ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)は山地に生える落葉低木でスイカズラ科スイカズラ属です。
筑波実験植物園のHPから引用
ウグイスカグラとよく似ているが違いは枝や葉、花冠、実(液果)など全身に短毛が密生していることです。花冠はウグイスカグラよりやや大きく、花色はやや薄いようですが、これは短毛のせいかもしれません。実はウグイスカグラと同じ味です。自生場所はウグイスカグラよりやや標高の高いところの林中にあります。(中野好基)
キボウホウヒルムシロが咲いていた小さな池の畔でみたツワブキの綿毛です。黄土色の綿毛の先に付いている焦げ茶色のものは花弁が枯れ残ったものらしいです。
こちらはコウヤボウキの綿毛です。水生植物温室の近くで見つけました。この細い枝を集めて箒の材料としたんですね。高野箒、キク科コウヤボウキ属の落葉小低木。
中庭のベンチ脇に植えてあるアセビ(ツツジ科アセビ属)は樹高2mをはるかに越しますが、一部が開花していました。
2月25日撮影。
次回から温室の花を紹介します。
この記事へのコメント
ポン太
見る花です。珍しい花ですね。
花の咲いた後に出来る綿毛、これも
よく見るととてもきれいですね。
なかなかうまく写真に撮れませんが、、
そろそろアセビ咲いていますね。
私も昨日写真撮りました。
奈良公園に「囁きの小道」といって
アセビの花の名所があります。
長さん
ウグイスカグラのほうはご覧になったことがあるのではないでしょうか。
こんな綿毛を作って、風に種子を運んでもらうんですね。
奈良公園のささやきの小径ですか、草花が何かささやいてくれるようですね。
寿々木
長さん
グイスカグラの名の由来は、鶯がこの花や実をついばむ姿が神楽を踊っているように見えるためとのことです。
当地ではウグイスの姿どころか鳴き声も聞いたことがありません。
目黒のおじいちゃん
庭花
shuuter
全体に薄い毛が生えているのですね。山奥に生える感じですね。
色もウグイスカグラと少し異なるようですね。
たかようじ
初めて知りました。今度はミヤマウグイスカグラ。
こうなると もう お手上げです。でも 名前の
由来など 何やら 楽しそうなので、 興味が
湧いてきました。 ありがとうございます。
ケン坊
栃木の里山とか低山にはあるのかな? ちょっとネットで調べてみたら残念ながら栃木では無理のようです。
長さん
ミヤマウグイスカグラの花径は1cm位だったでしょうか、2輪しか咲いておらず、何枚も撮ったのですが、まともに見られるのはこの1枚だけでした。
深山と付くので、花や葉の毛は寒さ対策でしょうね。何と、果実にも毛が生えているそうです。
長さん
植物園のHPによると、日本固有の項に○としてありました。色は多少派手ですが、素朴な雰囲気ですね。
長さん
ウグイスカグラとの違いは、やはり、全体に毛が生えていることだそうです。ウグイスカグラよりピンクが住めなような気もしますが、個体差があるようです。
長さん
ウグイスカグラとミヤマウグイスカグラのほかに、ヤマウグイスカグラ(山鶯神楽)というのもあるそうですから、こんがらがりますね。
長さん
ミヤマウグイスカグラは、「本州から四国・九州のおもに日本海側に分布」としてありましたから、栃木では無理かも知れませんね。
山鶯神楽という種類もあって、三毳山で撮ったという写真がネットに出ていましたよ。こちらの方は‘まばら'に毛が生えるとのことです。
なおさん
3月になると、ウグイスの初鳴きも楽しみですね。
花ちゃん
ミヤマウグイスカグラのピンク色の可愛いお花ですね。
今日はとても良い天気でしたので、3月6日(日曜日)につくば植物園に行く予定を変更して、今日つくば植物園に行って来ました。フクジュカイ(福寿海)、セツブンソウ(節分草)がたくさん綺麗に花が咲いてるのを見る事が出来ました。セツブンソウの花の絵を描いてる人や写真を撮る人が何人もいて、お花のお話をしながら楽しく見る事が出来ました。フクジュカイの側にユキワリイチゲの薄紫色の花も咲き始めておりました。長さんに教えて頂き優しいお花を見ることができました。本当に有り難う御座いました(^J^)。
長さん
武蔵丘陵森林公園でもミヤマウグイスカグラを見ることが出来ますか。調べたところ、ミヤマウグイスカグラが一番毛が多く、ウグイスカグラは無毛、その中間がヤマウグイスカグラで、まばらに毛が生えているとのことでした。しかし、花を正面から見たら見分けが付くかどうか分かりませんよね。
長さん
つくば植物園に行って来られましたか。天気が良くて、絶好の撮影日和でしたね。
ユキワリイチゲまでご覧になれたとは、とてもラッキーでしたね。いずれ、<花日記>に登場しますね。楽しみです。