい限りです。
長さん
今回の歩行数は、我が家からのドア・ツー・ドアで16000位だったと記憶しています。途中、喋りながら、休み休みながらでしたし、スポーツクラブではベルトで12000歩程度歩きますから、あまり疲れは残りませんでした。