第65回JOGA洋らん展…その1(特別出品)

 1月28日、東京国際フォーラムで開かれた第65回JOGA洋らん展を見に行ってきました(1月30日で終了しました)。昨年の会場で住所・氏名を登録したら案内状が送られてきたのです。
画像 JOGAは日本洋蘭農業協同組合(JAPAN ORCHID GROWERS ASSOCIATION)の略で、ジェーオージーエーと読んでくださいとのことです。
 昨年より会場が狭く、所狭しと陳列されていました。多分そうだろうと思って、デジイチではなくコンデジを持参しました。
 出品作の一部を何回かに分けて紹介したいと思いますが、今回は特別出品から。
 一応、敬意を表して、宮内庁の出品です。洋ランが2種と、なぜか壺が…。尾張・瑠璃釉・宝尽貼花文巾着盆と説明がありました。
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 左側の洋ランは、シンビジウム・ペパーミント(Cymbidium Peppermint)、右側の黄色い洋ランは、パフィオペディルム・ズイリュウ(Paphiopedilum Moreton Bay 'Shigedonia' FCC/JOS)です。水戸徳川家でもズイリュウが愛されていたそうです。
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 宮内省の出品作の裏側は、新宿御苑の特別出品です。
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 上の写真の左側の洋ランは、パフィオペディルム・ペルセウス(Paphiopedilum Perseus)、右側の洋ランは、パフィオペディルム・ヒカリ(Paphiopedilum Hikari)です。
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 同じく、左側奥にある小さな洋ランはセロジネ・スペキオサ(Coelogyne sp.)、中央奥の洋ランは、シンビジウム・水の丸‘サマークイーン’(Cymbidium Summer Queen 'Mizunomaru')です。
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 いずれも見事な洋ランでした。

この記事へのコメント

  • 菜の花

    日本洋蘭農業協同組合ですか。世界らん展でも大活躍の組合ですね。聞いた名前なので昨年の東京ドームの画像を引っ張り出してみましたら、ディスプレイ審査部門のオープンクラスで優秀賞でした。素晴らしい作品でした。独自にも展示会をされているのですね。さすがです。
     こういう展示会の作品と重ねると、ドームに飾られた作品がより輝きますね。(逆もあり。)

     群馬県の蘭の栽培家の方の作品展をららん藤岡で見た事があります。やはり何度か見かけるとより親しみが湧きます。

     新宿御苑も独自の品種を作り出す程の技量ですから作品も楽しみですね。宮内庁は新宿御苑とは親戚?ですね。

     手前の真ん中の小さいのがセロジネ・スペキオサ?
     前から2番目の左は何でしょうか?
    2011年02月03日 08:54
  • たかようじ

    「 洋ラン展 」本当に ごちゃごちゃと した 
    陳列に見えますね。 丹精込めた、作品だけに、
    花の 美しさ、華やかさが 引き立つ 工夫が
    欲しいですね。 もったいない気が します。
    ズイリュウ 初めてです。 不思議な 魅力が
    ある 蘭ですね。
    2011年02月03日 09:04
  • 長さん

    菜の花さん、コメントありがとうございます。
    洋ランにお詳しいようですね。JOGAは世界らん展にも出品されているんですね。今回の展示会には、世界らん展で日本大賞を受賞された斎藤正博先生も出品されていました。
    会場でもらったJOGAの機関誌にイベント情報が載っているんですが、ららん藤岡では今年3月11日~21日だそうです。
    セロジネ・スペキオサの位置を書き間違えました。ご指摘ありがとうございました。
    2011年02月03日 09:53
  • 長さん

    たかようじさん、コメントありがとうございます。
    この洋らん展は、会員業者の直販会も兼ねているので、展示スペースにも影響が出ているようです。
    ズイリュウはしっかりした大きな花で見応えがありますね。
    2011年02月03日 09:58
  • 寿々木

    蘭展にいらっしゃいか、これが終わると、海洋博記念公園で国際蘭展が始まります。蘭は綺麗で、見るのはいいですね。
    2011年02月03日 14:08
  • 信徳

    この時期のランは見応えがあります。ラン展も素敵な花を揃えてお客を待っているのですね。植物園もランだけは立派です。
    2011年02月03日 16:52
  • shuuter

    洋蘭展へ行かれましたか。
    下の左 セロジネ・スペキオサは黄色系ですね。
    私 セロジネ・インターメデアを持っております。これは白色です。まだ蕾が5センチぐらいです。
    開花までしばらくかかりそうです。
    2011年02月03日 19:09
  • ポン太

    洋蘭はやはり見ごたえがありますね。華やかです。
    こういう展覧会には宮内庁も出品するのですね。
    2011年02月03日 21:20
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    2月6日から始まる沖縄国際洋蘭博覧会は国内における国際規模の蘭展としては最も歴史があるそうで、今回で25回目だそうですね。
    2011年02月03日 22:26
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    熱帯の花なのに、蘭展は何故か冬から春にかけてですね。出品する人たちは会期に合わせて咲かせなければならず、大変なようです。こちらは美しいものを見るだけで楽なんですが…。
    2011年02月03日 22:29
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    セロジネ・インターメデアを栽培されておられるのですか。多花性の洋ランですから、開花が楽しみですね。
    2011年02月03日 22:32
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    色とりどりの洋ランとあふれる匂いに酔ってきましたよ。
    宮内庁が特別に出品するのはこの洋らん展だけではないでしょうか。
    2011年02月03日 22:37
  • ケン坊

    ランの世界も奥が深く幅も広いですね。(こんな表現あるの?)
    宮内庁が出展するってことに驚きました。省や庁もこんなことやっているんですね?
    ケン坊は世間知らずで恥ずかしいですね。でも、今時、省庁にそんなコトをやっている余裕があるんですかね。
    でも見事なランですが...。
    代々受け継がれた見事な”蘭”を出展することで、この洋蘭展に”花”を添えたのでしょうね。
    2011年02月03日 22:57
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    洋ランは原種も多く、それを基にした園芸種、更に園芸種同士を掛け合わせたもの、…と膨大な数があり、未だに新種が作り出されています。仰る通り、幅が広く奥が深いですね。
    宮内庁はJOGAに請われて出品しているのではないでしょうか。元首級の国賓を招く皇居の宮殿には多分見事な洋ランが飾られているのではないかと思いますよ。
    2011年02月03日 23:17
  • なおさん 

    国際フォーラムの会場に、所せましとランの花がひしめきあっていましたか。色とりどりの花に囲まれて、目がランランと輝き、気分もランラン?となってしまわれたことでしょう。
     ランの品種は数え切れないくらい多いですよね。業者さんの展示会ということで、見事なものばかりだったことでしょう。宮内庁の特別出品というのもいいですね。
    2011年02月04日 05:04
  • 目黒のおじいちゃん

    宮内庁が出品していましたか。第一回世界らん展のとき
    コクラン(黒蘭)を展示していたのを鮮明に記憶しています。鉢もすばらしいですが国民にしっかり見せてもらいたいものですね。新宿御苑は温室が長い間工事中ですが公開が待たれます。春に先駆けていい企画ですよね。
    2011年02月04日 06:47
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    そうです、見事なランを目の前にして、私たちは気分ランランでしたが、皆さん、目がランランでしたよ。農業協同組合の主催ですが、一般の方も出品しているようでした。
    2011年02月04日 08:13
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    宮内庁の所有しているランは、ある意味国の財産でもあるのですから、こうした機会に見てもらうのは良いことだと思いますね。
    新宿御苑の温室、23年度の完成が待たれますね。
    2011年02月04日 08:17

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