Wikipediaによると、「日本では本州中部以南、四国、九州、琉球に分布し、中国にも分布する」とあり、関東で見るのは困難だと思っていましたが、まさか、おじいちゃんのブログを見たその日(4月7日)に、近所でシキミの花に出会えるとは思ってもいませんでした。
早速、デジイチを担いで写真を撮ってきました。
シキミ(樒、櫁、梻 Illicium anisatum)はシキミ科の常緑高木である。かつてはモクレン科に分類されていた。有毒。仏事に用いるため寺院に植栽される。
地方によりシキビ、ハナノキ(カエデ科にも別にハナノキがある)、ハナシバなどともいう。 学名にはリンネが命名したIllicium anisatum L.と、シーボルトが命名したI. religiosum Sieb. et Zucc.("religiosum"は「宗教的な」という意味)が存在するが、リンネのものが有効となっている。
植物体全体にアニサチンなどの有毒物質を含み、特に果実に多く、食べれば死亡する可能性がある程度に有毒である。 (以上、Wikipediaより抜粋)
この記事へのコメント
信徳
長さん
関東では珍しいことだと思います。関東にまで分布してきたというより、このお宅の趣味なり、信条なりで植えたのではないでしょうか。
寿々木
長さん
こういうちょっと距離がある花をアップで撮るにはデジイチのズームが欠かせません。
shuuter
地味なくらい花だと思いましたが。
目黒のおじいちゃん
たかようじ
その後、御近所を 一周すると あちこちに
シキミの花が 美しく 咲いているのに
驚きました。これほど 華やかに咲くことは
珍しいとの事との お話でした。
まねき猫
トウシキミの実は、八角として中華料理に大活躍なのに、ちょっとの違いで大違いですね。
Tatehiko
ここで花を見せていただいて、あっちこっちによくみかけていて、何の花かと調べてみたいと思っていたもののことだと気付いた次第です。
長さん
ネット情報では、シキミの花径は25~30mmとありますが、これは50mmほどあったように記憶しています。多分、栽培種だろと思います。
長さん
記事のカコミにもWikipediaの引用を載せておきましたが、地方により呼び方が随分違うようですね。山口県でもハナシバがメジャーだとか。ハナシバは花柴の字を当てるようです。
長さん
西日本には自生しているので、良く目にするようですね。多分、花期が短いのではないでしょうか。
長さん
Wikipediaからの引用を省略しましたが、「シキミの実は植物としては唯一、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている」とあります。
トウシキミと実の形がそっくりだそうですね。トウシキミは中華料理に利用されるほか、タミフルの原料にもなっているそうです。
長さん
シキミは西日本では仏事に使われることが多いので、皆さんご存知のようですね。花が咲くのは今の時期だけですから、名前と花が一致しないのかもしれません。
しかし、有毒というのは教えれれているのでしょうか?
ケン坊
こんな物騒な植物だったなんて...へぇ~薬の原料にもなるんですか? 似た花は見てますが多分違うでしょうね。注意してみて見ます。
長さん
関東ではほとんど自生していないそうですから、安心だと思います。
薬の原料になるのは、別種のトウキシミの方で、キシミの方は猛毒ですから、栽培種といえども注意が必要ですね。
あいべん
只、撮影している事が恥ずかしい。
学名、分布まで調べての撮影に
タダタダ脱帽いたします。
eiji
先日行った山ではじめて見ました。
近くでは1週間もすればジロウボエンゴサク、ユキモチソウが咲きます。
小梨
長さん
花をたくさん撮っていると、自然に花の名前を覚えたくなるものです。私の場合は、覚えるそばから忘れてしまうのが難点です。ですから、備忘録も兼ねているんです。
長さん
シキミは四国ではおなじみの花のようですね。ジロボウエンゴサク、ユキモチソウにも出会ってみたいです。
長さん
関東ではシキミはあまり見られないようですね。シキミをお墓に植えた人は西日本出身の方でしょうか。