舌を噛みそう(大船植物園…その11)

 2月9日に訪れた神奈川県立フラワーセンター大船植物園の観賞温室で見た花たちです。
 植物園でしか見られないような植物で、和名がないので、全く馴染めない植物名です。舌を噛みそうな名前なので、声を出して読まないほうがよろしいかと…。
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 赤い苞の間から花を咲かせているのはメガスケパスマ・エリトロクラミスです。
 キツネノマゴ科(メガスケパスマ属)の常緑小低木で、原産はベネズエラ。一属一種です。別名ブラジリアン・レッド・クローク。クロークとは、英語でマント(外套)のことで、赤い苞をブラジル人の外套に例えたのだそうです。
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 これもキツネノマゴ科(アフェランドラ属)の常緑小低木で、アフェランドラ・シンクラリアナです。原産は中央アメリカ。橙色の丸っこい苞の間からピンクの花が咲くのがユニークです。
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 直立した花茎に、小さなピンクの花を咲かせているのは、オドントネマ・カリスタキウムです。
 これも キツネノマゴ科(オドントネマ属)の常緑小低木で、原産はメキシコから中央アメリカ。ハチドリが好むそうです。

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 同じオドントネマ属の花を夢の島熱帯植物館で見たことがあります。オドントネマ・ストリクツムですが、同じ属でもかなり印象が違う花でした。(こちら

この記事へのコメント

  • なおさん

    あたたかい温室では、珍しい色とりどりの花が楽しめますね。
     あまり聞き慣れない名前の花は、早口でしゃべる練習に好さそう?ですが、覚えるにはタイヘンですよね。
     ブラジル人の外套とはユニークですね。
    2011年02月23日 04:40
  • 行き当たりばったり

    おはようございます。素敵なお花ばかりですが、覚えられない名前をもったお花たちですね。どうなんでしょう?これらに和名をつけるという作業は、もうしないのでしょうか。海外からのお花の数が多くて、作業ができないのか、それとも何か規則があってできないのか--。でも、もし、つけたとしても、イメ-ジがピッタリするかどうか?--。
    2011年02月23日 07:07
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    キツネノマゴ科の植物は花のバラエティが豊富で楽しめますね。温かいところでしか育たない花は日本人には馴染みがなく、流通もしていないせいか和名を付ける人がいないようです。従って、学名のままカタカナにしているのでしょうが、覚えるのは無理ですね。
    2011年02月23日 08:03
  • 長さん

    行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    学名そのままというのは、日本人には馴染めませんね。見る分には楽しめて良いですが、植物園の温室でもないと育てられないのでしょうね。従って、一般に流通しないと和名を付けないのだと思います、
    2011年02月23日 08:07
  • たかようじ

    ほお、美しい! ほお、珍しい! と 感嘆
    しきりの花々ですね。 眺めるのは愉快です。
    ブラジリアン・レッド・クロークなんて 
    名前も 花姿も ユニークですし、
    シンクラリアナの オレンジから ピンクの
    花なんて 発想が 奇抜で 楽しめます。
    2011年02月23日 08:56
  • ポン太

    珍しい花ばかりですね。
    黙読はできません。声に出してみないと読めません。
    しっかり読んでやっと名前が分かりますが、とても
    覚えられません。
    温室には華やかで楽しい花がたくさんあるのですね。
    2011年02月23日 09:17
  • 寿々木

    色は違いますが、シロエビソウに似た姿ですね。
    2011年02月23日 17:07
  • shizuo

    でも敢えてチャレンジ!
    「メガス…、スパ、スケバスマ」。
    ゆっくりもう一度、
    「メ・ガ・ス・ケ・パ・ス・マ・エ・リ・ト・ロ・クラミス」。
    長さん、言えた~^^♪
    舌を噛む寸前でした。

    それにしても、キツネノマゴ科。
    あるんですね、このような科目も。
    2011年02月23日 18:23
  • 長さん

    たかようじさん、コメントありがとうございます。
    キツネノマゴ科の花は変化があって楽しめますね。ブラジル人はこんなハデハデのコートを着ていたんでしょうか。日本人のイメージとはかなり感覚が違いますね。
    アフェランドラ・シンクラリアナは花の咲く前の苞だけの姿のほうが優しい感じです。
    2011年02月23日 20:48
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    この植物園は温室ならではの花が多く、撮影も楽しかったですよ。それにしても、花の学名というのはラテン語ですから、日本人には馴染めませんね。
    2011年02月23日 20:50
  • ケン坊

    ホントだ。文字を見てても言えませんね。
    赤い苞の間から花? この白いのが花なんですか?
    赤いのが花かと思っちゃいました。
    これは面白い花ですね。というより珍しいです。
    2011年02月23日 20:53
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    シロエビソウ(パキスタキス)と良く似ていますね。同じキツネノマゴ科の花でしたね。
    2011年02月23日 20:54
  • 長さん

    shizuoさん、コメントありがとうございます。
    声を出して読んでみましたか。この後も舌を噛みそうな名前が出てきますから、止めておいたほうが良いと思いますよ(笑)。
    2011年02月23日 20:59
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    コエビソウはご存じだと思いますが、あれも苞の間から花が咲きますね。キツネノマゴ科の植物にはこんな咲き方のものが多いんですよ。苞も花も両方楽しめますね。
    2011年02月23日 21:03
  • shuuter

    和名のない花はむしろカタカナより英字で覚えるほうがいいですね。花を眺めてるだけが無難です。
    2011年02月23日 21:35
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    英名のない花もあり、流通していない花の名前は覚えないで、眺めるだけのほうが無難かもしれませんね。
    2011年02月23日 22:22
  • nobara

    私もパキスタキスと同じような作りかなと感じました。
    同じような仲間なんでしょうね~
    覚えようとするとなかなか反応してくれません(^^;)
    キツネに化かされたようですワ。
    2011年02月24日 15:45
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    同じキツネノマゴ科のパキスタキスもこんな構造で花が咲きますね。近い親戚なんでしょうね。
    学名で植物の名を覚えるのは専門家にお任せしましょう(笑)。
    2011年02月24日 17:17
  • ミキ

    ほんとうに舌を噛みそうな名前ですが、
    花の色がきれいですね。どの花も…
    ブラジルでも外套を着るのですね(@_@)
    2011年02月24日 22:36
  • 長さん

    ミキさん、コメントありがとうございます。
    植物の学名って難しい物が多いですよね。ラテン語だからよけい難しいです。
    温かいというか暑いブラジルで赤いマントというのはイメージが湧きませんね。でも、調べてみたら、ブラジル南部は欧米の気候と似ており、霜が降りたり、冬に気温が零下になることがあるのだそうです。
    2011年02月24日 22:51
  • 小梨

    キツネノマゴ科の植物がいっぱい。 だけど本家とはちっとも似ていませんね。
    2011年02月24日 23:31
  • 長さん

    小梨さん、コメントありがとうございます。
    あの2弁のキツネノマゴとはちっとも似ていない咲き方ですね。でも、赤や橙の苞から顔を出している花は2弁なんですよ。
    2011年02月25日 08:02
  • バク

    短い名前でお願いします
    覚えられません
    覚えたい?
    2011年02月25日 19:29
  • 長さん

    バクさん、コメントありがとうございます。学名が長たらしいのは覚えるのが大変ですね。でも、私たち素人は覚えなくてもいいのでしょうね。
    2011年02月25日 22:36

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