中央に見えているのがピナンガヤシ(ヤシ科ピナンガ属)です。
原産はアンダマン諸島~ジャワ島にかけて。別名キュールヤシ、クールヤシ。葉が落ちた後が竹の節のように見えます。左下の写真はピナンガヤシの花穂で、赤い部分につぼみが出てきて花が咲くようです。その上の部分が右下の写真ですが、青い実が出来ています。やがて、紫紅色に熟すそうです。
下の写真は、ネフティティス・ポイソニー(サトイモ科ネフティティス属)の果実です。細長いお皿のような苞の上に花が咲き、果実になるようです。熟すと橙色になるようです。原産は熱帯アフリカ。
こちらはガガイモ科のホヤの仲間です。種名不詳だそうです。原産はバヌアツ。ホヤの仲間は変わった花が多いですが、この花は蝋細工のようです。
2月25日、つくば植物園の熱帯雨林温室にて。
この記事へのコメント
寿々木
たかようじ
ちょこんとではなく、こんもりと、転げ落ちそうに
鎮座ましましている 実の様子が 面白い。
緑色の実が熟して 艶やかなオレンジ色と なり
美味しそうで、お味は いかがでしょうか?
なんて 馬鹿な 質問 したくなります。(笑)
信徳
長さん
竹が展示してあるのかと思って近づいたら、ビナンガヤシでした。石垣島あたりでは植えられていても不思議ではありませんね。
長さん
サトイモ科の花や果実は面白いものがありますね。マムシグサもこの仲間なんですが、その果実をご覧になったことはありませんか。
長さん
間違えてビナンガヤシと書いてしまいましたが、正確にはピナンガヤシ(Pinanga kuhlii)でした。
台湾にはピンロウというヤシが多いそうで、この実を嗜好品として噛む習慣があるらしいですね。ネット情報によると、ピナンガヤシはこれの代用品とすると書いてありました。
ポン太
茎から出た花穂も花の後の実も面白いですね。
ネフティティスポイソニー、お皿にかわいい
実がたくさんのっていますね。
日本の花でも葉の上に花が咲くのがあった
ように思いますが忘れました。
ホヤの仲間というと海にいるホヤを思いました。
珍しいものばかりですね。
nobara
信州に居る時原チャで走ってる時飛ばした紛失したペンダントを思い出します。凄く気に入っていたので30年以上経ってるのに未練がましいです(^^;)同じようなのを探せないでいます。ホヤの仲間はサクラランを質素にしたような感じがしました。面白いですね~(^-^)
shizuo
あったんですね~、他にもこのように。
珍しいです、熱帯植物ピナンガヤシ。
そしてこの足、あっ違うかな。
まるでタコの足ですね~。
先日出掛けた梅の花の東山。
ここにも立派な温室が。
ヤシ、シダ、ブーゲンビレア、ハイビスカス、柱サボテン…。
観てて思いました、長さんならどんな風に観察するのかなって^^。
長さん
茎だけ見ると竹みたいなヤシ、お皿に乗った丸い実、面白いですね。葉の上に花が咲き、実がなる植物はハナイカダというミズキ科の植物で、一度だけ見たことがあります。
ホヤといえば、海のホヤも果物を連想させますね。
長さん
紛失したペンダントがネフティティス・ポイソニーの実に似ていましたか。
ホヤの仲間、確かにサクラランに似ています。あれもホヤの仲間でしたね。
長さん
ビナンガヤシの花穂は、確かにタコというか、イカの足のようですね。
名古屋市にある東山動植物園の温室もかなり広く、多くの種類の植物が展示されているそうですね。寿々木さんのブログでいつも拝見しているので、大変身近に感じています。
shuuter
ポン太
長さんの所も被害が大きかったのではありませんか?
まだまだ余震もあるようです。充分気をつけてください。
長さん
椰子の実と言えば、海岸に流れ着くような大きな実を想像しますよね。これは小さなどんぐり程度の実でした。
長さん
当地は震度5弱だそうですが、当面、たいした被害はありません。今、状況をブログにアップしたところです。
ケン坊
確かに蝋細工にも見えます。
いまテレビは何処を掛けても地震ばかりです。
おぉ~ また余震が...ビックリです!
今夜はおとなしくなってくれれば良いんですが。
長さん
ホヤの花の写真、もっと大きくすればよかったですかね(もっとも、クリックしてもらえれば大きくなりますが)。半透明の花弁の感じが蝋細工のように見えました。
地震に関しては、次の記事にて。
なおさん
ホヤの類もいろいろですが、面白い形で楽しいですね。