白い小さな5弁の花はセイロンマツリです。文字通り、スリランカのマツリカ(ジャスミン)という意味です。マツリカはモクセイ科ソケイ属ですが、これはイソマツ科プルンバゴ(ルリマツリ)属なので、ジャスミンにンいている花ということでしょうね。熱帯地方に分布している半つる性低木です。萼の部分に腺毛が生えているのが面白いです。この写真の品種は花弁が細いですが、丸いタイプもあるそうです。
タチハナアナナスはパイナップル科チランジア属の常緑多年草です。扁平な花穂でピンクの苞の間から3弁の花が咲きますが、色のコントラストが美しいです。
長いつるに赤い萼に包まれた緑色の実がなっています。クラリンドウ(クマツヅラ科・クレロデンドルム属)の実だそうです。ハクチョウソウ(ガウラ)に似た白い5弁花が咲くそうですが、花の実物を見たことはありません。
この記事へのコメント
なおさん
チランジアの類は観葉としてもよく見かけますが、花も面白いですね。
クラリンドウの実もクサギの実に似て面白いですね。カリガネソウの実はこんな風にはならないので、こちらの実なら、実だけ見ても楽しいですね。
長さん
セイロンマツリはルリマツリの親戚なんですが、萼に繊毛があるのが面白いですね。
曇り空で光が足りず、タチハナアナナスの花色が冴えません。フラッシュを使うと色が飛んでしまいますし…。
クラリンドウの実は色のコントラストと、蔓に繋がっている様子が面白いです。
寿々木
長さん
ハナアナナスとタチハナアナナス、どちらも同じ チランジア・キアネアの別名のようですね。
ポン太
タチハナアナナス、花穂は見たことありますが
咲いているのは始めて見ました。
たかようじ
すっきり 凛々しい 美しい 白の花、なのに
花柄は 棘状の毛が トゲトゲと オナモミの
ようで、 やっぱり 熱帯の花 なのだと
妙に 感心して 面白い。
長さん
セイロンマツリはルリマツリの親戚ですが、ずっと小さい花です。
タチハナアナナスは苞から変色しますから、花が咲いていなくても鑑賞に耐えますね。
長さん
セイロンマツリは白くて優しげな花です。小さな腺毛ですから、痛くはありませんよ。古くから薬草として用いられており、鎮痛、消炎、解毒に効果があるそうです。
ケン坊
茎から這い上がる虫から、花を守るための絨毛なんでしょうか。いろいろ想像させる絨毛です。面白いですね。
行き当たりばったり
shuuter
面白いです。
小梨
長さん
セイロンマツリの腺毛を襟足と見ましたか。長い首を隠すために毛糸のネックウォーマーをしているようにも見えますね。しかし、何のための腺毛なんでしょうね。
腺毛の先から粘液が分泌しており、種子の散布の際に利用されるという説があります。
長さん
温室に展示された植物は珍しいものが多いですね。個人のお宅でこれらの植物を栽培するのは、余程の知識と環境が必要でしょうね。やはり、鑑賞するだけにしたほうが良いようです。
長さん
熱帯の花はカラフルなものが多いですから、セイロンマツリの白花は目立ちます。でも小さい花ですから清楚な感じがしますね。
長さん
萼が赤で実が緑という配色は、クサギも同じですね。mクラリンドウは縦に垂れ下がった弦に次々となる様子が面白いです。