その日の午後、カメラを持って撮影しに行ってきました。それが下の写真です。純白ではなく、薄い黄緑色を帯びています。花付きが良いのは枝を剪定したからでしょうか。
以前に、目黒のおじいちゃんのブログで投稿されていた(こちら)ので、トキワマンサクだと直ぐ分かりました。先日の白花のハナズオウに次ぐ発見で、これは嬉しいですね。
トキワマンサク(常磐万作)はマンサク科トキワマンサク属の常緑小高木です。
Wikipediaによると、「本州中部以南~九州、台湾、中国南部、インド東北部に分布する。但し、日本での自生は極めて限定的で、静岡県湖西市・三重県伊勢神宮・熊本県荒尾市のみ知られる」とのことです。
ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)はトキワマンサクの変種とされています。こちらは4月12日、新松戸の住宅街で撮影。右下は、咲き始めの様子です。
下の木は毎年観察しているものです。花付きは少ないですが、秋にも咲きます。
寿々木さんのブログにも投稿されていました(こちら)。
4月15日、昭和記念公園の日本庭園で見た山野草です。
ショウジョウバカマ(猩々袴、ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草)。よく写真で見るのはピンク~薄青色ですが、黄緑色のものは初めて見ました。花の色は土に左右されるそうです。 (追記 この花はすでに終盤で色褪せたものとのことです。そういえば、実も出来ていますね)
ヒトリシズカ((一人静、センリョウ科チャラン属の多年草)。予想以上に小さい花でした。最近、ネイルアートに凝っている妻の指と比較してみました。
左下、ニリンソウ(二輪草、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)らしい。右下、エビネ(海老根、蝦根、ラン科エビネ属の多年草)。
この記事へのコメント
なおさん
紅い方がよく見かける気がしますが、この頃あちこちの庭や公園などでよく見るようになりました。
ショウジョウバカマの黄緑の、ということですが、花が咲き進んでくると、次第に色褪せてきますので、その頃の花ですね。実が膨らんできているのでもう終わりなのでしょう。花の咲き出した頃は違う色だったことと思います。
ヒトリシズカも、このくらいの本数で楚々と咲くと名のとおりの風情が出ますね。うちでは大勢にぎやか?で咲いています。
信徳
長さん
花付きが良いベニバナトキワマンサクは見たことがあるのですが、白花でしかも花がびっしりとしたきですから、見つかったのはラッキーでした。
ショウジョウバカマの花は終わりかけですか。なるほどね。
ヒトリシズカも大勢で咲いていると一人静になりませんね(笑)。
長さん
トキワマンサクの花付きが良いのは剪定が上手だからですか。
昭和記念公園も武蔵丘陵森林公園も、国営の公園は何度でも行ってみたいところです。山野草は武蔵丘陵森林公園のほうが多い印象です。
あいべん
スポーツクラブでも活躍。私は健康維持の名目で
近所のコ、ス、パというスポーツクラブに入会さされ
ましたが時々行ってもサウナ&風呂です。
妻や子供達はマジメに通って居ると思って
いるようです。
長さんのブログを見ながら樹木、花の専門家気分。
いい加減な人間ですね・・。
寿々木
長さん
私もスポーツクラブは健康維持ですが、近年はお腹が出てきたので、体脂肪を減らすための有酸素運動が中心です。妻はスタジオで色々やっていおり、水泳まで…。女は強いです。
そういえば、我がクラブにもお風呂とサウナだけに来る人もいますね。
長さん
ショウジョウバカマの花色は土に左右されるとはネット情報です。
なおさんによれば、この写真のショウジョウバカマは咲き終わりで、色があせてしまったものとのことですから、もとは違った色だったのでしょう。
真夜中鳥
花を撮っていても、あまり名前を知らないので、今後もご教授ください。
長さん
いつも素敵な写真を見て感心しています。
nobara
本来はこちらがあってのベニバナですのに、
いまはベニバナトキワマンサクの方がメジャーになりましたね。
住まい近くのは花の色と葉っぱの色が変わらないほどに赤いのですが・・これは途中から葉がグリーンに変わる?(オタフクナンテンみたいに…)のでしょうかね~
ショウジョウバカマ、元々は白花だったのですかね~
猩々の名の通り本来は赤(ピンク)っぽいのです。
筑紫ショウジョウバカマは花色が薄く、基部と花茎が赤紫色しています。花の終わり頃は赤茶けてきます。
ヒトリシズカは芽吹きの頃のきらきらが不思議です。花が展開する前がとても好きです。
長さん
見栄えから言っても紅花種のほうが好まれるのでしょうね。本来のトキワマンサクの陰が薄くなっています。
紅花常盤満作には葉が赤いものと緑のものと二種類あるようで、赤い方は赤葉紅花満作という園芸名で売られているようです。
ショウジョウバカマの実物、これしか見ていませんので、元の色は??ですね。筑紫…も花の終りは変色するんですね。
ヒトリシズカは葉に抱かれるようにして花が出てくるようですね。
shuuter
初見でした。小川の淵に咲いていました。湿地を好むのでしょうかね。
たかようじ
紅色の 花ですね。 確かに 花が リボン状で
マンサクと 同じかたちとはいえ、同種には 見え
ませんが、 美しい眺め です。
SHIGE
初めて見ました。ベニバナトキワマンサクはこちらにもあり写真にも撮りました。
ヒトリシズカは何度か見たことがあります。
写真にすると一層綺麗に写り私の好きな花のひとつですよ。
庭花
ケン坊
黄緑色のショウジョウバカマは珍しいのでは? 何度かみたような気がしますが、薄青だったかも...
おぉ~ 奥様はネイルアートの凝ってるんですか。お若くて良いですね。今はいろんなアイテムが出回っているので目移りしちゃうかも...もちろんヒトリシズカに勝ってますよ。
あぁ~違った、大きさを比べるんですよね。失礼しました!
長さん
自生のショウジョウバカマが見つかりましたか。やや湿った場所を好むそうですよ。
長さん
トキワマンサクはあの黄色いマンサクより花が大きく、花弁も長いですから、沢山咲いていると見事ですよね。
長さん
長さん
紅花のほうが白花の変種だとのことですが、赤いほうが好まれるので、広まったのでしょうね。同じマンサク科でも早く咲く落葉木の黄色い花とはイメージがかなり違いますね。
長さん
同じマンサク科でも落葉樹と常緑樹、花の咲く時期も違えば色も違う、植物は奥が深いです。
黄緑色のショウジョウバカマは色が褪せたものだそうです。元はどんな色だったんでしょうね。
ネイルアートはスポーツクラブのおばちゃんたちの間で流行っているのだそうです。負けず嫌い気味な妻のやりそうなことなのです。
おとと
ベニバナトキワマンサクは見た事が有りますが
トキハマンサクはナンジャモンジャのお花によく似たお花ですね
ショウジョウバカマも終盤は色が緑が出てくるのですね
長さん
ナンジャモンジャ(ヒトツバダコ)の花の実物は見たことがありませんが、ネットで写真を見ると、トキワマンサクに大変良く似ていますね。違うところと言ったら、ナンジャモンジャの花の中心がピンクなところくらいですね。
ショウジョウバカマの実物を初めてみたのですが、終盤は色褪せるようです。
目黒のおじいちゃん
長さん
トキワマンサクに出会えたのは、おじいちゃんのブログのお陰ですよ。