シキミの花

 シキミという名の木があることを知ったのは昨年です。先日、目黒のおじいちゃんのブログにも、目黒の自然教育園で咲いているシキミの花が紹介されていました(こちら)。
 Wikipediaによると、「日本では本州中部以南、四国、九州、琉球に分布し、中国にも分布する」とあり、関東で見るのは困難だと思っていましたが、まさか、おじいちゃんのブログを見たその日(4月7日)に、近所でシキミの花に出会えるとは思ってもいませんでした。
 早速、デジイチを担いで写真を撮ってきました。
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シキミ(樒、櫁、梻 Illicium anisatum)はシキミ科の常緑高木である。かつてはモクレン科に分類されていた。有毒。仏事に用いるため寺院に植栽される。
 地方によりシキビ、ハナノキ(カエデ科にも別にハナノキがある)、ハナシバなどともいう。 学名にはリンネが命名したIllicium anisatum L.と、シーボルトが命名したI. religiosum Sieb. et Zucc.("religiosum"は「宗教的な」という意味)が存在するが、リンネのものが有効となっている。
 植物体全体にアニサチンなどの有毒物質を含み、特に果実に多く、食べれば死亡する可能性がある程度に有毒である。 (以上、Wikipediaより抜粋)

この記事へのコメント

  • 信徳

    温暖化で関東まで分布してきたのでしょうか?それにしても特に有毒なので余り好まれないのではないでしょう。
    2011年04月11日 06:13
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    関東では珍しいことだと思います。関東にまで分布してきたというより、このお宅の趣味なり、信条なりで植えたのではないでしょうか。
    2011年04月11日 07:22
  • 寿々木

    綺麗に撮れていますね。流石デジイチです。
    2011年04月11日 07:48
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    こういうちょっと距離がある花をアップで撮るにはデジイチのズームが欠かせません。
    2011年04月11日 09:06
  • shuuter

    私が山で見たシキミより華やかで花も大きいようですね。写真で拡大されているからでしょうか。
    地味なくらい花だと思いましたが。
    2011年04月11日 12:16
  • 目黒のおじいちゃん

    関西ではよく知られてる仏華ですね。花や果実を愛でるのでないのに何故か四国ではみんな<ハナシバ>と呼んでいました。
    2011年04月11日 13:29
  • たかようじ

    今年 初めて シキミの花を 知りました。
    その後、御近所を 一周すると あちこちに
    シキミの花が 美しく 咲いているのに
    驚きました。これほど 華やかに咲くことは 
    珍しいとの事との お話でした。
    2011年04月11日 13:36
  • まねき猫

    『悪しき実』と呼ばれることもあるそうですね。毒があるからそう呼ばれるのでしょうね。
    トウシキミの実は、八角として中華料理に大活躍なのに、ちょっとの違いで大違いですね。
    2011年04月11日 13:54
  • Tatehiko

    樒(シキミ)は、お墓参りの時の必需品なのですが・・・その時は、花にまで関心が向いていませんでした。
    ここで花を見せていただいて、あっちこっちによくみかけていて、何の花かと調べてみたいと思っていたもののことだと気付いた次第です。
    2011年04月11日 13:57
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    ネット情報では、シキミの花径は25~30mmとありますが、これは50mmほどあったように記憶しています。多分、栽培種だろと思います。
    2011年04月11日 14:24
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    記事のカコミにもWikipediaの引用を載せておきましたが、地方により呼び方が随分違うようですね。山口県でもハナシバがメジャーだとか。ハナシバは花柴の字を当てるようです。
    2011年04月11日 14:31
  • 長さん

    たかようじさん、コメントありがとうございます。
    西日本には自生しているので、良く目にするようですね。多分、花期が短いのではないでしょうか。
    2011年04月11日 14:34
  • 長さん

    まねき猫さん、コメントありがとうございます。
    Wikipediaからの引用を省略しましたが、「シキミの実は植物としては唯一、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている」とあります。
    トウシキミと実の形がそっくりだそうですね。トウシキミは中華料理に利用されるほか、タミフルの原料にもなっているそうです。
    2011年04月11日 14:40
  • 長さん

    Tatehikoさん、コメントありがとうございます。
    シキミは西日本では仏事に使われることが多いので、皆さんご存知のようですね。花が咲くのは今の時期だけですから、名前と花が一致しないのかもしれません。
    しかし、有毒というのは教えれれているのでしょうか?
    2011年04月11日 14:44
  • ケン坊

    シキミと言うんですか。変わった花だと思いますが毒物&劇物取締法の対象だなんて知りませんでした。
    こんな物騒な植物だったなんて...へぇ~薬の原料にもなるんですか? 似た花は見てますが多分違うでしょうね。注意してみて見ます。
    2011年04月11日 19:46
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    関東ではほとんど自生していないそうですから、安心だと思います。
    薬の原料になるのは、別種のトウキシミの方で、キシミの方は猛毒ですから、栽培種といえども注意が必要ですね。
    2011年04月11日 20:15
  • あいべん

    木の名、花の名を何も分からず
    只、撮影している事が恥ずかしい。
    学名、分布まで調べての撮影に
    タダタダ脱帽いたします。
    2011年04月11日 21:35
  • eiji

    樹木に咲く花では渋くて好きな花です。
    先日行った山ではじめて見ました。
    近くでは1週間もすればジロウボエンゴサク、ユキモチソウが咲きます。
    2011年04月11日 21:44
  • 小梨

    私も今日お寺でシキミの花を見つけました。 関東ではお墓にシキミというのは一般的ではないですね。
    2011年04月11日 22:36
  • 長さん

    あいべんさん、コメントありがとうございます。
    花をたくさん撮っていると、自然に花の名前を覚えたくなるものです。私の場合は、覚えるそばから忘れてしまうのが難点です。ですから、備忘録も兼ねているんです。
    2011年04月11日 22:40
  • 長さん

    eijiさん、コメントありがとうございます。
    シキミは四国ではおなじみの花のようですね。ジロボウエンゴサク、ユキモチソウにも出会ってみたいです。
    2011年04月11日 22:43
  • 長さん

    小梨さん、コメントありがとうございます。
    関東ではシキミはあまり見られないようですね。シキミをお墓に植えた人は西日本出身の方でしょうか。
    2011年04月11日 22:45

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