フッキソウは草ではなく、木本(ツゲ科フッキソウ属の常緑低木)です。右下の写真はフラッシュ撮影です。
花はとても変わっています。写真は全部が雄花で、雌花は観察できませんでした。雌雄ともに花弁がなく、4枚の萼片の中からしべが伸びます。雄花のしべは4裂し、先端に茶色い葯が付いています(まれに、3烈や5烈が見られた)。雌花は雄花の下部につくそうで、花柱の先端が2裂するそうです。
この雄花は開花したばかりのようで、しべの先端がまだ開いていないものがあります。
フッキソウは漢字で富貴草と書き、縁起のよい花とされています。当て字ですが、今回は敢えて「復帰草」と書いて、被災地の皆さんに捧げたいと思います。
目黒のおじいちゃんもフッキソウを投稿されていましたね(こちら)。
今回からコメント欄を再開しました。これまで、たくさんのブログ気持玉をありがとうございました。
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
TBありがとうございました。閉鎖していましたので開けました。
寿々木
信徳
長さん
すべてを無くしてしまった被災者へ思いを馳せて当て字を考えてみました。
長さん
低木と言っても丈はたいしたことはないようですから、下植えなんかには最適な常緑木本ですね。
長さん
指先を切った手袋から指が出ているようにも見えますね。面白い例えです。
shuuter
木本ですね。ツゲ科ですか、探してみたいです。
長さん
フッキソウは北海道から九州の林の中に生えるそうです。見つかるといいですね。
たかようじ
面白い形態の 花ですね。
身近に あっても 知らない花が 多く、後で
”これだ!”って わかるのも 楽しみの一つ
と 強がっています。(笑)
ケン坊
久し振りに長さんのブログにコメです。
原発被害がこんなになるとは予想せずに、ケン坊は
早々に開局してしまい...反省してます。
さすがは長さんです。
被災者への配慮で2週間も閉じていたんですね。
またよろしくお願いします。
長さん
フッキソウはスーパーの園芸コーナーでもあまり見かけませんが、縁起の良い名前ですから栽培している人も多いのではないでしょうか。
私が最初に見たのは、武蔵丘陵森林公園だったと思います。市街地に植えてあったなんて、ちょっとビックリです。
長さん
被災者への配慮もあったのですが、予想以上の災害の上、原発問題も絡み、何となくコメント欄を再開するタイミングを失してしまったのです。今回フッキソウに「復帰」を願って投稿したのを機に再開することにしました。
nobara
復帰草ですね~
ほんとにほんとぉ~にそうなって欲しい。
真珠のような白い実はご覧になった事がありますか?今度はそれを見つけてみて下さい。富貴の由縁が何となくわかるような気がします。
私も今日、献血、震災の後やっと出来ました。
やれる事をやっていく、それも大事かな…と。
長さん
被災地では早く復興して欲しいですね。そのためにも、私達ができることをするように心がけたいです。
フッキソウの生えている場所が分かったので、実がなる頃見に行ってみましょう。